心房細動と認知機能の低下 2024/12/13Posted in医療全般, 文献, 神経科学 心房細動(AF)は、心臓が不規則に拍動する疾患で、脳卒中リスクの増加に加え、認知機能の低下との関連も指摘されています。 しかし、「BRAIN-AF」試験では、抗凝固薬の使用が認知機能低下を抑制する効果を持たないことが…
血圧の積み重ねが腎臓病のリスクを高める!? 2024/12/12Posted in医療全般, 文献, 腎臓のこと 健康診断で血圧が高いと指摘された経験はありますか? 実は、高血圧は心臓病や脳卒中だけでなく、腎臓病のリスクも高めることが知られています。 最近の研究では、一時的な高血圧だけでなく、長年の血圧の積み重ねが腎臓病の発症リ…
血圧が高いと認知症のリスクがあがる 2024/11/27Posted in健康, 医療全般, 文献, 神経科学 「血圧が高いと認知症のリスクが上がる」という話があがってきました。 血圧管理を啓蒙する医療者が、またまた大げさなことを言いだしてきたなと思う方もいるかも知れませんが、極めてマジメなお話です。 最近の研究で、血圧と認知…
空気清浄機は感染症を防げるのか?高齢者施設での実験 2024/11/26Posted in健康, 医療全般, 文献 高齢者施設での感染症対策といえば、手洗いやマスク着用が一般的ですが、室内の空気を「清浄」に保つことがどれだけ効果的かはあまり知られていません。 そんな中、オーストラリアで「空気清浄機」が感染予防に役立つかを検証する…
インフルエンザワクチンは家庭内感染を防げるか? 2024/11/25Posted in医療全般, 文献 最近ピークが過ぎたとはいえ、インフルエンザは毎年多くの人が感染する身近な病気です。 特に流行期には、家庭内での感染拡大が心配です。 インフルエンザワクチンはこうした家庭内感染を防ぐ効果があるのでしょうか? 今回は、研…
医療の現場で「使ってはいけない言葉」を意識すること 2024/11/24Posted in医療全般, 文献 あまり想像できないかも知れませんが、医者が病気になって他の医者にかかるとき、その言葉のやり取りで、実はひそかに自分の診療態度を反省することがあります。 「こんな声がけは安心感を与えてくれる。私はそうしていただろうか」…
夜間の足のつりにビタミンK? 2024/11/21Posted in医療全般, 文献 夜、寝ている最中に急に足がつって目を覚ます――アレを経験すると、結構恐怖です。 足を伸ばして必死にもだえ耐える時間がなんとも長く感じます。 夜間の足の痙攣(NLC: Nocturnal Leg Cramps)は多くの…
暑さと薬がもたらす体温上昇のリスク 2024/11/11Posted in医療全般, 文献, 日常 やっと少しずつ秋の気配が感じられる時期になりましたが、日によっては熱中症の危険を感じる時もありますし、まだ油断はできません。 最近のような季節の変わり目には、どうしても体温調節が追いついていない印象があります。 加え…
少量でも安心できない?お酒と認知症の関係 2024/11/10Posted in健康, 医療全般, 文献 お酒は、適量であれば健康に良いという説もありますが、最近の研究では、飲酒量が多いほど認知症のリスクが高くなるという結果が出ています。 この研究はイギリスのデータベースを基に、30万人以上の飲酒者を約13年間追跡し、ア…
「やせ薬」が実はヒトの健康のカギとなる 2024/11/06Posted in健康, 医療全般 かつて「やせ薬」というと、単に体重を減らすためだけのものというイメージがありました。 しかも、安易に「やせ薬」を求める人は、痩せる努力をしない怠け者のような見られ方をされていたように思います。 しかし、抗肥満薬の研究…
抗生物質を出しがちなのはどんな医師?:日本のクリニックの現状 2024/11/02Posted in医療全般, 文献 急性呼吸器感染症に対する抗生物質の使われ方が、日本のクリニックではどのような特徴があるのかを調査した研究があります。 抗生物質が効かないウイルス性の風邪に対しても、抗生物質が処方されてしまうことが多いと聞いたことがあ…
高齢ドライバーが交通事故に巻き込まれた後の内服薬の変化 2024/10/28Posted in医療全般, 文献, 日常 高齢ドライバーが交通事故に巻き込まれた際、その後の薬の使用がどのように変わるのか。 事故という出来事は、薬の使用パターンに影響を与えるのではないかと思われるかもしれませんが、実際にはどのような変化があるのでしょう。 …
被災地に最も近い病院の初動対応 2024/10/24Posted in医療全般, 文献 2024年の元日、石川県能登半島で発生した震度7の地震は、多くの人々にとって忘れられない出来事となりました。 地震や津波は、決して他人事ではないです。 災害対策については、沖縄県透析医会でも非常時のネットワークを構築…
数字に表れないICUナースの負担 2024/10/21Posted in医療全般, 文献 集中治療室(ICU)の看護師たちが直面する負荷は非常に多岐にわたります。 そして、過酷な環境で働く看護師たちの負担をどのように軽減できるのかが、医療現場における重要な課題の一つです。 最新の研究では、スイスのICUで…
慢性腎臓病(CKD)とグリコアルブミン 2024/10/14Posted in医療全般, 文献, 腎臓のこと 慢性腎臓病(CKD)患者にとって、糖尿病管理は非常に重要です。 特に糖尿病を併発している場合、血糖コントロールの指標として一般的に「HbA1c」が使用されますが、CKDが進行すると、この指標の信頼性が低下することが知…
心臓の血管を守る!PCI技術の進歩 2024/10/10Posted in医療全般, 文献 腎臓内科医である私には畑違いのお話ではあるのですが、内科他分野の進歩については、やはり知っておく必要があります。 透析の患者さんを紹介するとき、相手先でどんな治療を受けるのかを知っていなければならないというのもありま…
患者にとってベッドサイドに医師が座ること 2024/09/17Posted in医療全般, 文献 医師や看護師など対人援助職の人間には、参考になるお話です。 例えば、コミュニケーション・スキルとして「患者と同じ目線で接する」を実践したら?というテーマに近いものを感じます。 この研究では、医師が患者のそばに座ること…