グループ音楽療法の可能性 2025/04/21Posted in健康, 心理学, 文献, 音楽 音楽を聴いて元気が出たり、時には涙が止まらなくなったりといった経験をしたことがあるかもしれません。 音楽には私たちの心に直接響く特別な力がありますが、心の病気である「うつ病」にも効果があるのでしょうか。 特に、男性よ…
AIはトモダチ?国によってつきあい方が違う 2025/04/12Posted inAI, 心理学, 文献 私たちの周りには、スマートフォンの音声アシスタントやお掃除ロボット、ネットショッピングのおすすめ機能など、知らず知らずのうちにAI(人工知能)が増えています。 これらのAIがもっと人間らしくなった時、私たちは本当にA…
鎮痛薬で大胆になる?アセトアミノフェンの意外な影響 2025/04/11Posted in医療全般, 心理学, 文献 頭痛や発熱の時、多くの人が服用する鎮痛薬「アセトアミノフェン(製品名:タイレノール)」。 アメリカでは成人の約23%が毎週使っているというほど身近な薬です。 この馴染み深い薬に、実は私たちの意思決定、特に「リスク…
AIとの心のつながりを探る ― AIは心の鏡? 2025/04/09Posted inAI, 心理学, 文献 最近、ChatGPTのようなAIチャットボットと話す機会が増えています。 質問に答えたり、問題を解決したり、時には相談相手になってくれたりと、私たちの暮らしを便利にしてくれる存在になっています。 しかし、こうしたAI…
SNSと孤独感—つながり過ぎる現代人の葛藤 2025/03/26Posted in心理学, 文献, 日常 SNSを使って友人の近況を知り、お互いの生活の様子を共有することで、人との繋がりを感じられると思われてきました。 しかし、研究によると、SNSの使い方によっては、むしろ孤独感が深まる可能性が示されています。 オラ…
ネットクイズに隠された「仕組み」 2025/03/18Posted in心理学, 文献 インターネット上でよく見かける、簡単で楽しいクイズ。 でも実は、このようなクイズが私たちの意見や考え方に影響を与えているかもしれません。 最近の研究では、この現象を「オピニオンマッチング効果(OME)」と呼び、オンラ…
画面越しの自分が気になる―Zoom醜形症という新しい問題 2025/03/14Posted in心理学, 文献, 日常 新型コロナウイルスの影響で、多くの人がオンライン会議や授業に参加するようになりました。 その結果、画面に映る自分の姿を何度も見るうちに、自分の顔や外見が気になりすぎる現象が生まれました。 これを「Zoom醜形症(Zo…
みかんを食べると気分をあげてくれるかも知れない 2025/03/03Posted in健康, 心理学, 文献, 神経科学 オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類を多く含む食生活は、気分の落ち込みを和らげてくれそうです。 32,427人の中年女性を対象とした追跡調査では、柑橘類を多く摂取するグループは、少ないグループと比較してうつ病の…
怒りっぽい男性ほど、女性パートナーから知性が低いと見なされやすい 2025/03/01Posted in心理学, 文献 人にはそれぞれ好みというものがあります。 そして、その好みに見合った恋愛相手を選ぶものでしょう。 たとえば「優しさ」や「知性」が挙げられることは多いですが、実際にパートナーと長く付き合っていくうえでも、これらの特性は…
体の痛みを笑いでまぎらわそうとするのは正解かも知れない 2025/02/23Posted in心理学, 文献 冷たい水に手を浸す実験は、痛みの感じ方や耐性、心拍数などの生理学的反応を調べる代表的な方法として知られています。 アメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校の研究グループは、このいわゆる「寒冷加刺激(cold pres…
過ごし方の呼び方の違いで気持ちも変わる 2025/02/21Posted in心理学, 文献, 日常 「自分時間(Me-Time)」と呼ぶか「孤独(Isolation)」と呼ぶか 言葉の選択が感情や行動に影響を与えることは、興味深い研究テーマと言えます。 ここでは、一人でいる時間を「自分時間(Me-Time)」と呼ぶ…
女性のヒップに対する視線—美容整形手術の動向 2025/02/18Posted inヘンな論文(私見), 心理学, 文献 人は女性のヒップを見るとき、いったいどこを見てしまうのでしょうか? なにもイヤらしいお話をしようとするのではなく、美容整形の分野ではいたってマジメな研究対象らしいです。研究チームは、人の視線がどこに集中するかを調べる…
