惑星の名前 ローマ神話から

  今日は惑星の名前のお話です。   太陽系の惑星にはローマ神話の神々の名前をつけるのが通例でした。 例えば、木星はジュピターだと皆が知っていますが、ギリシア神話では全知全能の神として知られるゼウスの…

  この時期、沖縄から本土へ出張に行くと、やはり桜の花が目にとまります。 沖縄の桜は1月2月の寒い時期に満開となるので、「新年」という気分にはなっても「春」という実感はありませんが、この時期の桜は春の到来を象徴…

移動時間の楽しみ

出張の移動で楽しみにしているのは、読書のためにまとまった時間が取れることです。 空港の待合ロビー、飛行機の中、駅のホーム、電車の中、あるいはホテルの部屋。 沖縄から東京への出張なら、移動する初日でだいたい1冊を読了するこ…

100分de名著 「マネジメント」

  ドラッカーの「マネジメント」はずっと以前に読みました。 とても面白くて、蛍光ペンでラインを引いたり、余白に「ひらめきメモ」を書き込んだりしていました。 そして、じっとしていられなくなって部屋中を歩き回ったこ…

新しいアイデア

   新しいアイデアを生むために、それこそ面白いアイデアを披露してくれた方がありました。   2013年のTEDx Tokyo。 日本の高橋晋平さんがアイデア発想法「アイデアしりとり」を提唱しています…

「初心」

  私は「初心」であり続けたいと思っています。 「何かを得た」とも思ってもいないし、「どんな評価」をも気にしていない頃の自分です。 初心者であることを自覚し、全てが学びで、全てを受け入れている広い心でいる自分で…

錯視の世界

  錯視の世界に触れていると、「人の脳はだまされたがっている。」という誰かの言った言葉を信じたくなります。 特にシルエット錯視は、今までそうとしか見えなかったものが、しばらくするとまったく正反対の方向にしか見え…

「余計な手出しをしない」

  例えば、ほかに病気を持たない普段は健康な方が風邪をひいて外来を受診したことを想像してみてください。 私(医者)はその人にとって「余計なことをしないこと」がとても大切なことだと思っています。 ある時は、それが…

映画「ルーシー」

借りてきたビデオの中に「ルーシー」を入れたのは、娘でした。 友達の間で話題になっていたのが、映画館で観れなかったのがずっと気になっていたようです。 さっそく家族で観てみました。   「ルーシー」の名前の由来は、1974年…

週末に春分の日であること

  昨日になってしまいましたが、3月21日は春分の日でした。 最近では国民の祝日は土日になることが少なく、ほとんどが「ハッピーマンデー」に集中するので、つい忘れがちになるのかも知れません。 「え?今日は休診なん…
宿命の対決?(笑)

宿命の対決?(笑)

浦添市はハンドボールが盛んな土地です。 2004年にはハンドボール王国都市宣言を行っていますし、市内の全ての公立小中学校にはハンドボール部があると聞いています。   スタッフの何人かは、小学校に通う娘さん、息子…

ラジオ番組収録してきました

  1年に1回、3月ぐらいになると私にも出番が回ってきます。 浦添市のコミュニティラジオFM21に浦添市医師会が提供する番組「ゆんたく健康トーク」 毎週月曜日に20時から、医師会所属の医療機関が放送を担当する番…

「トーフヌカシー」

  沖縄では、粉瘤と言って通じなければ、「トーフヌカシー」というと通じることがあります。粉瘤とは、時々背中や胸の皮膚に現れる、ぼっこりとした「しこり」のことです。 「トーフヌカシー」というのは方言で「豆腐のかす…

カニッツァの三角形

  「実際にあるものと脳の中で再構築されたものにはズレがある」の具体例が「カニッツァの三角形」です。 イタリアの心理学者ガエタノ・カニッツァにより1955年に発表された有名な絵です。 下の図をご覧ください。  …

怒りを向けられた時

  以前に「怒らないこと」のお話をしました。→ こちら「怒らないこと2」 今度は自分に対して誰かの怒りが向けられた時のお話です。 日常生活で、よく遭遇するお話かも知れませんね。   基本は「怒りは相手…

「毒矢のたとえ」

  釈迦の説いた有名なお話に「毒矢のたとえ」があります。 ウィキペディアからの引用です。 ある人が釈迦に、「この世は永久のものでしょうか、無常のものでしょうか。世界には限りがあるのでしょうか、無限のものでしょう…

映画「いけちゃんとぼく」

西原理恵子さん原作の映画「いけちゃんとぼく」をビデオで観ました。 2009年公開の映画です。 原作は絵本で、多くの人に感動を与えた作品です。 あらすじ (これは絵本の方から抜粋しました。) ある日、ぼくはいけちゃんに出会…

チョコレートとノーベル賞 文献から

  毎年、クリスマスになると、BMJ というイギリスの医学専門誌がしゃれた面白い論文を掲載してくれます。 それを彷彿とさせる論文が2012年に NEJM というアメリカの医学専門誌に掲載されました。 巷でも話題…

インフルエンザの流行状況

  「最近、インフルエンザはどうですか?」と聞かれることが多くなりました。 身の回りの感覚として、インフルエンザの猛威が過ぎ去ったことを感じるからでしょう。 沖縄県感染症情報センターの発表でも、2週続けて定点あ…

震災から4年

今日という日は日本人にとって特別な意味を持ちます。   震災から4年が経ちます。 しかし、今なお約22万9000人の方が避難生活をされているのだということです。   日本がどうあるべきなのかが改めて問…

伝説の耳なしセブン

  唐突ですが、今日は「ウルトラセブン」のお話をします。 マニアの間では語り草のお話です。   「耳のないウルトラセブンはなぜ生まれたのか?」というものです。 ウルトラマンタロウ第40話「ウルトラ兄弟…

「ガンジー」

  事務仕事がたまっていたので、少し遅くまで残っていました。 しーんとした中では集中するのに良いのですが、少し長丁場になりそうだったので、サブのモニターでずっとBGMを流していました。 ふと思い立って、映画「ガ…

第33回 沖縄県人工透析研究会に参加してきました

今日は沖縄県人工透析研究会に参加してきました。 大会会長は首里城下町クリニック第一・第二の田名毅先生です。 個人的にも首里高の同期ということもあって、ドクター部門セッションの座長を仰せつかりました。   この研…

芸術とアイロニー

  アイロニーという意味をどう解釈するかで捉え方が変わってくるのだと思います。 単純に「皮肉」とも違う気がします。「あてこすり」とも違いますね。 「表面はこう表現しているんだけれども、本質は違うんだよ。本質に気…