「読書セラピー」

    私たちは通常、文字を通じて知識を得たり、異なる視点や物語を探索したりします。 しかし、文字の力はそれだけではないですね。 実際、言葉は私たちの心に深く響き、心の健康を向上させる力を持っています。 この力を活用する…

笑い療法:コルチゾール濃度に与える効果

  古くから「笑いは最高の薬」と言われていますし、笑いを医療の現場に持ち込んだ「パッチ・アダムス」の例を挙げるまでもなく、今や笑いが心身の健康に良いというのは常識です。 笑うこと、喜ぶことが、免疫力を高め、病気の回復にも…
猫と人間の関係:相互理解の探求

猫と人間の関係:相互理解の探求

  猫と人間の関係は、お互いの行動と感情の微妙な調和の中で成り立っています。 猫を飼ったことがある方なら、その独特な関係性について、ユニークなエピソードをいくつか経験しているでしょう。 しかし、私たちのその行動が、猫にと…

スマートフォンでの読書は理解が乏しい?

  片手にスマートフォン、指先で軽くなぞるページ。 現代社会では、この光景が日常となっています。 しかし、この便利なデバイスが、私たちの脳や心にどのような影響を与えているのでしょうか? そんな興味深い研究が、その一端を明…

感情の筋トレ:思いやりによる人間関係の再構築

アルフレッド・アドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」という言葉を残しました。 この言葉は、人間関係に起因する悩みが人生において非常に重要であることを示しています。 ざっと考えてみても、壁を感じるのは、やはり人…

COVID-19と記憶のゆがみ:未来への影響

  COVID-19の大波が過ぎ去り、私たちは表面的にはコロナ前の日常を取り戻しつつあります。 しかし、このパンデミックが私たちの記憶に刻んだ傷は、単なる経験の積み重ねを上回るものです。 今回、紹介する研究では、パンデミ…

コーヒーとお茶の適量が認知力を守る?

  コーヒーやお茶を適度に飲むことが、認知症などの認知障害のリスクを減少させる可能性があるという報告がありました。 認知障害は個人や医療システムに大きな負担をかけており、現在の治療薬はこれらの障害を治療する可能性に限界が…

超常現象:信じるか、信じないかは、脳次第?

  私は「昭和40年男」です。 勝手に分類すると、世代的に厨二病に侵され続けている人種ですから、「都市伝説」やら「ムー」の掲載記事が大好物です。 言い換えれば、超常現象、幽霊や未来予知、テレパシーなど、科学的に説明が難し…

逆境がもたらす脳の変化

  今日紹介する論文は、「逆境の経験が脳にどのような影響を与えるか」を、メタアナリシスという手法を用いて調査したものです。 メタアナリシスとは、あるテーマを調べるときに、同じテーマについて調べた、他の複数のグループの研究…

心が求める恐怖:なぜ怖がることが楽しいのか

  ホラー映画を無性に観たくなるモードの時があります。 それに対して「理解できない」と嫌な顔をされることもあれば、「わかるわかる!」と同じ匂いのする人がいます。 その「恐怖を楽しむ理由」について、社会学者と認知神経学者が…

共感性が高い人はよく眠れる?

  夜が更け、多くの人々が心地よい眠りにつく一方で、眠れないと悩む人々も少なくありません。 そんな睡眠に関連する、新たな視点を提供する研究がフィンランドから報告されています。   元論文はこちら→ Tolonen I, …

心と体の連鎖:うつ症状と死亡率の考察

  心の健康が身体に与える影響については多くの話がありますが、科学的な証拠が不足しているケースも少なくありません。 そんな中で、Zefeng Zhang博士たちの研究は、うつ症状と心血管疾患、さらには死亡率との深刻な関連…

ガンテネルマブのアルツハイマー病研究への寄与

アルツハイマー病がなぜ起こるのかという疑問に対し、現在のところ、アミロイドβ仮説、アセチルコリン仮説、オリゴマー仮説などがあります。 アミロイドβ仮説は、アルツハイマー病の病理をアミロイドβの蓄積から始まると考え、それが…

時間制限食のダイエット効果

  ダイエット法は、いくつも流行がありますね。 例えば「時間制限食」は、毎日特定の時間帯だけ食事を取り、その他の時間帯は水などで過ごす「断続的断食(ファスティング)」のひとつとされています。 「断食」と名前はついています…

揚げ物が心に与える影響:不安とうつの要因?

  揚げ物は食べすぎると、健康に良くない感じがします。 神様はなぜヒトを、美味しいものの過食に耐えられない身体に作ってしまったのでしょう? しかも、今度は身体だけでなく、心の健康にまで及ぶお話です。   元論文はこちら→…
いい加減な情報に対する盲目性

いい加減な情報に対する盲目性

  自己評価というのは難しいですね。 低すぎると自信のなさにつながりますし、高すぎると何でもできる気がしますが、実力に見合っていないので、結局は自分も周りも困ることになります。 心理学者たちはそんな自己評価の高い人々が、…