不流月 2022/02/17Posted inマインドフルネス 今日も禅語から。 水急不流月 (みずきゅうにしてつきをながさず) 意味は、水の流れがどんなに急でも、水面に映る月が流されることはないというものです。 周りの雑音に一喜一憂し、時に落ち込んで、自分のやっているこ…
あるべきようにある 2022/02/07Posted inマインドフルネス ゴッホの言葉です。 美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ。 道元禅師が確か似たような歌を詠んでいたっけと思って、探してみました。これです。 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけ…
お月さまから自分を眺める 2022/02/04Posted inマインドフルネス 澤木興道禅師の名言集を読んでいたら、やはりなるほどと膝を打つものがたくさんありました。 今日はそのなかのひとつを紹介します。 「自分というものに捉われてお月さまを眺めるから、悲しく見えたり嬉しく見えたりするのである。…
「喫茶喫飯」 2022/01/15Posted inマインドフルネス 禅語に「喫茶喫飯」という言葉があります。 「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては飯を喫す」 お茶を飲んでいるときには、お茶を飲むことに集中し、ご飯を食べるときには、ご飯を食べることに集中しなさいという意味です。 禅…
基本は「無常」 2022/01/12Posted inマインドフルネス 万物は全て変化し続けます。 平家物語の冒頭の一文にも「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とあります。 「祇園精舎の鐘の音は世の中に不変のものはないという風に聞こえる」という意味です。 仏教の三法印とは「諸行無常」…
木鶏と芻狗 2022/01/10Posted inマインドフルネス 禅語集から。 木鷄鳴子夜 芻狗吠天明 もくけい しやになき すうく てんめいに ほゆ 意味は、木彫りの鶏が子(ね)の刻(深夜零時ごろ)に鳴き、藁細工の犬が夜明けとともに吠えだした、という意味です。 木鶏が鳴くのも…
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 2022/01/08Posted inマインドフルネス 1828年の冬、良寛さんが71歳の時、新潟で1500人以上の死者が出る大地震が起こりました。 幸いにして、良寛さん自身は無事だったのですが、子供を亡くした山田杜皐に送った見舞い状の一文です。 地震は信に大変に…
忍辱の心 2022/01/06Posted inマインドフルネス, 新型コロナ 法句経(ダンマパダ)から。 「第九章 悪」から、119から122の偈を続けて紹介します。(ブッダの真理の言葉 中村元訳) 119 まだ悪の報いが熟しないあいだは、悪人でも幸運に遇うことがある。しかし悪の報いが熟し…
4つの喝 2021/12/27Posted inマインドフルネス 「あっぱれ」と「喝」で人気のスポーツ解説者の方が番組のレギュラーを降板されるのだそうです。 今日はその「喝」について。 ご存知の通り、もともと「喝」は禅に由来する言葉です。 最初に言ったのは誰で、誰に言ったものなのか…
「無作妙用」 2021/12/04Posted inマインドフルネス 「無作妙用」(むさのみょうゆう)という禅語があります。 いろいろ考えすぎて何か策をこしらえたり、計らいごとをめぐらすのではなく、素直であることに最高の働きがあるという意味です。 大人のつきあいというのは、相手…
「過ちを改める」 2021/12/01Posted inマインドフルネス 過(あや)まれるを改(あらた)むる善(ぜん)の、これより大きなる無し 天台宗の僧、慈円が「愚管抄」に記した言葉です。 「過失を認めてすぐに改めるという善にまさる善はない」または「過ちを悔い改める以上の善はない…
個人史ドキュメンタリー 2021/11/30Posted inマインドフルネス いつも他愛のない話ばかりですが、今日は輪をかけて他愛のない話をします。 しかも、ずっと思っていることなので、ひょっとしたら以前にしたことがあるかも知れません。 人は死ぬときに(死んだあとに?)四十九日間は迷っ…
