「気分が落ち込んだなら朝日を浴びろ!」と教えてくれるのは筋トレで有名なTestosteroneさんです。
実際に、朝の太陽光は気持ちを明るくしてくれます。
そして、最近の研究で明らかになったことによると、朝に日光を浴びることは、私たちの夜の睡眠の質も高めてくれるようです。
具体的なデータに目を向けると、18歳から80歳の103名の成人を対象に行われたこの研究では、朝の太陽光を浴びた人たちが、夜の睡眠においてより早く眠りに落ち、深く眠り、夜中に目が覚めることが少ないという結果が出ました。
70日間という比較的長期にわたる調査で、毎日の太陽光曝露時間や睡眠の質を記録し、その関連性を探りましたが、興味深いのは、日中全体の太陽光曝露時間ではなく、特に「朝の光」が睡眠にとって重要であることが強調された点です。
なぜ朝の光がこんなに重要なのでしょう?
それは、私たちの体内に存在する「サーカディアンリズム」と呼ばれる、睡眠と覚醒を調整する内部時計にあります。
このリズムは、朝の日光によってリセットされ、昼と夜の区別をつけ、夜になると自然に眠気を感じるように調整してくれます。
一日のどの時間帯に光を浴びるかが、眠りの深さに影響を与えるというのは、とても興味深い話です。
さらに、日光を浴びる時間の長さはさほど重要ではなく、朝に外に出る時間を持つことが効果的であることも示されました。
特に忙しい現代人にとって、朝のわずかな時間でも外に出るだけで、夜の睡眠の質が大幅に改善されるかもしれません。
まとめ:
1. 朝の太陽光は、体内時計をリセットし、夜の睡眠の質を向上させる。
2. 日中全体で浴びる光の量ではなく、朝の光が鍵。
3. 忙しい生活の中でも、朝に少し外に出る習慣を持つことで、深い眠りが得られる可能性がある。
日常生活の中で簡単に実践できる方法として、朝の日光を意識することが、良質な睡眠を得るためのカギと言えるでしょう。
明日の朝、少しだけでも外に出て、体に朝の日光を感じさせてみてください。
それが夜の快適な睡眠への第一歩になるかもしれません。
参考文献:
Anderson AR, Ostermiller L, Lastrapes M, Hales L. Does sunlight exposure predict next-night sleep? A daily diary study among U.S. adults. Journal of Health Psychology. 2024;0(0). doi:10.1177/13591053241262643

