「否定しない習慣」

    人々とのコミュニケーションにおいて、否定しないことの重要性はしばしば見過ごされがちです。 私たちは、日常の会話の中で無意識に相手を否定してしまうことがあります。 しかし、このような否定の言葉や態度は、人間関係にお…

「40代から手に入れる『最高の生き方』」

    私はもうすぐ次の代にあがる50代後半の人間ですが、たまにはこんな本を読んで人生を振り返ってみるのもいいものだと思いました。 もちろん、「ああしておけば良かった」という後悔はなるべくしないように気をつけながら。。 …

「なぜヒトだけが老いるのか」

    老いることは、生命の一部として避けられないものですし、それはヒトに限ったことではありません。 しかし、ヒトが老いるという事実は、他の生物とは異なる特徴を持っています。(言われてみてハッとしました。) ヒトは「オレ…

「心が強い人のシンプルな法則」

    人生の中で、自分の成長という目標に向かって進むことは、多くの人にとって共通のテーマと言えます。 しかし、その道のりは必ずしも平坦ではなく、時にはどのように進めば良いのか迷うこともあります。 権藤優希著「心が強い人…

「やめることリスト」

    人生は常に変化と成長の連続です。その過程で私たちは多くのことを学び、経験を積んでいきます。 しかし、時には自分の成長のために新たなことを始めるだけでなく、あることをやめることも重要です。 本田晃一さんの著書「なん…

「QUITTING:やめる力、最良の人生戦略」

    私たちは自分に合わないと思っているのに、巻き込まれてしまうことがあります。 ジュリア・ケラーの著書「QUITTING:やめる力、最良の人生戦略」は、この問題に対して新たな視点を与えてくれるものでした。 この社会は…

小説「変な絵」

  先日、娘から借りた本をイッキ読みました。雨穴さんの小説「変な絵」 です。 この本は、9枚の奇妙な絵に隠された謎を解くミステリー小説です。   ある日、とあるブログに「風に立つ女の絵」という絵が投稿されていました。その…

「不思議な国の話」室生犀星著

  以前にも触れましたが、青空文庫の(5分間で読める)短編小説の探索にハマっています。 今日の一品は、室生犀星の「不思議な国の話」です。   実際に登場するのは若い姉弟。彼らは草場に跼(せぐくま)りながら話をしています。…

江戸川乱歩「探偵小説の『謎』」

  江戸川乱歩著「探偵小説の『謎』」は青空文庫で読むことができます。 この本は、1956年に出版されたエッセイ集で、乱歩が探偵小説のトリックを解説した随筆を集めたものです。 乱歩はもちろん推理作家として有名ですが、評論家…

全てを読まない5つの読書法

    この本には、「全読と部分読」という章があります。 そのなかで、著者は「必ずしも正確に本を読み取る必要はない」と断言しています。そして、「すべての本を隅から隅まで読む必要もない」とも言っています。 それを実践する具…

ニーチェの1本の矢

  「君は君の友のために、自分をどんなに美しく装っても、装いすぎるということはないのだ。なぜなら、君は友にとって、超人を目ざして飛ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだから。」とニーチェは言っています。「ツァラトゥストラ」(…

夢野久作「キューピー」

  最近は(と言っても以前からなのですが)、青空文庫で読める短編小説を発掘するのに喜びを感じています。 青空文庫ではありませんが、ジャンルも違いますが、以前に紹介した「2分間」あるいは「5分間ミステリー」みたいに、さらっ…

芥川龍之介「鼻」

    「ありのまま」を応援する歌もあるぐらいですから、「ありのまま」の自分を出すことは難しいですし、何よりその自分に満足することも難しいです。 芥川龍之介の「鼻」は、まさしくそんな人間の心理を見事に描き出した作品です。…

「方法序説(まんがで読破)」

    私がマンガ文化で育ってきたというのは大きな理由になります。こういう本に思わず食指が動くのです。 とは言っても、何度も「マンガでわかる…」のタイトルに騙されてきた経験もあります。 意外に思われるでしょうが「マンガで…

「5分間ミステリー 容疑者は誰だ」

    前回の「2分間ミステリ」は推理よりも知識量を問われている感じがして物足りない気がしたので、次の本を探してみました。 今度は「5分間ミステリー」なので、3分間バージョンアップしています(笑)。 前書は洋書の和訳本だ…

「2分間ミステリ」

    私がゆいレールを使う時は、待ち時間をとる時間帯で利用したことはないので必要ないのですが、例えば今出張で移動するとしたら、絶対に持っていくだろうなと思うような本です。 ネットには、こんな紹介が載っていました。   …

「旅人 ある物理学者の回想」

    湯川秀樹博士は、1949年に日本人として初めてノーベル物理学賞を受賞しました。当時、戦後の混乱と貧困の中にあった多くの日本人に誇りと感動を与えました。 博士の受賞理由は、1934年に27歳で発表した「中間子理論」…

ミステリー「ストーンサークルの殺人」

    やはりミステリー小説は面白いです。日常を忘れるほどに没頭してしまうのが、秀逸なミステリーの魅力ですね。 この「ストーンサークルの殺人」は、M W クレイヴンというイギリスの作家が書いたミステリー小説で、2019年…

ドストエフスキー「死の家の記録」

    「死の家の記録」はドストエフスキーの長編小説です。(最近の私の読書の傾向は「古典」に偏っているようです。) 主人公のゴリャンチキノフが流刑された監獄での10年間の生活を回想する形で語られます。 ドストエフスキー自…

坂口安吾「日本文化私観」

  坂口安吾は青空文庫に彼の作品がずらっと並ぶほど、今でもファンが多い作家です。 私も「夜長姫と耳男」や「不連続殺人事件」などが好きで、暇を見つけては他の作品も読み漁ってます。 彼のエッセイ「日本文化私観」は短いですが、…

「私の個人主義」

  自分でも意外でしたが、夏目漱石の「私の個人主義」を初めて読みました。 正直「思ってたのと違う!」と思いました。 「私の個人主義」は、大正3年(1914年)に学習院の学生に向けて行われた講演録です。小説ではありません。…

ふたつの「仙人」

  芥川龍之介は「仙人」というタイトルの短編小説を二つ書いています。 一方は大阪、そしてもう一方は北支那の市(まち)が舞台の話です。 大阪の話は童話文学としても知られていますから、芥川龍之介の「仙人」と言ったらこの小説を…

「老人と海」の老人の年齢

    ふと「老人と海」の老人、サンチャゴは何歳なのだろうかと思っていました。 作中には「老人」とありますが、年齢には触れていません。 ヘミングウェイが自らの実体験から着想を得たというのは有名なお話ですから、小説を書き始…

随筆「土下座」

  「土下座」は、哲学者・倫理学者として知られる和辻哲郎による随筆です。 短い作品なので、原文を読むことをおすすめします。青空文庫で読むことができますので、リンクを貼っておきますね。 こちら → 「土下座」  …