「ビッグバン★セオリー」

 

薦められてビデオを観てみました。アメリカのコメディ・ドラマ ビッグバン★セオリー」

全世界でヒットしているんですね。ごめんなさい。知りませんでした。

 

オタク4人組がフツウの人々とどれだけ感覚がズレているのか。

とにかく観たら、笑えます。

 

オタク・トークが炸裂しますから、それに慣れるまでに少し時間がかかるかも(笑)

http://youtu.be/OjhsS-8senw

 

 

メモの方法

スマホでメモをとって帰宅後にパソコンで確認する…。

今までエバーノートを使っていましたが、もっと簡単にできるものはないかと思っていました。

ちょっとしたひらめきメモや、きっと忘れてしまうはずの思いつきメモは、私にとっては大切なツールです。

人との約束もその場で書き留めて置いた方が良いですね。

 

そんなお手軽な備忘録のアプリに、Google Keep があるということを教えてもらいました。

Screenshot_keep

音声メモもできるようですし、パソコンのウエブ上では自動で同期するようです。

google keep pc

思いついた時に手書きの感覚でメモができるというのは良いですね。

しばらく、使ってみようと思います。

 

 

頭の体操 なぞなぞ

 

「なぞなぞ」が解けなくて、頭が固くなってしまっていることにショックを受けることがあります。

解答を聞いて、「だまされた!」と思うようなら、まだまだですね。自戒します。

では、いくつか「なぞなぞ」を紹介しますね。

 

 Q1:カゴの中に5つのリンゴがある。5人の女の子に1個ずつ分けたいが、1個のリンゴはカゴの中に残っているようにしたい。どのように分ければよい?
Q2: 30日ある月はいくつあるでしょう?
Q3: 世の中には表と裏が同時に見ることができるものがあるという。それは何?
 Q4:ハブとマングースが道でばったり出会いました。しかし、どちらかがすぐにどいたので喧嘩になりませんでした。どいたのはどっちでしょう?
 Q5:ある映画館では、普通席の入場券は1300円、指定席は1800円でした。一人のお客が黙って2000円を出すと、窓口の女性は「普通席ですか?指定席ですか?」とたずねました。ところが、もう一人別のお客が黙って2000円を出すと「指定席ですね」と言って200円のおつりを返しました。なぜ指定席とわかったのでしょう?

 

すぐに答えを見るのではなく、よく考えてみてくださいね。下に答えをのせておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A1: 5番目の女の子には、リンゴをカゴに入れたまま渡せばよいのです。
 A2:11あります。2月以外の月は、すべて「30日」があるからです。
 A3:それは野球のスコアボードです。表と裏があるでしょ?
A4: どいたのはハブです。ハブは毒蛇だから。…どく、へびだから。
A5:1000円札1枚と500円玉2枚を出したから。あるいは500円玉4枚を出したから。普通席のつもりなら1000円札1枚と500円玉1枚、あるいは500円玉3枚で足りますね。

 

 

第4週のインフルエンザの流行状況

 

まだ沖縄県のすべての保健所管内で警報レベルが続いていて、油断してはいけませんが、沖縄県全体の定点あたりの報告数は65.16人で前週よりも減少しました。

流行期に入って初めてのことです。

インフルエンザ第4週

グラフをみてもわかるように、峰ができるのは例年1回なので少しずつ流行はおさまってくるかも知れません。

ただし、これから本格的な受験シーズンになりますし、気を緩めてはいけませんね。

年齢別にみても、学生さんたちの感染数が多いです。

年齢別グラフ第4週

 

いつでも繰り返しになりますが、手洗いと咳エチケットを徹底させましょう。

 

 

 

プシュケの箱 ギリシア神話から

 

ギリシア神話は大好きなわりに、思い込みで盛り上がってしまって勘違いしていることがありました。

以前にパンドラのお話をした時にJohn William Waterhouse の絵画を紹介したのですが、その絵が間違っているとご指摘を受けました。

女性が箱を開けている構図がパンドラだと思い込み、それを固く信じ込んでいたのです。

正しくはこの女性はプシュケでした。

psyche

なぜこの女性が箱を開けているのかを説明しますね。

 