ご機嫌 2021/11/29Posted inマインドフルネス 最近知ったのですが、「機嫌」という言葉はもともと仏教からきた言葉なのだそうです。 私たちが使う「機嫌」とは、辞書にあるように「表情や言葉、態度にあらわれる、その人の気分のよしあしのこと」を言います。「ごきげん」と…
「天辺の月」 2021/11/24Posted inマインドフルネス 今日は、私の好きな禅語を紹介します。 「八風吹けども動ぜず 天辺の月」 八風とは、人の心を揺さぶる、次の八つのことを言います。 1)利:目先の利益 2)誉:名誉をうける 3)称:称賛される 4)楽:様々な…
光の好きなのと嫌いなのと 2021/11/09Posted inマインドフルネス ゴッホが遺したとされる名言は数々ありますが、私は次の言葉が好きです。 「虫だって光の好きなのと嫌いなのと二通りある。人間だって同じだ。皆が皆、明るいなんて不自然だ。」 検索しても元のオリジナルの言葉が探せなくて、日本…
「のんびりする日」 2021/10/13Posted inマインドフルネス 「『のんびりする日』を一日分用意しましたので、ご自由にお使いください」と言われたとします。 職場の上司からでも良いですし、あるいは家族からでも良いです。 よくドラマで「お母さん、今日は『母の日』だからお母さんの仕事は僕た…
心の問題ではなく身体の問題 2021/10/12Posted inマインドフルネス 心や感情を操作しようとしても、よっぽどの達人でない限りは、自分の心であっても思い通りにならないのが人間です。 身体の感覚を詳しく観察していくヴィパッサナー瞑想の実践では、初心者はまず呼吸ごとに「膨らみ、縮み」を観察してい…
ブッダの幸福論 2021/10/09Posted inマインドフルネス 今日は「ブッダのことば(スッタニパータ)」中村元訳からの紹介です。 「第二 小なる章」の「四、こよなき幸せ」の一節です。 あるときブッダは、容色麗しい神に質問を受けた。 「多くの神々と人間とは、希望を望み、幸せを思っ…
変わらないもの 2021/09/23Posted inマインドフルネス 1994年にシーズン200本安打を達成したイチロー選手がブレイクし、翌年に日産自動車のCMに出演していました。その時のコピーが「変わらなきゃ」でした。 2008年オバマ大統領は「Change Yes We Can!」のス…
「あるがまま」であること 2021/09/07Posted inマインドフルネス マインドフルネスで良く言われるように、「今、ここ」、あるいは「あるがまま」であろうとすることは、落ち込んでざわついた心を立て直すヒントとなります。 「あるがまま」に自己を取り戻すとは、心配や不安があっても、事実の「あるが…
「一日暮らし」で生きる 2021/08/18Posted inマインドフルネス 中部経典に「一夜賢者の教え」というものがあります。 ウイルアム・オスラー博士がエール大学の学生たちに向けた講演「今日一日の区切りで生きよ」にそっくりな教えです。 オスラー博士の講演の冒頭部分はこうでした。 「…
他人の邪曲を観るなかれ 2021/08/11Posted inマインドフルネス このブログで取り上げる時、法句経(ダンマパダ)の偈の引用は、主に中村元訳の「ブッダの真理のことば」からのものが多いのですが、最近、友松圓諦の訳も素晴らしいことを知りました。 友松圓諦は仏教学者で、昭和9年のNHKラジオ放…
マインドフルな食べ方 2021/08/10Posted inマインドフルネス ティク・ナット・ハン師のプラムヴィレッジでの生活を追うドキュメンタリー映像を観たことがあります。 特に印象的だったのが、各国から集まってきた僧たちが食事をしているシーンでした。 「マインドフルな食べ方と生き方を学ぶこ…
仏語「自業自得」 2021/08/08Posted inマインドフルネス 「自業自得」という言葉は、ほとんどの辞典で「自ら行なった行為はその報いを自分の身に受けなければならないということ。また一般に、自分の行為の結果を自分の身が受けること。」(精選版 日本国語大辞典)という意味です。 「ブ…
ボディスキャンの練習 2021/08/07Posted inマインドフルネス 健康で何の不調もない時は、人は自身の体になかなか注意を払わないものです。 ティク・ナット・ハン師の「マインドフルネス」関連の書物に触れた時に、足のつま先から頭のてっぺんまでをCTスキャンのように確認していくボディスキ…