腎臓を守る薬が逆効果に見えるとき―検査の数字が悪く見えても、薬を続ける理由 2026/04/04Posted in医療全般, 文献, 腎臓のこと 腎臓の中には、糸球体と呼ばれる微小なフィルターが、左右あわせておよそ200万個あります。 血液はここでこし取られ、老廃物や余分な水分が尿として外に出されます。 ところが、高血圧や糖尿病が長く続くと、このフィルターには…
平均の食卓から、こぼれ落ちる人がいる―肉の摂取量とAPOE ε4遺伝子型と認知症リスク 2026/04/03Posted in健康, 医療全般, 文献 食卓に肉が続くと、少し野菜も食べなきゃという気になります。 量の問題だけではありません。肉には、それだけで少し身構えさせる空気があります。 「赤肉は老化に悪い」という見出しを目にすると、その感覚にもっともらしい根拠を…
「正しいか」ではなく「他にあるか」 ―弦理論58年の膠着を動かした、問いの反転 2026/04/02Posted in文献, 科学 ジグソーパズルで、最後の1ピースだけが見つからないことがあります。 絵そのものは見えなくても、まわりの形を見れば、そこに入りそうなピースはかなり絞れます。 科学でも、ときどき同じことをします。 答えを直接つかめないな…
顔が顔になる時刻―げっ歯類の白い眼輪はなぜ昼に現れたのか 2026/04/01Posted in文献, 生物 目のまわりは、本来、目立たないほうがいい場所です。 少なくとも、夜行性の祖先をもつげっ歯類(ネズミやリスの仲間)ではそうでした。 黒い斑は、眼の位置を目立ちにくくし、眼に入る反射を減らすはたらきがあると考えられてきま…