「ピーナッツと谷川俊太郎の世界」

 

世界一有名なピーグル犬といえば、スヌーピーですね。

 

昨年は「PEANUTS」が日本に上陸して50年の節目を迎えたのだそうです。

 

「PEANUTS」の全ての漫画を日本語に翻訳したのは、詩人の谷川俊太郎さんです。

 

50年間という長い年月を一人で翻訳しつづけたのは、各国の翻訳者の中でも極めて稀だそうです。

 

それほど、「PEANUTS」の登場人物たちの言葉は、谷川俊太郎さんによって見事に日本語に(空気感までも)変換されています。

 

出版社や編集者が変わっても、「谷川俊太郎さんじゃなければ」という思いは、変わらずにあったのでしょうね。

 

 ピーナッツと谷川俊太郎の世界 チャールズ・M・シュルツ 谷川俊太郎

 

 

この本には、谷川俊太郎さんが登場人物たちへあてた詩があり、「ライナス・ヴァンペルト」と題された詩が特に印象深かったので紹介しますね。

 

 

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  ライナス・ヴァンペルト

 

毛布は永遠だ

 

ぼくらはみんな身に覚えがある

 

毛布の代わりの貯金通帳

 

毛布の代わりのおふくろの味

 

 

 

カボチャ大王だって永遠だ

 

ぼくらはみんな身に覚えがある

 

真夜中に夢が本物の涙を流させること

 

真っ昼間に夢が奇跡をもたらすこと

 

* * *

 

「ぼくらはみんな身に覚えがある」という一文だけで、私たちがライナスに共感している理由が見抜かれた気がします。

 

 

「たなばた ほしぞら動画配信」

 

那覇市の牧志駅に隣接する「さいおんスクエア」内にある「ほしぞら公民館」。

娘が、高校時代にはそこで友達と自習をしたり、施設内のプラネタリウムを鑑賞したりして、思い出深い場所なのだと言っていました。

「牧志駅前ほしぞら公民館プラネタリウム」が正式名称で、プラネタリウムでは日本最南端の施設として有名です。

沖縄海洋博のプラネタリウムもそうですが、沖縄の夜空に輝く星たちを見ることができます。

そして、沖縄の自然や人、星や月の関わりなどを民話を交えて紹介してくれていて、毎回オリジナリティに溢れた番組を提供しています。

そのプラネタリウムが、七夕を間近に控えて、面白い企画を打ち出していました。

 

上図の通り、YouTubeのチャンネルを開設したのだそうです。

今回の動画では、プラネタリウムの解説員が、おり姫とひこ星の探し方の星空解説と、波照間島に伝わるたなばたのお話を紹介しています。

 

おすすめです。ぜひご覧ください。

 

 

 

 

お米一粒に住む神様

 

「お米一粒に7人の神様が住んでいるっていうじゃない?その神様達って、誰と思う?」

外出先のレストランで、娘が思い出したように言いました。

「ん?七福神じゃないの?」

「そう思うよね?決まっていないみたいよ。」

スマホでYahoo知恵袋を検索して、見せてくれました。

七福神という説はもちろんあるのですが、どちらかと言うと穀物に縁が薄かったり外国の神様もいてお米一粒にそろうのは難しいのじゃないかというのです。

(と言っても、七福神説が有力なのには変わりないのですが)

それに対抗するのが、「七貴神(しちきじん)」説。七貴神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)とその子ども(子神)六神を合わせた神様達のことで、農神らしいので説得力があります。

「お米一粒に住む7人の神様」が誰なのか?と改めて考えたこともなかったので、面白いお話でした。

7人の神様=七福神と勝手に思い込んでいた、これも「刷り込み」のひとつですね。

 

 

 

「クヮーギヌシチャ」

 

今日は昼から雨が降ってきました。夏らしい力強い雨だったので、すぐ止むかと思ったのですが、長雨になりそうです。

しかも、予報では雷雨となっています。

沖縄に伝わる昔のおまじないでは、雷が鳴り響くときは「クヮーギヌシチャ、クヮーギヌシチャ」と唱えます。

意味は「クヮーギ」=「桑の木」、「シチャ」=「下」、つまり「桑の木の下」という意味です。

本土で「クワバラ、クワバラ」と唱えるのと似ていますが、由来は違うようですね。

沖縄では桑の木は霊力が宿る神聖な木とされています。

それで、「ここは桑の木の下ですよ」と雷除けをしているのです。(言い換えれば、クヮーギヌシチャ・バリア!)

