秋の歳時記

  9月も数えられるぐらいの日数になって、久しぶりに歳時記を手に取って読み出しました。 9月20日には彼岸入りですし、明日23日は秋分の日(彼岸中日)です。 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りに、さすがにすっかり秋らしくな…

よーんなー

  今日、母親と一緒にテレビを観ながら、いつものように、ああでもないこうでもないと勝手なことを言い合いながら知り顔をしてくつろいでいました。 「あらら。美ノ海は5連敗って」「6勝5敗かあ」「え?6連勝してたの?」「なんで…

フランクルの言葉

  若い時は「私は何者になっていくのか」などと思い悩むものです。 自己実現や自己開発のマニュアル本の宣伝文句に敏感になり、滑稽なほど踊らされる時期です。 自分の価値について煩悶していたのです。 そんな悩みに対して悶々とし…

SF「夜来る」

    三大SF作家と言えば、アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインラインの3人です。 「夜来る」はそのうちのひとり、アシモフによる1941年に発表した短編SF小説です。    舞台…

「ゲシュタルトの祈り」

  「ゲシュタルト療法」について、その単語を聞いたことはありますが、あまり中身を知りません。 「心身一如」や「今、ここ」など、禅(マインドフルネス)的なアプローチに近いものだという認識でいました。 創始者の精神科医である…

自分にごほうび

  1日に1回は自分自身にごほうびをあげるというのは、わりとおすすめです。 ストレスを感じた時に対処する、いわゆるコーピングリストと内容は重なるかも知れませんが、違うのは「頑張った自分」にごほうびをあげるのですから、自分…

それでも世界は回る

  先日も「私が休んだら仕事が回らない」と、体調が悪いのに出勤しようとしている方がいました。 私が県立病院で勤務している時に身を持って思い知らされたことを紹介します。 「その人がいなくては回らない」ことなど世界に一つもな…

絵本「じゃあ君が好き」

    ヨシタケシンスケさんの絵本は、考えさせられるものが多く、そこで終わってしまわないものがほとんどですね。 この本は、日常のシーンを切り取った「一コマ漫画」をこれでもかと並べたような構成です。 例えば、食券販売機を前…

童心に近づくために

    最近、外山滋比古氏の言葉に凝っています。氏の言葉は、感心するのと励まされるのが半々で、勉強になるのです。そのひとつを紹介します。   「ことばによって、長生きをし、若々しくなる方法がある。 いちばん簡単なのは、新…

SF「幼年期の終り」

    アーサー・C・クラークが1952年に発表した長編小説で、古典SFの中でも特に名作と名高い作品です。70年前にこういった構想がなされたということ自体、驚きを隠せません。 私が思う良いSF小説は常に哲学的です。 哲学…

マラソンの日

  今日は「マラソンの日」なんだそうです。 マラソン競技の起源が、古代ギリシアの「マラトンの戦い」の故事にならったというのは有名ですね。 ギリシア軍とペルシア軍の戦いで、ギリシア軍が勝利し、その勝利を伝えるために戦場のマ…

朝の時間

  日記は翌朝につけた方がいいと「思考の整理学」で有名な外山滋比古さんの別の著書にありました。 一晩寝ているうちに、頭の中の整理ができるのだそうです。 知の巨人はさすがとしか言いようがなくて、レム睡眠の間に、もろもろの知…

「思いやり」

  今回は論語から一節を紹介します。 「子貢問うて曰く、一言にしてもって終身これを行うべき者ありや。子曰く、それ恕か。己れの欲せざる所は人に施すことなかれ。」 訳してみました。 弟子の子貢が孔子に尋ねた。 『人生を生きて…

映画化

  昨日、SF「夏への扉」の話を書いたあと、もしやと思って「夏への扉 映画化」と検索してみたら、やはりありました。 しかも、思ったよりも最近のこと、2021年公開でした。個人的に驚いたのが日本映画だったことです。 同じロ…

SF「夏への扉」

    ロバート・A・ハインラインの名作です。 いわゆるタイムトラベルものですが、「輪廻の蛇」とは違って1回のジャンプで済んでいますし、話を追う読者としては理解が難しいということはありません。 最近は、タイムリープを扱う…

電子書籍と紙の本

  ちょっと前まで電子書籍か紙の本かで悩んでいた時期がありました。 最近は割り切って考えられるようになっています。 基本的に新しもの好きですし、1990年代のPDA(シャープのザウルスやPalm OSなど)全盛を経験して…

人生の喜び(論語から)

    「図解 眠れなくなるほど面白いシリーズ」は、最初にとっかかるものとして大変わかりやすくお手頃な解説本だと思います。 ほかにも「建築の話」「栄養素の話」「免疫力の話」「心理学の話」など、他分野にまたがっているので、…

学び直ししてみる

  「懐古趣味」とは「昔の物事や古いものを懐かしんで、その情緒を味わおうとする好みや傾向」という意味になります。 この歳になるとウチアタイするせいか、それを指摘されると何だか恥ずかしくなります。 過去ばかり振り返っている…

応援のエール

  無意識に「だけどねえ」とか「ホントに?」とか、相手に対して否定的な言葉で対応してしまうことがあります。 反対意見があるというわけでもないのに、反意的な言葉遣いで場のエネルギーを下げてしまうのです。 自分でもそれに気づ…

寓話「うさぎとかめ」

  「ウサギとカメ」というお話は、イソップ寓話やラ・フォンテーヌが書いたものに収められています。 日本に伝わる「兎と亀」は、西洋のお話が室町時代後期以降に伝わったものとされていますから、「日本の昔話」だと思っている方も多…

「自分は自分」

  「アインシュタインの言葉 エッセンシャル版(弓場隆訳)」から、こんな言葉を拾いました。   「わたしはもう頭脳集団の競争に参加する必要がありません。 私にとって、そういう競争は、奴隷のような状態で、お金や権力をめぐる…

9月の祝日休診のお知らせ

  今日から9月になりました。 台風11号が沖縄本島の東側を南下していきました。再び北上する週末までは比較的平穏に過ごせそうです。 台風のほかに熱帯低気圧もあって「藤原効果」で複雑になると言われていますが、ちょっとイレギ…

符号

  今日は何の日?を検索すると、雑学ネタを仕入れることができます。 例えば、今日の8月31日。 当てずっぽうで「野菜の日」なんだろうと考えますし、そうでなくては困るとまで思います。それだけ私には語呂合わせと記念日は密接に…

映画「フラバー うっかり博士の大発明」

  私たち世代は、懐古趣味に興じるにはちょうど良い年代と言えます。 「シンウルトラマン」の「初代マン」より世代は下ですが(私たちは『帰ってきたウルトラマン』の世代です)、もう片方の「シン仮面ライダー」は見事にストライクゾ…

「孤独のグルメ」

  日曜日の夜。夕食も済んで、今日はもう寝(やす)むだけという時間帯に、何となくテレビをつけてみました。 昔はそれでどんな番組でもBGMがわりに良かったのですが、最近のテレビはなんだかしっくりいきません。テレビのつくりが…