よく噛むことが脳を守る?

よく噛むことが脳を守る?

  歯の健康は、脳の健康にも密接に関わっています。 特に、「よく噛む」という行為は、脳の働きを助ける可能性があります。 硬いものをしっかり噛むことで、脳を酸化から守る力が高まり、記憶力や思考力にも良い影響を与えるかもしれ…
経口球状炭素吸着薬の再評価

経口球状炭素吸着薬の再評価

  慢性腎臓病(CKD)の進行を遅らせるとされる経口球形吸着炭(OSCA)AST-120という薬剤があります。 この薬剤は腎機能が低下した際に増加する尿毒素を吸着し、体内に蓄積するのを防ぐことで、透析導入の時期を遅らせる…
高カリウム血症と慢性腎臓病(CKD)

高カリウム血症と慢性腎臓病(CKD)

  高カリウム血症は、慢性腎臓病(CKD)の方に比較的よくみられる電解質異常です。 推計では、CKD患者の14〜20%に生じ、腎機能の低下に応じて増加すると報告されています。 カリウムは筋肉や神経の活動に不可欠ですが、過…
犬をペットにすると認知症リスクが低下

犬をペットにすると認知症リスクが低下

  犬との暮らしが、高齢者の認知症を予防するかもしれない。   日本に住む65歳以上の高齢者11,194人を対象に、約4年間の追跡調査が行われました。 その結果、現在犬を飼っている方は、過去に飼っていたか、もしくはまった…
クルミを食べると頭が良くなる?

クルミを食べると頭が良くなる?

  ヒトの脳は、わずかな栄養バランスの変化にも敏感に反応することが知られています。 中でも、ナッツの一種であるクルミは、オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)、ポリフェノール類、タンパク質などを含むことから、その効果が注目さ…
尿路は「無菌」ではなかった?

尿路は「無菌」ではなかった?

  人間の腎臓は長らく「無菌状態」と考えられてきましたが、最近の研究によって、その前提が覆されつつあります。 尿路には自然に形成される細菌コミュニティが存在し、それらは健康な状態でも見られるというものです。 研究では、腎…
数学にも限界がある。不確実な現実

数学にも限界がある。不確実な現実

  数学は、どんな問題でも正しいか間違っているかをはっきり決められる学問だと思われてきました。 不確実性の時代にあって、「数学だけは白黒はっきりさせてくれる」と“最後の砦”として位置づけられてきたように思います。 けれど…
FLOW試験とSELECT試験

FLOW試験とSELECT試験

  GLP-1はもともとヒトの小腸から食事のたびに分泌され、インスリンを分泌する膵臓の細胞に働きかけるホルモンとして知られています。 それを人工的に活用した「GLP-1受容体作動薬(以下、GLP-1RA)」には、血糖コン…
ワクチンの効果はどれだけ続くのか?

ワクチンの効果はどれだけ続くのか?

  ワクチンを接種した後、どのくらいの期間、免疫が続くのかを正確に把握することは、公衆衛生戦略の立案や個別の接種計画を考えるうえで重要です。 例えば天然痘や黄熱などの生ワクチンは長期にわたる抗体反応を引き出す一方で、季節…
ボノボは相手の「わからない」を見抜いて助ける

ボノボは相手の「わからない」を見抜いて助ける

  ボノボが相手の知らないことを理解し、積極的に情報を伝えるという研究が発表されました。 人間は、相手が知らないことを考えて説明したり案内したりします。このような「他の人が何を知っているかを考える力」は、類人猿にもあるの…
赤ちゃんの心は道徳的に白紙なのか?

赤ちゃんの心は道徳的に白紙なのか?

  赤ちゃんにも「善悪を見分ける感覚」があるのだろうかという疑問は、発達心理学で長らく議論されてきました。 約20年前にカイリー・ハムリンらが行った実験では、6か月齢と10か月齢の乳児数十人を対象に、困っているキャラクタ…
マインドマップと医学教育

マインドマップと医学教育

  マインドマップとは、英国の心理学者トニー・ブザンが提唱した思考整理の手法です。 1枚の紙の中央にキーワードを置き、そこから放射状に関連情報を展開し、文字や図、色彩などを組み合わせて、複雑な情報を視覚的に整理することを…
日常のなかの未知との遭遇

日常のなかの未知との遭遇

  自分の知らないうちに、世の中が進化していたり、何かが流行していたりするのは、これまでもよく遭遇してきました。けれども、昨日は思いがけない発見から「世の中の一部を垣間見た」という感動を味わいました。   昨日の夕方、車…