所得格差とセクシャルな自撮り写真 2024/05/14Posted in心理学, 文献 ソーシャルメディア上でのセクシャルな自撮り写真が増加している背景には、経済的要因が関与しているかも知れない…という研究報告です。 この研究は、TwitterやInstagramといったソーシャルメディアプラットフォームか…
社会的孤立は脳細胞の減少と軽度の認知障害を引き起こす 2024/05/08Posted in心理学, 文献 社会的孤立は、私たちの心だけでなく脳にも影響を及ぼすことが最近の研究で明らかになっています。 特に、若い時期の社会的相互作用が、脳の健康や社会的認知に及ぼす影響は、これまで想像以上に大きいことが示されています。 今回…
チームメイトからのタッチはフリースローの成功率を上昇させる 2024/05/07Posted in心理学, 文献 心理学の論文を読んでいると、「こんなことまで研究の対象になるんだ!」と感心することがしばしばあります。 今回紹介するのもそんな一例ですね。 バスケットの試合を見ていると、フリースローの一投目のあとに、選手同志がハンド…
スマホを持ち込むのは、認知タスクのプラスになる?意外な結果 2024/05/06Posted in心理学, 文献 スマートフォンは、今や私たちの日常生活に欠かせない存在です。 しかし、この便利なデバイスが私たちの認知機能に与える影響について、研究者たちはまだ完全には解明できていません。 最近の研究では、スマートフォンが「作業記憶…
感謝する人は退屈してるヒマなんてない? 2024/05/02Posted in心理学, 文献 「感謝」が。私たちの生活にもたらす影響は多岐にわたりますし、その効果はさんざん耳にしてきました。 最近の心理学の研究によれば、感謝は単にポジティブになるというだけでなく、「退屈」という一見避けられない感情の予防や軽減…
怒りは紙に書いて捨てるべし 2024/04/30Posted in心理学, 文献 「怒り」は、私たちが直面する感情の濁流の一つです。 それをうまく管理できなければ、せっかく築き上げてきた人間関係もたやすく壊してしまいます。 「アンガーマネジメント」とは、怒りを感じた際に、その感情を健康的かつ効果的…
高齢者は「新しい経験」を受け入れやすい 2024/04/29Posted in心理学, 文献 新しい経験は人生に刺激を与えますし、多くの場合、私たちの心に思い出として残ります。 新しいレストランでの食事や、初めての仕事の日など、日常は常に何らかの「新しい体験」の場を提供してきます。 しかし、これらの新しい体験…
感情を表す言葉 2024/04/20Posted in心理学 「名前が体を表す」という言葉は、人の名前がその人の特性や性格、時には運命までを象徴していることを意味するものです。 この言葉は、名前が持つ象徴性やイメージが、その人の身体的または精神的特徴に反映されるという考え方に基づい…
「日常的サディズム」を理解すること 2024/04/15Posted in心理学, 文献 ネットがこれほど普及していない時代でも、「憐れむべきは被害者なのに、その被害者を非難し攻撃する」というのは、普通に見られていたように思います。 最近、「Journal of Personality and Socia…
孤独感は人格を徐々に変えていく 2024/04/07Posted in心理学, 文献 孤独とは、私たちの心に静かに忍び寄り、時には心の深層にまで影響を及ぼしてしまうものです。 その孤独感が、特定の人格を形づくっていくことを明らかにした研究があります。 かつて人格は、生まれつきのものであり、変わることの…
誰もが考えすぎてしまうことがある 2024/04/04Posted in心理学 「あれこれと悩みすぎてしまう」―これは現代人のあるあるかもしれませんね。 私たちの脳は、昔から生存のために脅威を探し続けるようにできています。 しかし、その「生存本能」が今日では、日常のささいなことから未来の不確実性…
声に出して読むことは、記憶の助けになるが理解するのは苦手 2024/03/12Posted in心理学, 文献 今日のお話は学習方法について。 社会人になっても、もちろん試験はあります。 かつて資格試験を受験する際には、前日からホテルに泊まり込んで最後の悪あがきをしたものでした。 もともと暗記ものは得意ではないのですが、年齢ととも…