予報では今夜あたり雷雨ということですから、「クヮーギヌシチャ、クヮーギヌシチャ」のおまじないが活躍しそうですね。

 

 

オーバープロネーション(過剰回内)

 

足を地面に着地させるとき、足が内側に傾き、倒れ込むことをオーバープロネーション(過剰回内)と言います。

 

Ankle Pronation Position

 

足首の傾きが大きくなればなるほど、体重による負荷が大きくなり、膝に負担がかかります。

 

ランナー膝のひとつ、鵞足炎は膝の内側の痛みを呈するものですが、私もこれに長く苦しめられました。

 

オーバープロネーションが原因だと気づくまでは、痛んでいる膝に問題があるとばかり思っていましたから、かなり遠回りしてしまいました。

 

足首が内側に倒れ込む状況、つまり、扁平足の人もそうですし、O脚の人もそうです。ほかには下半身の筋力不足も原因となります。

 

私の場合は、筋力不足もあったのですが、走り方の癖が原因でした。

 

ランニングシューズを購入する際に、初心者用にと勧められるまま、クッション性の良いものを選んだことも一因だったと思います。

 

今は厚底シューズがブームですが、私にとっては、足底から地面までの距離が長くなるということは、傾きが大きくなるということだったのですね。

 

クッション性よりもフィットすることの方が大切だと、改めて気づかされました。

 

言葉にすれば、当たり前だと思うのですが、自分のことは案外わからないものです。

 

先日、話をしていると、娘もかつての私と同じように膝の痛みに悩んでいました。

 

足を並べてみると、遺伝なのでしょう。私の足とそっくりでした。

 

痛みの原因も同じかも知れません。

 

 

証拠を集める

 

当然のこととして改めて考えたこともなかったけれど、よく調べてみたら実は違っていたというのは、思ったより多いかも知れません。

意外に思うかも知れませんが、医療の世界では、常識のつもりで当たり前にやっていたことが、後になってエビデンスを拾ってみたら違っていたということは割とよく経験します。

例えば、消毒の仕方とか、清潔の考え方とかはそうです。

うんと昔は清潔を保たなければならない病室などは、スリッパに履き替えることが必須でした。

今は、スリッパや靴を触ることが清潔でないことを重要視していますので、滅多なことでは履き替えることはしません。

消毒液の種類にしてもそうです。昔、傷に赤チンキを塗った覚えのある人は多いことでしょう。(年齢がバレてしまいますね 笑。)

ちょっと前までは常識だったことが、最近では通用しなくなったということは多いと思います。

そのためにも、医療関係者の柔軟性というのは常に求められますし、情報に取り残されれないようにアンテナをはることと新しいことを取り入れる姿勢が必要です。

ただ、医療関係者の多くは柔軟ではあるのですが、誰もが懐疑的です。

まず、新しいことをすぐに鵜呑みにしません。「それ、本当?」と疑ってかかるものです。

信じるには、その根拠となる証拠が求められます。

健康に関することは、様々な情報が流れるものです。実際、コロナウイルスに関しても多くの情報が流れました。

真偽が定かでない情報は疑ってかかることをおすすめします。

推理小説に登場する探偵に似ていますね。「自分で確かめたこと以外は信じない」が基本スタンスです。

 

 

 

 

ホウオウボクの赤い花

 

ホウオウボクの真っ赤な花が咲いて、初夏の訪れを告げて久しくなります。

青空との対比が、いっそう彩りを華やかにしていました。

ずいぶん前から写真におさめようとしていたのですが、自動車の運転中だったり、天気が悪かったりして、シャッターチャンスを逃し続けていました。

今朝、やっと願いが叶って、花が残っているものを撮ることができました。

 

散った花びらが、歩道を真っ赤に敷き詰めていました。

 

木に残っているよりも、下の方が多いかも知れません。

 

これから、沖縄は本格的な夏に向かいますね。

 

 

ユズヒコと私

 

