「肉体を得た現実」

    久しぶりに哲学に触れたくなって、ショーペンハウアーの「自殺について」を読んでみました。 ショーペンハウアーはきっとペット好きだったに違いないと想像できるほどに、この本は人間の本質について動物と対比して語られること…

「SAROH」の人

  いつの世も人間関係に悩んでいる人は多いですね。アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言しています。 ですから、少しでも人間関係を楽にしたいという本は世の中にはたくさん存在します。 たとえば、この本…

小説「プロジェクト ヘイル メアリー」

  現実逃避のために読み始めたSF小説でしたが、逃避する間もないほどにあっという間に読み終えてしまいました。 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 「火星の人」(映画タイトル:オデッセイ)の作者アンディ・ウィアーの3作目の…

本「50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう」

  50歳代は先輩達からすればまだ十分に若いのですが、これからどうなるのだろうと心配する時期になってきて、人によっては悩みが深くなってきます。 自身の肉体の変化だけでなく、社会的な役割の変化もあって、先行きの不安に駆られ…

「生きていることを楽しんで」

  ターシャの言葉には、実践者独特の説得力があります。 「生きていることを楽しんで」という言葉は、ターシャのような人物が発するから、素直に受け入れることができる自分がいます。 でなければ、私の中のアマノジャクがぶざまにさ…

星新一の短編ドラマ

  先日、星新一のショートショートのテレビドラマを配信で観ました。 「ボッコちゃん」や「地球から来た男」など、おなじみの名作・傑作のタイトルが並んでいます。 以前に「星新一ショートショート」でアニメやドラマ化されている作…

ハリー・ポッターを読む

    電子書籍が重宝するのは、例えばハリー・ポッターのような物語を、気軽に原著で試し読みすることができることです。 kindleunlimited のリストに入っていれば、1冊丸々を読むことができます。 ハリー・ポッタ…

「70年代オカルト」

  今を生き抜くための70年代オカルト 前田 亮一著     私は昭和チックのモノを懐かしむのが趣味ともいえる昭和40年男ですから、この手のお話は大好きで、まさにどストライク・ゾーンのシロモノです。 目次に並ぶ単語も、「…

「喜神なかるべからず」

  今日は菜根譚から。   疾風怒雨、禽鳥戚戚。 霽日光風、草木欣欣。 可見天地不可一日無和気、 人心不可一日無喜神。   こんな読み方です。   疾風怒雨には、禽鳥(きんちょう)も戚々たり。 霽日(せいじつ)光風には、…

「禅問答」

  はじめての「禅問答」~自分を打ち破るために読め!~ 山田史生著 著書にならって「禅問答」を辞書で引いてみるとこうあります。   ぜん-もんどう【禅問答】〔名〕禅の代表的な修行法の一つで、修行者が疑問を問い、師家がこれ…

「考える前に動く習慣」

    この本は、私の背中を後押ししてくれるような言葉に溢れていました。 「はじめに」の冒頭に、こんな言葉が並びます。   まず動く。そうすれば、何かが変わる。何かが始まる。まず動く。そうすれば、体調がよくなる。元気が出…

「もうあかんわ日記」

  最近読んだ本の中でバツグンの吸引力でした。 本の帯にある言葉が全てを物語っていましたので、紹介しますね。     父は他界、弟はダウン症 母は車いすユーザー、からの コロナ禍に生死をさまよう大手術 間に祖父の葬式が挟…

「二コマコス倫理学」(100分de名著)

  全国の透析施設がそうであるように、連休は関係なく勤務です。 特に予定を立てられるわけでないのですが、勤務といっても普段よりも少しだけ気持ちに余裕ができるのは事実なので、3連休の間に何か本を読みたいなと思っていました。…

ランニングすると起こる10のイイコト

  最近、私のKindleの「おすすめ商品」にはランニング関連の本がズラリと並ぶようになってしまいました。 それをいちいち広げて眺めてしまうので、さらに「おすすめ」の度合いが増しているのだと思います。 谷川真理さんの「ゼ…

「新版ことわざの論理」

    外山滋比古氏の著書でこんな言葉に出会いました。 「見よ、タンポポは種をすこしでも遠くへ飛ばすために、綿毛をつけているではないか。親のそばにくっついていると、大きく伸びるチャンスがないことを知っている。また、見よ、…

「絶望名人カフカの人生論」

    時間がある時に、この本をパラパラめくっている自分があります。 私もどちらかというと、ポジティブに励ましてくれる言葉よりも気持ちに寄り添ってくれる言葉を好む傾向にあります。 悲しい時は、アゲアゲの曲を聞くよりも、私…

「55歳からの時間管理術」

  斎藤孝氏の著作は、どれも勉強になるものばかりなのですが、特に参考にしようと思った書物があります。 「55歳からの時間管理術「折り返し後」の生き方のコツ」   55歳を「論語」に当てはめると、「五十にして天命を知る」と…

『アッシャー家の崩壊』

  たまたま朝早くにつけたテレビで「100分de名著」の再放送をやっていました。 今月の「100分de名著」は「エドガー・アラン・ポー スペシャル」で、その日は『アッシャー家の崩壊』の回でした。 私がポーを知ったのは、小…

ハチとハエの話

  Kindle本の「Unlimited読み放題」のリストにあがっていたのが目についたので、何気に読んでみましたが、面白かったです。 「うまくいく人が仕事以外でやっていること 99」ステファノス・クセナキス著 99個の章…

変わるのが常

  モンテーニュの「随想録」も青空文庫にあるのですね。   モンテーニュはモラリストの始祖として知られています。哲学者として扱われることはないのですが、その思想は多くの哲学者から引用されています。 断定的でないところにモ…

漫画「鬱ごはん」

  「鬱ごはん」の4巻目がKindleに出ていたので購入して読みました。 3巻が出たのがだいぶ前のことで(調べたら2年9か月ぶりだそうです)もしかしたら続刊がないかも知れないと思っていたので、まずほっとしました。 例える…

「人間臨終図巻」

  誰だったか思い出せませんが、闘病生活を送る中で「病気だから死ぬのではない。人間だから死ぬのだ」と言った方がいらしたそうです。 「ユーモアとは『にもかかわらず笑うこと』」で知られる「死生学」を広めたアルフォンス・デーケ…

「十角館の殺人」

国内ミステリで「どんでん返し」と一緒に検索すれば、必ず上位にヒットする作品です。 「どんでん返し」に騙されたい!という人には、迷わずおススメします。   十角館の殺人 綾辻行人著   綾辻行人のデビュー作にして「館シリー…

自分が楽しいと思うことをする

  今日は「スタンフォード式人生を変える運動の科学」(ケリー・マクゴニガル著)についてのお話です。   この本の内容について、こんな紹介文がありました。   「運動の効用は、健康増進やダイエットにとどまらない。やりとげる…

「アランの幸福論」

フランスの哲学者アランは、その著書「幸福論」で今も愛され続けている人物です。 Wikipediaによると「アランの幸福論」は1925年(!)の発行ですから、いかに普遍的に読まれ続けているか、驚異的でさえあります。 「悲観…