3時間以上のゲームは身体をいためる? 2024/03/31Posted in健康, 文献 今回は長時間のビデオゲームが「身体」に悪影響を及ぼす可能性についての論文です。 この研究によると、1度のプレイ時間が「3時間」を超えると、身体にダメージを与えるのだそうです。 これまでのビデオゲームに関する研究は、「…
フィトケミカルと偏頭痛 2024/03/30Posted in健康, 文献 「フィトケミカル」という言葉を、実は初めて知りました。 Google先生によれば、フィトケミカルというのは、植物が紫外線や昆虫などから身を守るために作り出した色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分を指すのだそうです。 …
社会的孤立の状況では体を動かすこと! 2024/03/26Posted in健康, 文献 ほんの3年前の話ですが、私たちは等しく「社会的孤立」を経験しました。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は、私たちの日常生活に大きな影響を与え、特に社会的接触の減少による精神的健康への影響が懸念されて…
音楽と認知機能 2024/03/24Posted in健康, 文献 音楽は、ただ耳を楽しませるだけではありません。 私たちの心と脳に深い影響を及ぼしています。 特に、人生の後半期において、音楽に関わることが認知能力、特に記憶力や問題解決能力といった実行機能の向上につながる可能性があること…
ビタミン・サプリとCKD 2024/03/23Posted in健康, 文献 今日は慢性腎臓病(CKD)患者におけるビタミン補給についての研究成果を紹介したいと思います。 多くの人がビタミンと聞くと、健康のための万能薬を思い浮かべるかもしれません。 しかし、CKD患者におけるビタミン補給の効果と安…
コーヒーと偏頭痛の関係 2024/03/22Posted in健康, 文献 このブログで何度もコーヒーの話題を取り上げるのでお察しの通り、私はコーヒー依存気味です。 コーヒーが切れるとキレます(笑)。 世界中で愛されるコーヒーは、朝の目覚めを促すだけでなく、愛好家にとっては欠かせないものです。 …
摘出か?薬剤か?:骨密度と副甲状腺 2024/03/21Posted in健康, 文献 透析治療を受けている人々にとって、骨の健康は大きな問題です。 腎臓のはたらきが低下してくると、ビタミンDや副甲状腺ホルモン、それとカルシウムやリンが組成に大きく関連する骨の間で、そのバランスを保つために、通常とは違っ…
時間の感覚をとりもどす 2024/03/20Posted in健康, 文献 今日は、自然が私たちの時間感覚に与える影響について、紹介します。 この話題は、忙しい毎日を送る中で、ふと立ち止まり、周りの世界を感じる時間の重要性を再認識させてくれます。 現代社会は「時間」という概念に支配されています。…
睡眠不足チェッカーがあったなら 2024/03/19Posted in健康, 文献 個人的にも、興味深い研究報告がありました。 それは、人が24時間以上眠っていないかどうかを見分けることができる新しい血液検査の開発です。 この検査は「Science Advances」誌に掲載され、その精度は99%にも及…
口腔の健康と認知機能 2024/03/17Posted in健康, 文献 「衣食住」につながるものは欠かすことができませんし、人の体のはたらきも、それに関わるものは重要な位置づけになりますね。 例えば、食べること。 食べることの最初の入り口は、「口」です。 この口腔のはたらきが、認知機能に影響…
甘い飲み物と慢性腎臓病の発症リスク 2024/03/16Posted in健康, 文献 「甘いもの」を取りすぎると、「体に良いことなさそう」と、何となく思いますね。 特に、甘い飲み物は、気軽に手に入る分だけ、その影響は決して小さくありません。 イギリスで行われた、この研究は、その甘い飲み物に焦点をあてて…
クレアチンの補給で記憶力が向上 2024/03/15Posted in健康, 文献 腎臓のはたらきの検査に「クレアチニン」がありますが、今回はそれではなくて「クレアチン」のお話です。 もし筋トレやフィットネス界隈の住人なら、この言葉を耳にしたことがあるかも知れませんね。 クレアチンは、私たちの体、特…
食物繊維のサプリメントと「腸脳力」 2024/03/11Posted in健康 食物繊維のサプリメントというと、お通じをよくするイメージです。 ところが、最近はもっぱら腸内細菌叢が果たす「腸脳力」がトピックですから、食物繊維の効果もその領域まで広がっていきます。 ある研究が、食物繊維のサプリメン…
