“自分らしく”

  渡辺和子さんが、その著書の中で次のような言葉を述べていました。   “自分らしく”ということの中には、特に努力せずとも、自分が生かせて生きられる時間もありますけれども、時には自分で必死になって自分…

「4分33秒」

  昨日はジョン・ケージさんの「4分33秒」が初演された日として、いろいろなところで話題にあがっていましたね。 私はたまたま車の移動中のラジオで「その日」だったということを知ったのですが、この曲を初めて耳に(!…

「笑い療法士」

  島根大学医学部附属病院腎臓内科の伊藤孝史先生が「腎と透析」という医学雑誌に寄稿した文章がとても魅力的でした。 この号は「サイコネフロロジーupdate」として特集されたものです。 そのタイトルは「笑い療法士…

高校生の応援合戦

  昨日、知人に教えてもらったのが「ある日の高校生の応援合戦の様子」です。 その方の高校生の息子がバスケット部で活躍しているのですが、以前にあった沖縄県大会のことがちょっとした話題になっているようなのです。 「…

相互に布施の関係

  横尾忠則さんがこんなことをつぶやいていました。 「ブッダは言う。愛猫、愛犬の存在価値は人間(飼い主)に対する布施であると。と同時に人間側も彼等に布施を行っているのだろう。」 横尾さんの愛猫タマの、死ぬ間際の…

隻手音声(せきしゅおんじょう)

  「両掌相打って音声あり、隻手に何の音声かある」 (両手を打てば音が響きます。それでは、片手ではどんな音がするでしょう。)   江戸時代中期の白隠禅師のあまりに有名な公案です。   いわゆ…

スマホ写真 花編

  スマホカメラのマクロレンズを手に入れて、毎日被写体を探して遊んでいます。 今回は花編。 (◯◯編って言っても、シリーズ化するほどの根気もないだろうと思うですが…(笑)。)   小さな花を大きく写す…

台風トンボ?

  気圧の影響があるのでしょうね。 昔から、トンボの大群が見られると「台風が近い」と言われたものでした。   台風でないにしても、風が強くなったりするのは、決して偶然ではないのでしょう。  …

スマホカメラ

  最近のスマホカメラは性能が良いので、とても楽しく遊ばせてもらっています。 私のようなカメラの知識のないような素人でも、いつも持ち歩いているということもあって、特にスナップショットに威力を発揮します。 カメラ…

はと座の台風

  台風の番号の付け方と命名の方法は、気象庁のサイトに詳しく載っていますし、以前にも紹介させていただきました。 簡単に説明すると、日本を含む14カ国が加盟している各国の政府間組織である台風委員会が決めています。…

晴れの日が続いています…

  最近は、時々にわか雨(しかも、どしゃぶり)に見舞われますが、気がつけば、連日熱中症警報が出るほどに晴れの日が続いています。 こうも晴れの日が続くと、「ダム貯水率ウォッチャー」としては、やはりダム貯水率が気に…

旧盆中の休診のお知らせ

  旧盆中の休診のお知らせです。   今年はウンケーが9月3日(日)、ウークイが5日(火)になっています。   ウークイ(9月5日(火))は終日休診になっていますので、よろしくお願いします。…

熱中症による救急搬送者数と暑さ指数との関係

  環境省の熱中症予防情報サイトで、全国の暑さ指数(WBGT)の実況と予測について知ることができます。 こちら → 「環境省熱中症予防情報サイト」   例えば、19日の予測は以下のようになっています。…

沖縄・奄美の猛暑(気象庁の発表から)

  8月17日付の気象庁から「平成29年(2017年)8月前半の北・東日本太平洋側の不順な天候及び沖縄・奄美の高温について」という報道資料が発表されました。 詳しくはこちら → 「気象庁報道発表資料」 &nbs…

丁度よい

  真宗大谷派常讃寺の藤場美津路さんの詩です。 「仏様のことば(丁度よい)」 宗教色の強い詩ですが、それを抜きにして、すっと心に落ちるような感じがします。      仏様のことば(丁度よい)…

ダイソーマジック 「テレポーテーション」

  ダイソーマジックを勝手に宣伝してしまうコーナーです(笑)。   今回は「テレポーテーション」 「初級クラス」の赤いボックスのマジックですが、実は侮れません。   3枚のカードがあります。…

回光返照

  「回光返照(えこうへんしょう)」は、以前に紹介した「直指人心」と同義とされる言葉です。 「直指人心(じきしじんしん)」は「他人の心、まわりの外の雑事を気にせず、自分の内なる心を素直に見つめ、自分の可能性を掘…

映画

  日曜日は時間が空いたので、久しぶりに映画を観てきました。 夏休みの日曜日ということもあって、映画館はたくさんの人で賑わっていました。   重いテーマを避けたのと、娘のリクエストに応えたので、アニメ…

「かよわい花」

  今日は、翻訳家であり詩人である、三好達治さんの詩を紹介します。   リズムがとても心地いい詩ですが、人の世の無常が心に沁みる詩です。 「時間を守って、帰る」というのは、生きとし生けるもの全てに共通…

「貝殻」

  「おじいさんのランプ」や「ごん狐」などの名作童話の作者、新美南吉は29歳の若さでこの世を去っています。死因は当時の「死の病い」である結核でした。   新美南吉の作品はどれも温かく、やさしく包み込ん…

自恃(じじ)

  「盲目の秋」という詩があります。中原中也の詩です。 以下に、その詩の一節を紹介しますね。(今は夏ですが、季節とは関係ない詩なので大丈夫です。)     盲目の秋   Ⅱ これが…

嫌いなこと

  「月と六ペンス」の作者、サマセット・モームの言葉だそうです。 ― 毎日、自分の嫌いなことを2つずつ行うのは、魂のためにはよいことだ。 ―   今の世の中の風潮とは、少しかけ離れた価値観に立っている…

休むこと

  外来でも夏バテで体調がなんだかスッキリしないという方が多くなってきました。 以前にも書いたのかも知れませんが、「疲れている」と自覚した時は、どうか思い切って休むことも考えてみてください。   &n…

「病牀六尺」

  正岡子規が病床において執筆した随筆集として知られる「病牀六尺」 死の2日前まで書き綴ったということですから、その凄絶さに言葉もありません。 1回目の随筆の書き出しがタイトルの説明にもなっています。 &nbs…

琉大ミュージカル2017

  昨日は琉大ミュージカル2017を観てきました。 「Catch Me If You Can」   公開リハーサルの時とは別人かと思うほど、若い人たちの成長ぶりには目を見張りました。 もちろん観客は「…