犬は「人の目」を気にするのか? 2024/10/20Posted in心理学, 文献, 生物 私たちは誰かに見られていると、行動に気を使うことがあります。 これは「監視の目効果」として知られ、人が他者の視線を感じることで反社会的行動を抑制する現象です。 さて、これは犬にも同様に当てはまるのでしょうか?これが今…
嘘も100回言えば真実になる 2024/10/16Posted in心理学, 文献 情報が溢れる現代社会で、私たちは繰り返し目にする情報に影響されやすいという現象が知られています。 たとえそれが最初に見聞きしたときに疑わしいと感じた情報であっても、繰り返し接触することで、「これって本当かも?」と思い…
考えることは、しんどいよね? 2024/10/07Posted in心理学, 文献 「ああ、面倒くさい。大事なことはたいてい面倒くさい」と嘆いていたのは、あの宮崎駿監督でした。 私たちが難しい問題に取り組む際、しばしば「しんどさ」を感じます。 これは単なる主観的な感覚かと思いがちですが、実際には…
スマートスピーカーが不眠治療をサポート:認知行動療法の新しい形 2024/10/06Posted inマインドフルネス, 心理学, 文献 乳がんサバイバーの約30%から50%が不眠症を抱えていると言われています。 これは、治療の副作用や精神的ストレスが関係しているためです。 従来、不眠症に対しては認知行動療法(CBT-I)が効果的とされていますが、専門…
幸福な人に共通する「情熱」と「セルフコントロール」 2024/09/09Posted in心理学, 文献 「幸福」についての探求は、どちらかというと哲学のような気もしますが、心理学の面からのアプローチも必要ですね。 最近の研究が示すところによると、(この研究者によれば)幸福感に大きく寄与するのは「情熱」と「セルフコントロ…
困難な出来事が心に及ぼす長期的な影響 2024/09/02Posted in心理学, 文献 人生における困難な出来事が心に与える影響について、年齢によって違いはあるのでしょうか。 多くの人が、子どもや若者は特に「弱い」と考えるかもしれません。 けれども、最新の研究では少し違った結論が出ています。 この研…
モバイルゲームが心を救ってくれていた 2024/08/29Posted in心理学, 文献 そう言えば、私が初めて任天堂Switchを購入したのは、コロナ禍の最中でした。 外出が制限され、家での時間が増えたなか、ブレワイとティアキンには本当にお世話になりました。 このような体験を共有している人は多いのではな…
トリグリセリド・グルコース指数について:うつ病との関連 2024/08/18Posted in健康, 心理学, 文献 まだまだ勉強不足で、この論文で「トリグリセリド・グルコース指数(TyG指数)」というのを初めて知りました。 TyG指数は、血中のトリグリセリド(TG)と空腹時血糖(FPG)の値を組み合わせて算出される指標で、イン…
犬との絆が心を癒す 2024/08/17Posted in心理学, 文献 最近の研究で、「犬を飼っていると心が癒される」という感覚が科学的に裏付けられました。 特にミドルエイジ以上の女性にとって、犬との強い愛着がうつ病や不安症状の軽減に役立つ可能性があることが示されました。 この研究は、米…
高齢者にインターネットを利用してもらおう 2024/08/10Posted in心理学, 文献 インターネットは私には難しいからわからん!と最初から近づきもせず、近づけもしない高齢者の方が少なくない気がします。 けれども、最近の研究によれば、インターネットを使用しない高齢者は、使用している人々に比べて抑うつ症状…
「名は体を表す」を科学的に検証してみたら 2024/08/08Posted in心理学, 文献 「名は体を表す」という言葉があります。 これは、名前がその人の性格や姿を反映するという意味です。 そもそもこれは仏教由来の言葉で、「名詮自称(みょうせんじしょう)」とも言います。 おそらく、研究者がこの言葉を意識した…
何が起こるかわからない時が不安になる:ヒッチコックの技法 2024/08/06Posted in心理学, 文献 不確実性が引き起こす不安とそれを回避する行動についての研究は、私たちの日常生活に大きく関わってくるものです。 そして、映画監督アルフレッド・ヒッチコックは、そのテーマの第一人者と言えます。 彼の映画は、不確実性と緊張…
医師のストレス障害の調査(COVID-19のさなか) 2024/08/02Posted in心理学, 文献, 新型コロナ COVID-19パンデミック中、医師たちが経験したストレスとその影響について、多くの研究が行われてきました。 その中でも特に注目されたのが、医師における心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発生率です。 この研究では、…