一流ジャズミュージシャンの脳の中 2024/03/10Posted in心理学, 文献 私のような凡人が、「フロー状態」のことをなんとなくわかったような気になっているのは、例えば、アニメ映画「スラムダンク」のクライマックスシーンでイメージしたり、トップアスリートのインタビューなどで、ある程度言語化が試み…
「名前がでてこない!」 2024/03/09Posted in心理学, 文献 「ほら、あの、あれ。」 私などは「言葉の探しもの」というか「あれ、なんて言ったっけ」が多すぎて、面倒くさくなって話を終えてしまうことがあります。 言いたいことがすぐに出てこないという現象です。 誰でも、特に人生の「黄…
「ビア・ゴーグル現象」の検証 2024/03/08Posted in心理学, 文献 アルコールにまつわる「失敗エピソード」がいくつもあるように、アルコールが私たちの心と体に及ぼす影響は多岐にわたります。 その一つが、いわゆる「ビア・ゴーグル現象」―酔った状態だと、普段なら目もくれない人を魅力的に感じ…
自撮りの心理 2024/03/02Posted in心理学, 文献 ランニングで遠くまで出向いたとき、スマホで「現場」撮影をします。 それから、背景がちゃんと写るように自分の顔を撮って、家族や友人たちと共有します。 いわゆる「自撮り」です。 私の場合は、「こんなところまで来ちゃったゼ…
ファビングをしてしまう人の特徴 2024/02/28Posted in心理学, 文献 この話題は以前にもこのブログで取り上げました。 人と対峙する場面でスマホに没頭し、相手を無視する「ファビング」という現象です。 この言葉は「phone(フォーン)」と「snubbing(無視する)」を組み合わせたもの…
ドーパミンの新たな役割 2024/02/23Posted in心理学, 文献 このブログで紹介する心理学分野の論文では、「ドーパミン」はほとんど常連と言ってもいいぐらいに頻出する脳内ホルモンですね。 ドーパミンは、「快感」や「多幸感」、「意欲」などの役割を担いますし、どちらかというとポジティブ…
イヤな表情で食事していると、それを見た人の食事の好みは伝染する 2024/02/18Posted in心理学, 文献 グルメ番組を見ていると、本当に美味しそうに食事するタレントさんがいますね。 食レポで情報を詰め込むよりも、よっぽどその表情が料理の美味しさを物語ってくれます。 反対に、苦手な料理を前にした時の人間の表情というのは、か…
若者の孤独感への対応策 2024/02/17Posted inマインドフルネス, 心理学, 文献 誰もが「孤独」を感じる時があります。 そして、私のような昭和の人間は「孤独をどうこうするのはその人次第」という態度をとりがちなのも事実です。 もちろん、そういう認識でいること自体が、浅薄です。 近年の研究によると、「…
目標達成のためのモチベーション:報酬の二面性を探る 2024/02/10Posted in心理学, 文献 病院の勤務時代を思い出すと、忘年会などで盛り上がったのは、各セクションからの賑やかな催しものでした。 バンド演奏やダンスなど、プロのメンバーが絶対いるだろ!と思うほどの出来栄えで、とても感動したのを覚えています。 優…
心の時間速度と肉体の治癒速度 2024/02/07Posted in心理学, 文献 会議が長引いたりすると、時間はまるで止まっているかのように感じられます。 一方で、楽しい時はあっという間に過ぎ去ります。 私たちの日常は、時計の針の進む「主観的な速さ」に左右されています。 「心身合一」などと言います…
現実と想像の境界 2024/02/02Posted in心理学, 文献 「これは現実か、それともただの空想か?」という問いは、私たちの脳が日々直面する課題です。(哲学的な思考実験ではありません。) 視覚からの情報と想像上のイメージは、脳内で似たような神経活動を引き起こしますが、それらが生…
オンライン会議での道徳的判断は本当にあなたのもの? 2024/01/31Posted in心理学, 文献 1950年代、心理学者ソロモン・アッシュは、人々がグループの圧力に屈して間違った意見に同調することを発見しました。 アッシュは、線の長さを推測するというシンプルな実験を行いました。 この実験には俳優が参加し、故意に誤…
人はなぜ陰謀論を信じるのか? 2024/01/29Posted in心理学, 文献 人はなぜ陰謀論を信じるのか? 陰謀論と言えば、最近ではもっぱらSNSを通じて拡散されていくという印象ですが、私の中では、陰謀論の総本山といえば「月刊『ムー』」が真っ先に頭に浮かびます。 5代目編集長・三上丈晴氏の著書…