今年、大学生になった娘が小学1年のときの「こくご」の教科書。
なぜか院長室の本棚に置いてあります。
何気なくぱらぱらとめくってみたら、そこにロシア民話の「おおきなかぶ」が載っていました。
「おおきなかぶ」は、佐藤忠良さんのイラストで広く親しまれている絵本が有名ですね。
幼い頃に、友だちの間で流行った笑い話があったなあと懐かしく思いながら、教科書の挿絵を見てみると
「ありゃ。この本もそうなんだ。」
そのイラストにちょっとした秘密を見つけた気持ちになって嬉しくなってしまいました。
もしかしたら、このイラストレーターさんも佐藤さんのイラストに敬意を表して、このような表現にしたのかも知れませんね。
もうお気づきでしょうか。
これでは、どんなにおじいさんが力持ちだとしてもかぶはぬけることはありません。
おじいさんの両足がかぶにのっかってしまっているからです。
これでは抜くどころか、葉っぱのついた茎ごとちぎれてしまいますね。
ということを、ひまを持て余していた佐久田たちは友だちと大発見をしたかのようにはしゃいでいました。
子どもって、主旨と違うところで盛り上がるものです。
「けれども、かぶは ぬけません」じゃなくて、「これでは、かぶは ぬけません」だよなあ、ぐらいは言っていたような気もします。
絵本の方も、同じ足の配置になっているんですよ。