王女プシュケはその美貌のために女神アフロディテ(ヴィーナス)の嫉妬を買うことになります。

人間の女などに負けることが許せないアフロディテは、息子キューピッド(エロース)に命じて愛の弓矢を使って醜男に恋をさせようとします。しかし、そのキューピッド自身が誤って弓矢で傷ついてしまいプシュケに恋してしまいました。

彼はプシュケに「決して夫の顔を見ない」という約束をし、自分の正体が神であることを隠して彼女の夫となります。

ところが、プシュケは姉たちにそそのかされてロウソクの灯で彼の寝姿を照らし、その正体が愛の神キューピッドであることを知ってしまうのです。

その時にロウソクの蝋を落としてしまい、キューピッドに火傷を負わせてしまいます。

 

キューピッドの後を追ってアフロディテの宮殿に赴いたプシュケに、怒れるアフロディテは数々の難題を押し付けました。

大麦小麦などの穀物の山を1日で種類別に分けること、凶暴な金の羊から金色の毛皮を刈り取ること、龍の棲む生命の泉から水をくむことなど…。それらをプシュケは不思議な助けを借りて難題を乗り越えて行きます。

そして最後に、冥界の王妃ペルセポネから『美の箱』をもらってくるようにという試練が出されました。

首尾よく美を分けてもらったプシュケでしたが、湖に映った自分のやつれた顔に驚きます。やがて自分の容色も衰えキューピッドの愛も失うのではと不安になったプシュケはその箱を開けてしまうのです。(このシーンが上の絵画です。)

箱の中には「美」ではなく、代わりに冥界の「眠り」が入っていました。

プシュケはとたんに眠ってしまいます。

そこへ偶然通りかかったキューピッドは昏睡状態のプシュケから眠りを取り去って箱に集めて、ゼウスに仲裁を求めました。そして、プシュケに神の酒ネクタルを飲ませ、神々の仲間入りをさせました。

アフロディテもやっとプシュケの一途な愛を認めざるを得ず、二人は正式に結婚することが許されました。

二人の間にはウォルプタース(喜び)という女の子が生まれ、一生ともに幸せに暮らしたと言います。

 

 

 

電子書籍を試してみる

 

多くの読書好きの例にもれず、私は紙媒体にやはりこだわっている方だと思います。本のページをめくるのがやはり好きです。

けれども、新しモノ好きという面もあるので、電子書籍にも関心があります。

特に出張とかで読みかけの本を2、3冊持っていくことになると毎回重い荷物になるので、それが解消されるのは良いことかも知れません。

…ということで、「このミステリーがすごい!2015年版」の国内編で1位になった「満願」をKindleで購入してみました。

紙の本の価格が¥ 1,728 。電子書籍が¥ 1,152。¥ 576 安くなっています。

今から読むので内容は後になりますが、電子書籍も…まあまあいけるかも知れないというのが率直な感想です。

 

近い将来には学校の教科書が電子書籍になるのでしょうね。

辞書引きがその場でできるので、洋書も読みやすくなるでしょう。

遠い将来には、紙の本は古本や古い写真集などコレクターが扱うだけになって贅沢な趣味になるかも知れません。

ということは、電子書籍化がすすめばすすむほど、古書店や古本屋の存在価値がぐんとあがることになるのでしょうか。

今、私たちは間違いなく紙文明の過渡期にあります。

 

 

ムーチー

 

今日は旧暦の12月8日、ムーチーの日ですね。

実家の母も例年通り大量のムーチーを作ってくれていました。毎年ありがたいことです。

母のムーチーも少しずつ進歩していて、今年はかぼちゃ、紅イモ、黒糖、プレーンの4種類のムーチーをそろえてくれました。

「チカラムーチー」は普通のムーチーよりも特別に大きくつくったムーチー。

一年の健康を祈願してありがたくいただきます。

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さて。今年は「ムーチービーサー」(ムーチーの日の冷え込み)は来るのでしょうか?