赤ちゃんの心は道徳的に白紙なのか? 2025/02/14Posted in心理学, 文献 赤ちゃんにも「善悪を見分ける感覚」があるのだろうかという疑問は、発達心理学で長らく議論されてきました。 約20年前にカイリー・ハムリンらが行った実験では、6か月齢と10か月齢の乳児数十人を対象に、困っているキャラクタ…
体重と幸福度の関係:10年間の追跡調査から見えてきた意外な真実 2025/02/03Posted in健康, 医療全般, 心理学, 文献 「太ると幸せが減る」という考え方は、多くの先進国で一般的です。確かに、BMI(Body Mass Index)が30を超える肥満は、心血管疾患や糖尿病のリスクを高めます。見た目の変化や健康面への不安から、「太ると幸せ…
心の癒しの四つの質問 2025/01/22Posted in心理学, 読書 人は日々、さまざまな思考の渦にのみ込まれています。 体験した出来事を振り返り、「あのときもっとこうすればよかった」「自分には無理だったんだ」という言葉が頭をめぐることがあるかもしれません。 アメリカのバイロン・ケイテ…
睡眠中に嫌な記憶をポジティブに書き換えられる? 2025/01/09Posted in心理学, 文献 睡眠は、ただ体を休めるためだけの時間ではありません。最近の研究では、睡眠中に脳が記憶を整理し、感情的な体験を処理していることが明らかになってきました。今回ご紹介する論文 は、睡眠中に嫌な記憶をポジティブな記憶で上書き…
UFOや地球外生命体を信じる:因果関係 vs 相関関係 2025/01/04Posted in心理学, 文献, 日常 ポッドキャスト番組「Joe Rogan Experience」を頻繁に聴くと、UFOや地球外生命の存在を信じる傾向が強まるという興味深い研究結果が発表されました。一見すると突飛な話に思えるかもしれませんが、これは統計…
「あれ?もうクリスマス?」時間感覚の不思議 2024/12/24Posted in心理学, 文献 年の瀬が押し迫る時期になりました。外来でも次回の予約日が1月や2月になり、そのたびに「もう来年ですか。早いですねえ」と患者さんと顔を見合わせて、時の流れの速さを感じています。 “年齢を重ねると1年があっという間に感じ…
美しさは本当に有利なのか?:AI時代の「美人バイアス」 2024/12/14Posted in心理学, 文献 「美人は得をする」とはよく言われますが、それはどの程度事実なのでしょうか? 最新の研究は、AI技術を使った「美顔フィルター」を通して、この「美人バイアス」と呼ばれる現象をより深く掘り下げています。 美顔フィルター…
ストレスと記憶:心の健康への影響 2024/12/11Posted in心理学, 文献 私たちは皆、日々の生活の中でストレスを感じることがあります。 仕事でプレッシャーを感じたり、人間関係で悩んだり、健康面で不安を抱えたりと、ストレスの原因はさまざまです。 しかし、ストレスが私たちの記憶にどのような影響…
子どもの証言、どれくらい信頼できますか? 2024/12/08Posted in心理学, 文献 「お父さんがやった!」 6歳の少女の叫びは、法廷に衝撃を与えました。母親の殺人事件の唯一の目撃者である彼女の証言は、果たしてどれほど信頼できるのでしょうか? 幼い子どもの証言は、しばしば真実と虚構が入り混じり、その真…
孤独な日々を豊かに過ごすための戦略:非日常体験の重要性 2024/12/02Posted in心理学, 文献, 日常 コロナ禍のロックダウンは、多くの人にとって、孤独を感じ、日常の単調さに鬱々としていた辛い時期だったでしょう。 孤立した環境下で、どのように精神的な充実を図るかは、当時の共通の課題でした。 そして今、その課題に対するヒ…
没個性化の時代?20年間の調査でわかったこと 2024/11/15Posted in心理学, 文献 私たちは皆、他人とは違う自分らしさを表現したい、特別な存在でありたいという気持ちを少なからず持っているものです。 心理学では、この「他人と違う自分でありたい」という欲求を「個性化の欲求」と呼んでいます。 心理学者…
曜日と祝日に関するメンタルヘルスのリスク 2024/11/05Posted in心理学, 文献 「月曜日が憂鬱」という気持ちは、多くの人が共感してくれるものです。 これは「ブラックマンデー症候群」として知られています。 日本では「サザエさん症候群」とも呼ばれていますね。 週末のリラックスした時間が終わってしまっ…
男性はスマホで孤立する?デジタル時代の人間関係の課題 2024/11/03Posted in心理学, 文献 スマホの存在は、現代社会ではすでに必需品となっています。 問題となるのは、その使い方です。 特に、人間関係においてスマホ使用の影響が顕著であることが指摘されています。 最近の研究では、男性にとってスマホの利用が社…