現代の若者は独りでいることに満足している:ドイツの調査 2024/07/28Posted in心理学, 文献 近年、若者が独りで過ごすことに対する満足度が高まっていることが、ドイツで行われた研究で明らかになりました。 この研究は、14歳から40歳までのドイツ人を対象に、2008年から2021年までの期間にわたって行われたもの…
いつも悪夢に悩まされる中年男性は、認知症リスクが高いかも知れない 2024/07/25Posted in心理学, 文献 不安な夢、いわゆる悪夢が、認知機能の低下や認知症のリスクと関連しているかも知れないという研究があります。 この研究は、中年期および高齢者を対象に行われました。 具体的には、不安な夢を週に1回以上見る人は、認知機能が急…
テイラー・スウィフトがファンの体型イメージに影響を与えた 2024/07/17Posted in心理学, 文献 面白い論文があがっていました。(正確には「面白いタイトルの論文」を見つけました。) “It’s All Just F*cking Impossible:” The Influence of Taylor Swift …
瞳孔のサイズが小さい方が魅力的に見える? 2024/07/16Posted in心理学, 文献 瞳が美しい人は魅力的です。 研究者にかかれば、そのことも立派な研究テーマになるのですね。 今回紹介する研究では、瞳孔の大きさによって顔の魅力がどう変わるかということを深掘りしたものです。 一般的には、瞳孔が大きい…
女性は、胸が大きな女性に対して攻撃的になる 2024/07/14Posted in心理学, 文献 「ヘンな論文」好きの私にとって、確かにこのタイトルには思わず食指が伸びてしまいました。 「女性は、大きい胸の女性に対して攻撃的になる」 確かにセンセーショナルなトピックとして注目を集めやすいかも知れませんね。 しかし…
看護師の職業的ストレスがメンタルヘルスに与える影響と自己効力感 2024/07/12Posted in健康, 心理学, 文献 看護師は、命を預かる重要な役割を担う一方で、非常に強いストレスにさらされ続けています。 このストレスがどのようにメンタルヘルスに影響を与えるのか、そしてその関係に自己効力感(自分の能力に対する信頼)がどのように関与す…
「ファビング(phubbing)」と「自己をしっかり持つ力」 2024/07/11Posted in心理学, 文献 対面での交流よりもスマートフォンを優先してしまう「ファビング(phubbing)」という行動については、このブログでも何度か取り上げました。 この行動が私たちの心や人間関係にどのような影響を及ぼしているのかを探るため…
子どもを世話する男性は魅力的? 2024/06/27Posted in心理学, 文献 最近は「ヘンな論文」みたいなものも読み慣れてしまって、あまりびっくりもしなくなったのですが、やはり時々は、「この結論で何を言いたいのだろう?」と思ってしまうことがあります。 今回紹介する研究は、言わば「パートナー選び…
人を思うは身を思う 2024/06/25Posted in心理学, 文献 人生の転機は誰にとっても避けられないものです。 特に入学や入社の時期となると、多くの新しい環境やルーティンに直面し、ストレスが増える時期でもあります。 最近の研究では、こうしたストレスフルな期間に他人に親切にすること…
表情豊かな人は社会的に有利 2024/06/20Posted in心理学, 文献 私は、世間に出れば、平均的な「50代男性」ではないかと思っています。 平均的というのは、そこに黙って座っていると、機嫌が悪そうではないけれど、かと言って愛想が良いかというとそうでもない感じの、まあ、わざわざ相手にしな…
悪夢の研究 2024/05/24Posted in心理学, 文献 悪夢の正体とは何か? ホラー映画の題材になりそうなテーマですが、その謎に取り組もうとしている研究者グループがあります。 そもそも夢を見る理由もまだ完全に解明されているわけではありませんが、特に悪夢の原因については多く…
兄弟姉妹の間のケンカは、実は一般的だった 2024/05/18Posted in心理学, 文献 兄弟姉妹との関係は、家族の中でも特別なものです。 誰もが兄弟姉妹との間に愛情を感じる一方で、時には衝突も起こります。 世の中の、兄弟姉妹の「仲の良さ」についての一般的なイメージとはどんなものでしょう。 最近の研究では…