目標は「何をする!」に置き換える

  今回のお話は新年の決意に関する面白い研究です。 この研究は、人々が新年に立てる目標の成功率について、特に「アプローチ指向の目標」対「回避指向の目標」という観点から分析しています。 この研究はスウェーデンのストックホル…
人差し指と薬指の長さの不思議

人差し指と薬指の長さの不思議

  人間の身体は内面を映し出す鏡だと語られることがあります。 手相や人相占いがその代表ですが、最近では「指の長さでわかる〇〇」といった広告を目にすることも少なくありません。 多くは気軽な読み物の一部として流れていきますが…

炎症とソーシャルメディアの使用

  最近の研究によると、ソーシャルメディアの使用と体内の炎症レベルに興味深い関連があることが明らかになりました。 C反応性タンパク質(CRP)は炎症レベルの測定に使用されるマーカーですが、炎症レベルが高い人は、ソーシャル…

親と子どもの関係

  「親が子どもに嘘をつく」 最近はホワイト社会といわれていますから、字面にしてしまうと「嘘をつくなんて」とか、「そんなことありえない」という声が聞こえてきそうですね。 けれども、その子どもが幼児なら、子育て中の親は日常…

「フレッシュスタート効果」

新しい年がはじまりました。 昨年の末頃から「年が明けたら運動をはじめよう」とか「新年になったらアレを目標にしよう」とか、静かな意気込みを燃やしていた方も多かったかも知れませんね。 順調なスタートが切れたでしょうか。 新年…

ファビングの影響

  カフェの隅で、スマートフォンに見入る若者たちがいます。 彼らは、対面での会話よりも画面上のメッセージに夢中です。 これは、今や日常で普通にみられる光景ですが、これが「ファビング」と呼ばれる行為です。 「ファビング(P…

ストレスについて理解する

今日は動画の紹介です。 スタンフォード大学医学部の神経生物学の准教授であるアンドリュー・ヒューバーマン博士が、ストレス、不安、トラウマに関する洞察を提供する内容です。   https://youtu.be/aMlicEq…

言葉の力:だからこそ避けたい言葉

  悲しみの時期にある心のケア、それは繊細な作業です。 私たちが悲嘆にくれる人々を支える際には、言葉一つ一つがその人の心にどのように響くかを深く考える必要があります。 CalderwoodとAlbertonによる研究は、…

鳥のさえずりの効果

現代社会では、都市化が進む中で、私たちの日々の生活環境は大きく変化しています。 都市の喧騒と自然の静寂、この二つの極端な環境が私たちの精神的健康に与える影響について、面白い研究があります。 具体的には、交通騒音と鳥の鳴き…

心からの感謝の実践

  私のブログでも、かつて「感謝日記」をとりあげたこともありますし、それでなくても「感謝」の効用については世の中にたくさんあがっています。 ところが、「感謝の実践」はよく誤解されがちで、その結果、効果が薄れたり、さらには…

心の水平線を見つめて:自己疑念からの脱却

時には、私たちは自分自身の選択に疑問を感じることがあります。(私などは「いつも」です。) 自己疑念は、私たちが自分自身に設定した健康的な境界線を侵食することがあり、その結果、自己価値感や真の自己を疑うような状態に陥ります…

自己中心の錯覚:スポットライト効果

今日は「スポットライト効果」についてのお話です。 この心理学的現象は、私たちが自分自身の存在や行動について他人がどれだけ気にしているかを過大評価する傾向を指します。 この話題を掘り下げていくと、私たちの自己認識や社会的相…

笑い療法:コルチゾール濃度に与える効果

  古くから「笑いは最高の薬」と言われていますし、笑いを医療の現場に持ち込んだ「パッチ・アダムス」の例を挙げるまでもなく、今や笑いが心身の健康に良いというのは常識です。 笑うこと、喜ぶことが、免疫力を高め、病気の回復にも…
猫と人間の関係:相互理解の探求

猫と人間の関係:相互理解の探求

  猫と人間の関係は、お互いの行動と感情の微妙な調和の中で成り立っています。 猫を飼ったことがある方なら、その独特な関係性について、ユニークなエピソードをいくつか経験しているでしょう。 しかし、私たちのその行動が、猫にと…

感情の筋トレ:思いやりによる人間関係の再構築

アルフレッド・アドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」という言葉を残しました。 この言葉は、人間関係に起因する悩みが人生において非常に重要であることを示しています。 ざっと考えてみても、壁を感じるのは、やはり人…

COVID-19と記憶のゆがみ:未来への影響

  COVID-19の大波が過ぎ去り、私たちは表面的にはコロナ前の日常を取り戻しつつあります。 しかし、このパンデミックが私たちの記憶に刻んだ傷は、単なる経験の積み重ねを上回るものです。 今回、紹介する研究では、パンデミ…

超常現象:信じるか、信じないかは、脳次第?

  私は「昭和40年男」です。 勝手に分類すると、世代的に厨二病に侵され続けている人種ですから、「都市伝説」やら「ムー」の掲載記事が大好物です。 言い換えれば、超常現象、幽霊や未来予知、テレパシーなど、科学的に説明が難し…

心が求める恐怖:なぜ怖がることが楽しいのか

  ホラー映画を無性に観たくなるモードの時があります。 それに対して「理解できない」と嫌な顔をされることもあれば、「わかるわかる!」と同じ匂いのする人がいます。 その「恐怖を楽しむ理由」について、社会学者と認知神経学者が…
いい加減な情報に対する盲目性

いい加減な情報に対する盲目性

  自己評価というのは難しいですね。 低すぎると自信のなさにつながりますし、高すぎると何でもできる気がしますが、実力に見合っていないので、結局は自分も周りも困ることになります。 心理学者たちはそんな自己評価の高い人々が、…

“赤い”は本当に赤い?香りで変わる色の認識

  私たちの五感は、単なる情報の受信機ではありません。 それぞれの感覚が単独で働くことは稀で、むしろ連携プレイをしています。 例えば、美味しい料理の匂いが食欲をそそるだけでなく、その色や形も食事の楽しみを高めます。 ここ…