マラソンの案内状

  先日、第36回NAHAマラソン事務局から参加案内が届きました。 3年ぶりの開催ということもあって、SNS上では参加予定のランナー達がすでに盛り上がっています。 3年前と大きく違うのは、健康チェックシートや当日の体温測…

ポジティブ感情のマインドフルネス

  「今、ここ」のありのままを観察するマインドフルネスでは、その時自分が抱いている感情についてもそのままを味わうことが大切だとされています。 その際に、その感情を評価したりジャッジしたりしないことです。 それは寂しいとか…

「自分が見ると負ける」?

  「自分が見ると負けるんだよなあ」 今日、患者さんとスタッフとの会話がふと耳に入ってしまいました。何を話題にしているのかはすぐにわかることです。 この患者さんと同じ思いを持った人が、今日は日本中にたくさんいるかも知れま…

「今でしょ!」

  「正法眼蔵随聞記」の中にこんな一節があります。   示ニ云ク、仏々祖々、皆本は凡夫なり。凡夫の時は必ず悪業もあり、悪心もあり。鈍もあり、痴もあり。然レども皆改めて知識に従ひ、教行に依りしかば、皆仏祖と成りしなり。 今…

「人は聞き方が9割」

    (はじめに)の文中にある「聞くことで手に入れることができるメリット」のリストが大変興味深いものでした。   1)語彙力が少なくてすむ 2)聞くことは読書と同じ 3)人の感情が読めるようになる 4)相手を不快にさせ…

W杯サッカー応援

  にわかですが、W杯サッカーで盛り上がっています。 ドイツとの試合は、水曜日のオーバーナイト透析の宿直で、ちょうど午後10時からの試合開始だったのでキックオフから観戦することができました。 テレビはありませんが、ネット…

オノマトペ

  今回のブログは、オジサンの戯言(この場合は「ざれごと」と読みます)なので、どうぞスルーしてください。 擬音語や擬態語などのオノマトペは、同じ日本人ならある程度の共通言語として通用すると思っていたのですが、実はちょっと…

「我は咲くなり」

  このブログでは今までたくさんの名言や禅語を紹介してきたのですが、この言葉もとっくに紹介していたものだと思い込んでいました。ところが、まだだったのですね。 武者小路実篤の有名な言葉です。   天与の花を咲かす喜び  共…

「もうけもの」

  明石家さんまさんの「生きているだけで丸儲け」という言葉は、思い込みを捨てるのに大変有効です。 思い込みは、「そうあるべき」で私たちをがんじがらめにしてしまいます。自分の思い通りにいかないのが世の中なのに、たくさん思い…

「蒸発現象」

  トンネルに入る前は、外の日差しで明るい環境です。そんな明るい場所から暗いトンネルに入ると、目の前が真っ暗になります。 逆に、長い暗いトンネルを通り抜けると、周囲の景色が光一面に塗りつぶされてしまいます。目の前の自動車…

「誰か」「何か」

  「夜と霧」の作者ビクトール・フランクルは、こんな言葉をのこしています。   ブーメランは的を外したときにだけ、それを投げた猟師のところに戻ってくる。同様に人間も、自分の使命、なすべきことを見失ったときにだけ、つまり、…

「啐啄同時」

  「啐啄同時」(そったくどうじ)という四字熟語があります。 「啐啄」を辞書で引いてみると、以下のような説明です。(精選版 日本国語大辞典より)   〔名〕(「そつ」は「啐」の慣用音。「啐」は鶏卵が孵化しようとするとき雛…

禅語「無事是貴人」

  禅には「日日是好日」や「無事是貴人」という言葉があります。 「日日是好日」というのは「来る日も来る日も、楽しく平和なよい日が続くこと。一日一日を大切に生きる心構えのこと」です。 「無事是貴人」は「どんな境遇にあっても…

未完のままにする

  私の変なクセで、その時に読んでいる本が面白いと、読み終えてしまうのがもったいなくて、途中で読む速度が遅くなったり、途中でやめてしまうことがあります。 面白くなくて途中でやめるのではないです。面白過ぎて読み進めるのを躊…

「3つのしごと」

  ネットサーフィンしていると「3つのしごと」という言葉にぶつかりました。 「しごと」には、次の3種類があるというお話でした。それぞれの表現は微妙に違いましたがだいたいこんな感じでした。   仕事:ひとのためにはたらき、…

ベイビーステップ

  ゲーテはこんな言葉をのこしています。 「前進をしない人は、後退をしているのだ」 名言リストに載るような言葉ですから、ありがたくいただきつつも「前進しなかったら、現状維持で、後退はしないでしょう」と思っていたのですが、…

カフカ「さびしさが足りない」

    気づかないうちに先入観というか固定観念にとらわれてしまいがちです。とらわれていることさえも本人は気づいてないということもあります。 時々、この本を読み返しているのは、そうした自分の思い込みに気づかせてくれて、狭い…

沼の住人

  仕事をしていない余暇時間をどう過ごすかについては、積極的に世論調査がなされたり、行政側からも「余暇時間を充実させよう」という呼びかけがなされています。 2016年の調査では、独身ビジネスパースンの場合、余暇時間の平均…

五つの束縛と五つのはたらき

  今日はダンマパダ(法句経)(中村元訳)の偈から。   370 五つ(の束縛)を断て。五つ(の束縛)を捨てよ。さらに五つ(のはたらき)を修めよ。五つの執著を超えた修行僧は、<激流を渡った者>とよばれる。   370は、…

体を動かすことのすすめ

  体を動かしている時の感覚は、実際に体で経験している生の感覚です。 これは事前にどんな言葉で否定しても、それを払拭してしまう強いものです。 だから、まず始めてみることです。ところが、こんな答えが返ってきます。 「どうせ…

月食と立冬

  一昨日の夜には気の遠くなるような年月ぶりに月食と惑星食が重なり、沖縄でも月食は肉眼で見ることができました。 月食とはよく言ったもので、影に浸食されていくように月の光が細まっていきました。 光線の弧になったところをスマ…

第19回尚巴志ハーフマラソン大会

  6日(日)に第19回尚巴志ハーフマラソン大会に参加してきました。テレビのどのニュースでも「3年ぶり」という言葉が躍っていた大会です。 私個人としても、ひとりではなく仲間と一緒に参加する大会は、久しぶりでした。 早起き…

サプライズ・プレゼント

  10周年の記念に、スタッフから嬉しいサプライズのプレゼントがありました。   ナマケモノを描いたオリジナルTシャツとバッグです。 以前に私の娘が「ナマケモノ愛」について熱く語るのを、私が記事にして投稿したことがありま…

開院10周年

  先週末の11月5日は、さくだ内科クリニックの開院10周年となる日でした。 10年という年月は先を思えば長く、想像もできませんが、振り返ればその長さもあっという間で過ぎ去っていった気がします。 その日、できるだけ普段と…

禅語「把手共行」

  禅語に「把手共行」(はしゅきょうこう)という言葉があります。 文字通り「手をとって共に行く」という意味です。 大事なポイントは、同じ目線で同じところに立っていくことです。 高いところから手を差し伸べても、相手に届くは…