書籍 『シンギュラリティはより近く:人類がAIと融合するとき』 2025/03/10Posted inAI, 科学, 読書 最近、「AIが人間の知能を超える日」がいよいよ近づいているという話を耳にすることが増えました。 SF映画のようでどこか現実感の薄いこの話題ですが、実際のところどうなのでしょうか。 AI研究の第一人者であるレイ・カ…
古代エジプトの壺に隠されたサイケデリックな秘密 2024/11/28Posted in文献, 日常, 科学 このブログで「古代エジプト」の話題を扱う機会はあまりないのですが、手当たり次第に読み漁っていると、たまに興味を引きつける文献にぶち当たります。 とにかく「古代エジプトの謎」は、常に研究者たちの興味を引きつけているので…
月は地球の鏡となる 2024/10/23Posted in文献, 新型コロナ, 科学 2020年、私たちは思いもよらない日常の変化に直面しました。 COVID-19のパンデミックは、都市を封鎖し、人々の活動を一時的に停止させました。 工場は止まり、交通量も減少。 この結果、大気中の汚染物質や温室効果ガ…
熱帯低気圧の急速な発達 2024/10/12Posted in台風, 文献, 科学 10月になりましたが、まだ台風シーズンは終わりを迎えていません。 沖縄近海で台風が発生し、それが短期間で大型で強力な台風に成長することを何度も経験していますし、油断はできません。 これは沖縄だけの話ではなく、世界…
トップアスリートの認知能力は優れている 2024/09/21Posted in日常, 科学 大谷翔平選手の活躍が、連日のように飛び込んできます。 昨日は前人未踏の51HR-51盗塁達成のニュースでにぎわっていました。 私たち一般人には、もちろんトップアスリートが「特別な才能を持つ存在」として映ります。 …
イグノーベル賞授賞式の季節 2024/09/19Posted inイグノーベル賞, 科学 今年もイグノーベル賞授賞式の季節になりました。 イグノーベル賞は、科学のユニークで時に奇抜な側面を称える賞として、1991年に創設されました。 この賞の目的は、「人々を笑わせ、そして考えさせる」ことを通して科学や技術…
星空をながめる環境は畏敬の念と天文学への関心を高める 2024/08/23Posted in文献, 科学 夜空の星々を見上げるとき、ヒトは何を感じるでしょうか? 夜空に輝く無数の星々は、宇宙の神秘を感じさせ、時に私たちを畏敬の念に包むものです。 しかし、光害と呼ばれる人工光によって、夜空の星々を見る機会が減少しています。…
400年間で最高の海水温が世界のサンゴを危機に 2024/08/20Posted in文献, 生物, 科学 グレート バリア リーフはオーストラリア北東部のクイーンズランド沖にあり、世界最大のサンゴ礁地帯です。 その広さは日本の国土とほぼ同じで、約2,300キロにわたる美しいサンゴ礁が広がっています。 この自然の奇跡は、1…
体の分子は44歳と60歳に大きく変わる 2024/08/19Posted in文献, 科学 私たちが年齢を重ねると、体の中ではどんな変化が起こるのでしょうか? 最新の研究によると、加齢による分子レベルでの変化は、直線的な下降線ではないようです。 顕著に変化してしまう時期が2回あり、特に44歳と60歳前後に現…
デジタルツインを診察する時代へ 2024/08/13Posted in文献, 科学 デジタル技術の進歩は、とにかくスピードが速くて、正直ついていけていないのですが、医療分野においても同様な変化が起こっています。 例えば、その技術で全身の血管の中を「見通す」ことができる時代が到来しています。 この分野…
「公平性」とは何かをつきつめるサイエンス 2024/07/06Posted in文献, 科学 コンピューターサイエンスの分野の記事を、時々斜め読みするのですが、私のような文系の人間には何かと哲学と結びつけたくなるというのは、よくありがちなのではないかと思います。 特に、「アルゴリズムの公平性」などという単語を…
細胞を急ブレーキで休眠させる 2024/06/18Posted in文献, 科学 生物が過酷な環境に直面すると、ほとんどの生物が一時的に活動を停止し、休眠状態に入ります。 具体例としては、水槽を覆う藍藻(らんそう=シアノバクテリア)は、乾燥状態や高温などの厳しい環境下で休眠状態に入り、条件が改善す…