「より広く」が「より良い」とは限らない 2024/03/05Posted in健康, 文献 今日は、抗生剤に関する、ある医学研究のお話です。 タイトルは少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、「誤嚥性肺炎に対して広くカバーする嫌気性抗生物質を使用しても利益をもたらさなかった:後ろ向きコホート研究」。 これが…
紫外線消毒が広まらない理由 2024/02/24Posted in健康, 文献, 新型コロナ コロナ禍では、「空気」が敵になったかのような感覚に襲われました。 パンデミックが世界を変え、私たちの日常に「見えない敵」との闘いが根づきました。 今はあまりしなくなりましたが、外出する際には携帯用の消毒スプレーなどを…
好中球/リンパ球比とサルコペニアリスク 2024/02/22Posted in健康, 文献 マンガ「はたらく細胞」のおかげで、外来でも白血球やリンパ球の話がしやすくなりました。 私たちの健康を守るために、これらの細胞は静かに力強くはたらいています。 特に、好中球とリンパ球、この二つの細胞は私たちの身体を病原…
「メンタル脳」 2024/02/21Posted in健康, 読書 アンデシュ・ハンセン氏が提唱する「メンタル脳」の理論の紹介です。 これは、現代人のメンタルヘルスの問題を、私たちの脳がまだ古代の狩猟採集時代に生きていると錯覚していることに起因すると見ています。 私たちの生活環境…
心と体に良いことは頭にも良い 2024/02/16Posted in健康 認知症は多くの人が恐れる病気です。 認知症の全てがわかっているわけではないという状況に加えて、誰もがなるかも知れないという心配があるからですね。 ただし、日々の生活習慣を見直すことで、そのリスクを最大40%も減らすこ…
体温とうつ症状との関連 2024/02/13Posted in健康, 文献 このコロナ禍のなかで、毎日の体温測定が習慣化されてきたおかげで、思わぬ発見もありました。 「37℃が私の普通」という人もいれば、「35℃台が自分の平熱だから36.5℃を超えたら微熱」という人もいて、実際にモニタリング…
高血圧患者の立ちくらみをどうすべきか? 2024/02/12Posted in健康, 文献 多くの患者にとって、血圧の管理は日々の健康維持に不可欠な要素です。 ところが、あまり厳格に血圧のコントロールを行おうとすると、立位低血圧(立ちくらみ)を引き起こすリスクがあります。 そのため、全ての患者に対して積極的…
CPAPの心血管疾患に対する再評価 2024/02/11Posted in健康, 文献 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、夜間の息が止まることが特徴で、長期にわたる心血管疾患(CVD)のリスクを高める可能性があります。 そこで、持続陽圧呼吸療法(CPAP)がこれらの患者において大きな救いとなっていま…
IgA腎症患者を対象としたシベプレンリマブの第2相試験 2024/02/09Posted in健康, 文献 IgA腎症とは、腎臓病の一種で、不要な物質(いわゆる老廃物)を体外へ排出するという腎臓のはたらきが徐々に低下していく疾患です。 この病気は、特に進行すると透析や腎移植が必要になる可能性があります。 しかし、最近の研究…
血液透析患者の健康的なライフスタイルを促進するためのデジタル介入 2024/02/08Posted in健康, 文献 現在、私たちの生活のあらゆるところにデジタル技術が浸透しています。 けれども、その恩恵を最も必要としている人々が十分に享受しているとは限りません。 特に、慢性的な健康問題に直面している人々にとって、技術はその人が思い…
呼吸が強化する睡眠中の記憶 2024/02/01Posted in健康, 文献 今日紹介するのは「呼吸が強化する睡眠中の記憶」というテーマについてのお話です。 睡眠は、もちろん身体の休息だけではありません。 脳はこの時間を使って、日中の出来事や学んだことを整理し、記憶として定着させています。 研…
本当に鼻をほじると認知症のリスクが高まるのか? 2024/01/30Posted in健康, 文献 まずは発端となった論文の内容を説明します。 元論文: Chacko A, Delbaz A, Walkden H, Basu S, Armitage CW, Eindorf T, Trim LK, Miller E,…