間違いは誰にでもあるもの

  人は一人ひとりに価値があり、大切な存在です。 そして、その価値は命の重さと同様にかけがえのないものです。 言い換えれば「生きてるだけで丸儲け」です。(by 明石家さんま) たとえその人が失敗したり間違えたからと言って…

映画「ヘルプ!4人はアイドル」

  ザ・ビートルズの映画と言えば、1作目の「A Hard Day's Night」が低予算のモノクロだったのに対して、2作目「HELP!」は予算が倍(100万ドル)になってカラー映画になりました。 1作目よりもさらに「ド…

3年続けてみる

  ギター教室に通い始めたのが2019年の3月からですから、もう満3年になります。 「弾ける」と公言するには恥ずかしいレベルに留まっていますが、それでも、(もっぱらビートルズの曲ばっかりですが)ギターを掻き鳴らして楽しめ…

自分をいたわる

  誰もが知っている当たり前のことを言ってみます。 「悪いことをすれば、その場が荒れる。」 因縁果報の原則を持ち出さなくても、皆が肌で感じることです。 ですから、「悪いこと」はやらない方がいいです。 特に自分に対する自分…

のんき

  明治を代表する小説家 夏目漱石は俳人の正岡子規と親友であったと知られています。 同じ1867年生まれで、東大予備門の頃に出会い、同じ落語好きということもあって意気投合したそうです。 夏目漱石が「正岡子規」というタイト…

映画「ザ・ビートルズ:Get Back」

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』目当てに、ディズニープラスに登録したというお話を以前にしました。 ディズニープラスとしてもしっかりとした戦略があってのことでしょうが、私もそれを承知のうえの登録です。 おかげで何度…

ゾロ目大好き

  今日は「猫の日」です。 しかも、スペシャル感がとんでもないので、あちこちでネタになっていますね。 それは、もちろん今日が2022年2月22日だから。 秒針までも含めようとしたら、さらに22時22分22秒がそろいますか…

寒戻る

  ここ数日は、沖縄でも真冬なみの寒さです。 春の季語「凍返る」「冴返る」などという言葉は沖縄では使わないものだと思っていましたが、最近はそれがちゃんと成立してしまうような気候です。 仕事が終わって駐車場に出るのにも、外…

映画「ドント・ルック・アップ」

私の自粛期間中に堪能した映画のひとつに「ドント・ルック・アップ」があります。 一種のパニック映画ですが、それにとどまらない現代の風刺映画として秀逸だと思いました。 (さっき気づきましたが2022年アカデミー賞にノミネート…

「吹く風を心の友と」

  今日紹介するのは「吹く風を心の友と」というタイトルの中原中也の詩です。 未刊行のため本来はタイトルのない詩らしくて、通称としての(吹く風を心の友と)が定着しているようです。 十五の春を思い出す作者が、とにかくそこへゆ…

れんしゅう

  先日、まど・みちおさんの詩を読んで、改めて気持ちが大きく動きました。 以前にNHKスペシャルでまどさんのドキュメンタリーが放送されたことがあって、その番組内でも取り上げられたことのある詩です。 まどさんと言えば、10…

不流月

  今日も禅語から。   水急不流月 (みずきゅうにしてつきをながさず)   意味は、水の流れがどんなに急でも、水面に映る月が流されることはないというものです。 周りの雑音に一喜一憂し、時に落ち込んで、自分のやっているこ…

「面白くなってきやがった」

  アニメ好きには簡単な問題です。次ののセリフは誰と誰のセリフでしょう。   「おもしろくなってきやがった」 「まくるぞ~」   そのオマージュなのでしょう。最近では「映像研には手を出すな!」の第1話「最強の世界」の中で…

率直に言ってくれる存在

  「それは太ったからですよ」 家族以外に率直にモノを言ってくれる人がいるというのは、大変ありがたいものです。 以前には「ロングを走ろう」と思ったら、何も考えずにクリニックから嘉手納ロータリーを中継地点にするぐらいには、…

「私っとしている」

  まど・みちおさんの詩は全て好きですが、特に気に入っているものがあります。 「カニ」というタイトルの詩です。 この詩を読むと、アメリカの古い映画「素晴らしき哉人生!」を思い出します。 この詩が哲学的と言われればそのよう…

俳号に悩む

  「初心者こそ俳号を持とう」なんだそうです。 LINEグループにいきなり知らない名前で投句してきた一人が、その場に写メを送ってきました。 夏井いつき先生の著書「世界一わかりやすい俳句の授業」のページです。 画像を拡大し…

人生五訓

  もはや誰の言葉か分からなくなるほど広まっている感じがあります。 「人生五訓」と呼ばれているものです。その頭文字をとって「あおいくま」とも「おいあくま」とも呼ばれています。   あせるな おこるな いばるな くさるな …

ジョークで和む

  1990年代に流行し、今でもよく知られている「マーフィーの法則」は、ジョーク集として楽しめます。 もとになった言葉が、有名な「失敗する可能性のあることは必ず失敗する」 ほかにも「落としたトーストがバターを塗った面を下…

自分のために何でもやってみよう

  いわゆるバランスが悪い生活習慣のせいでメタボリックシンドロームと診断された方は、今まで数多くの「医療関係者」に散々言われてきた方が少なくありません。 何度目かの「仕切り直し」の決意をして、受診されてくる方もいます。 …

最近の興味

  突然ですが。 最近、俳句に興味が出てきて勉強しはじめています。 以前にも紹介しましたが、高浜虚子の書物「俳句への道」の中にこんな部分を見つけたからというのもあります。 「総じて自然現象(花鳥)はわれわれの生活にゆとり…

あるべきようにある

  ゴッホの言葉です。 美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ。   道元禅師が確か似たような歌を詠んでいたっけと思って、探してみました。これです。 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけ…

桜めぐり

  久しぶりに58号線まで出てランニングしてきました。 全国的に記録的な寒さが報じられているように、沖縄でも時々冷たい海風が吹き抜けていきました。 赤信号で止まると、一気に体温が奪われるの繰り返しで、コンディションを保つ…

ビートルズの日

  昨日は立春でしたが、暦のうえでは春とは言え、沖縄はかなり寒くなりましたね。 歳時記をめくりながら、「立春」「春立つ」「春来る」「春来」「立春大吉」が季語になるのだと思いながら、俳句を考えていたりしました。 春の歌と言…

お月さまから自分を眺める

  澤木興道禅師の名言集を読んでいたら、やはりなるほどと膝を打つものがたくさんありました。 今日はそのなかのひとつを紹介します。 「自分というものに捉われてお月さまを眺めるから、悲しく見えたり嬉しく見えたりするのである。…