今日は、特に「なんでもない話」です。

中部病院で勤務していた時に、入院中の患者さんから「あたしンちのユズヒコに似ている」と言われました。

テレビ放送も始まったばかりで、認知度がまだ低かったというのもあって、そう言われるのは初めてでしたし、私自身もはっきりと「あたしンち」を知りませんでした。

その方も長い入院生活で、退屈しのぎに見たテレビにたまたま「あたしンち」が映っていたのでしょう。

私を見て、嬉しそうに(指さして)笑っていました。

私も、急いで「ユズヒコ」を探して確認して、笑いました。

他科の患者さんでしたが、そう言って親しみを込めて覚えてもらって、とてもありがたいと思いました。

今となっては記憶がおぼろげですが、その患者さんには「サクダ先生」ではなく「ユズヒコ先生」と呼ばれていたような気がします。

それから、私が中部病院を退職の際には、地域連携室のスタッフからも、「ユズヒコ」をデザインした琉球ガラスの飾り楯をプレゼントされました。

私も、彼のことを他人と思えず(笑)、ユズヒコ・フィギュアを見つけた時には(すでに放送が終わっていましたので)手に入るうちにと思って、何個かまとめて大人買いしました。

そして、クリニック開業の時に、そのユズヒコのフィギュアを診察室のデスクに飾りました。

友人はそれを見て、私に似せて作った人形なのだとずっと思っていたそうです。

「似顔絵を描いてくれる業者があるように、その人の人形を作ってくれる業者があるんだなあ」

「いやいや、これ、ユズヒコだから!」

「あたしンち」を知らない人ほど、「ユズヒコ」を私と間違える(?)ようです。

ユズヒコはメガネをかけていませんが、特にボサボサのヘアスタイルや雰囲気が似ているようです。

私はクセ毛で、散髪に行けずにいる時は、跳ね方がそっくりになります。

やはり、彼を他人とは思えないのです(笑)。

 

 

 

絵本「ムカムカドッカーン!」

 

もちろん子ども向けの絵本ですが、ちょっと違います。

アマゾンにあった本の紹介文を引用してみますね。

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超不機嫌な男の子、ロベールが部屋にとじこもっていると、大きな怒りの「かたまり」があらわれて大暴れ! さてそれをみてロベールは……。

フランスでは、小学校の教室には必ず1冊あると言われるほどの定番のベストセラー。怒りを手放す方法が物語を通じて学べる絵本として、永年読み継がれています。

本書の内容は、日本アンガーマネジメント協会の推奨する心理トレーニングの手法がよく表れているとして、同協会初の推薦絵本に認定。

巻末に、日本アンガーマネジメント協会代表理事で日本における「アンガーマネジメント」メソッドの第一人者、安藤俊介氏の解説を掲載しています。

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 ミレイユ・ダランセ著、ふしみみさを訳

 

安藤俊介氏の解説にもありますが、この絵本は「感情を客体化すること」のテクニックを、絵本という手法をつかって、わかりやすくイメージ化しています。

「怒りを目に見える形にすることで、扱いやすくしようとする」

ロベール君が無意識につかった視覚化テクニックによって、ロベール君自身にどんな変化をもたらしたのか。

その様子が、親しみやすい絵柄で描かれています。

ロベール君は、外で我慢できないほどの不機嫌なことがあったのでしょう。イライラしたまま家に帰ってきました。

パパにも八つ当たりするロベール君の体の中から、赤く燃えるような怪物が飛び出し、次々に部屋の物を壊していきます。

ロベール君は、乱暴者の怪物のすることに驚き、「どうしてそんなことをするの?」と対話していきます。

アンガーマネジメントで重要なのは、怒らないためにどうするかではなく、怒りの感情の扱い方を上手に身に着けることです。

「フランスでは、小学校の教室には必ず1冊あると言われる」とあります。

怒りの正体を見抜く訓練が、幼少期からなされているんですね。

 

 

マスクと熱中症

 

マスクと熱中症を予防する注意について、NHK「おはよう日本」で放送された動画がYouTubeにあがっていました。

済生会横浜市東病院 谷口英喜医師による監修とのことです。

キーワードは「3とる」

「距離」「マスク」「水分」の3つの「とる」を推奨しています。

谷口先生が動画の最後にコメントした言葉が、私は特に大切だと思いました。

「周囲の人々の許容も欠かせません」

熱中症の予防は、お互いの声掛けが必須です。

 

「今はマスクをはずした方がいいですよ」という声掛けも、時に必要になってくるかと思います。