類語辞典の活用

   少し俳句をかじるようになって、語彙力の乏しさを痛切に感じます。 五感を使って物事を感じ取ろうとする真似事はできます。けれども、それをどう表現したら良いかとなると途方に暮れることが多いです。 日常でとにかく「すごい」…

「二日」

  新年になったので、さっそく歳時記の新年版を手に取ってみました。 私が持っている角川書店編「俳句歳時記第五版 新年」の「時候」の項には、最初に新年、初春と見出しがあり、続いて元日、元朝、三が日となって、二日からは三日、…

秋の歳時記

  9月も数えられるぐらいの日数になって、久しぶりに歳時記を手に取って読み出しました。 9月20日には彼岸入りですし、明日23日は秋分の日(彼岸中日)です。 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに、さすがにすっかり秋らしくな…

俳句が覚えられない

  俳句に興味があって、できるだけ詠みたいと思います。 ふと思ったのですが、例えば「小説に興味がある」と言ったら、読書をしますね。 日本の文学に触れたいのなら、できるだけ名作と呼ばれるものを読もうとするかも知れません。 …

その日を大切にすること

  その日を大切に過ごしたいというのは、頭ではわかっていても、自信を持ってイエスと答えられるかどうかは(少なくとも私自身は)疑問です。 ところが、最近「歳時記」をかじるようになって、日本人が季節をon goingに感じと…

「スーマンボースー」

  先週の土曜日の5月21日は二十四節気で「小満」だったようです。 歳時記では「万物しだいに長じて滿つるの意」とあります。立夏から15日目で、陽暦5月21日頃ということですから、ちょうど暦通りにその日にあたっていました。…

梅雨の寒さ

  先週末から沖縄は急に冷えました。 朝、薄着のまま外に出たら予想外の寒さに「失敗した」と思うほどです。   今年になって俳句に親しもうと思って、季節の変化を感じると歳時記を開くようにしています。 いや、歳時記を持つよう…

3年続けてみる

  ギター教室に通い始めたのが2019年の3月からですから、もう満3年になります。 「弾ける」と公言するには恥ずかしいレベルに留まっていますが、それでも、(もっぱらビートルズの曲ばっかりですが)ギターを掻き鳴らして楽しめ…

のんき

  明治を代表する小説家 夏目漱石は俳人の正岡子規と親友であったと知られています。 同じ1867年生まれで、東大予備門の頃に出会い、同じ落語好きということもあって意気投合したそうです。 夏目漱石が「正岡子規」というタイト…

俳号に悩む

  「初心者こそ俳号を持とう」なんだそうです。 LINEグループにいきなり知らない名前で投句してきた一人が、その場に写メを送ってきました。 夏井いつき先生の著書「世界一わかりやすい俳句の授業」のページです。 画像を拡大し…

最近の興味

  突然ですが。 最近、俳句に興味が出てきて勉強しはじめています。 以前にも紹介しましたが、高浜虚子の書物「俳句への道」の中にこんな部分を見つけたからというのもあります。 「総じて自然現象(花鳥)はわれわれの生活にゆとり…