昨年は一段と寒くなった記憶があります。

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でんでんむしのかなしみ

第26回IBBY(国際児童図書評議会)ニューデリー大会での美智子皇后陛下の基調講演の中で新実南吉の童話「デンデンムシノカナシミ」が触れられています。(全文は宮内庁のサイトで読むことができます。)

第26回IBBYニューデリー大会(1998年)基調講演
子供の本を通しての平和--子供時代の読書の思い出--美智子

 

新実南吉の原作はカタカナだけの童話です。

青空文庫で読むことができますし、短いのでここに載せますね。

 

 イツピキノ デンデンムシガ アリマシタ。

 アル ヒ ソノ デンデンムシハ タイヘンナ コトニ キガ ツキマシタ。

「ワタシハ イママデ ウツカリシテ ヰタケレド、ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルデハ ナイカ」

 コノ カナシミハ ドウ シタラ ヨイデセウ。

 デンデンムシハ オトモダチノ デンデンムシノ トコロニ ヤツテ イキマシタ。

「ワタシハ モウ イキテ ヰラレマセン」

ト ソノ デンデンムシハ オトモダチニ イヒマシタ。

「ナンデスカ」

ト オトモダチノ デンデンムシハ キキマシタ。

「ワタシハ ナント イフ フシアハセナ モノデセウ。ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルノデス」

ト ハジメノ デンデンムシガ ハナシマシタ。

 スルト オトモダチノ デンデンムシハ イヒマシタ。

「アナタバカリデハ アリマセン。ワタシノ セナカニモ カナシミハ イツパイデス。」

 ソレヂヤ シカタナイト オモツテ、ハジメノ デンデンムシハ、ベツノ オトモダチノ トコロヘ イキマシタ。

 スルト ソノ オトモダチモ イヒマシタ。

「アナタバカリヂヤ アリマセン。ワタシノ セナカニモ カナシミハ イツパイデス」

 ソコデ、ハジメノ デンデンムシハ マタ ベツノ オトモダチノ トコロヘ イキマシタ。

 カウシテ、オトモダチヲ ジユンジユンニ タヅネテ イキマシタガ、ドノ トモダチモ オナジ コトヲ イフノデ アリマシタ。

 トウトウ ハジメノ デンデンムシハ キガ ツキマシタ。

「カナシミハ ダレデモ モツテ ヰルノダ。ワタシバカリデハ ナイノダ。ワタシハ ワタシノ カナシミヲ コラヘテ イカナキヤ ナラナイ」

 ソシテ、コノ デンデンムシハ モウ、ナゲクノヲ ヤメタノデ アリマス。

 

生きていくことは決して楽なことではない。人はそれぞれにいっぱいのカナシミを持ち、それでも生きていく―。

新実南吉は童話の中に、世界は悲しみ苦しみに満ちているけれど、それでも懸命に生きている人間の愛おしい姿を表現したのだと思います。

 

私は仏教の経典の中にあるキサー・ゴータミーの物語を思い出してしまいました。

これも引用して紹介しますね。

 

キサー・ゴータミーという若い母親がいた。

その小さな赤ん坊が死んで、彼女は悲しみのあまり、半狂乱のていであった。なんとか赤ん坊を生き返らせて欲しいといって、会う人ごとに訴えた。

人々は彼女に同情し、近ごろ評判の高いゴータマ・ブッダと言う人がいるから、そこへ行って相談するがよい、とすすめる。なんとか赤ん坊を生き返らせるような魔力を、その人は持っているかもしれない…。

キサー・ゴータミーは希望に燃え、死んだ赤ん坊を抱いて、仏陀が滞在していた郊外の森へと急いだ。

そして同じように訴えた。ところで仏陀の答えは意外であった。

「それはいかにもお気の毒だから、わたくしが赤ん坊を生き返らせてあげよう。…村へ帰って、芥子のみを二、三粒もらってきなさい。」

芥子の実はインドの農家ならどこにでもある。その実を使い、何かの魔術によって死者が生き返るのであろう。

そう思って、キサー・ゴータミーが走り去ろうとするとき、その背後から仏陀が声をかけた。

「ただし、その芥子粒は、いままで死者を出したことのない家からもらってこなければならない。」

半狂乱のキサー・ゴータミーには、まだ仏陀の言葉の意味が分からなかった。

こおどりして喜んで、村にとって返した彼女に、村人は喜んで芥子粒を提供しようとする。しかし、第二の条件に対しては、「とんでもない。うちでは父や母の葬式もしたし、子供の葬式も出した」というような返事しか聞かれなかった。

家から家へかけめぐるうちに、キサー・ゴータミーにも少しずつわかってきた。ほとんど村中をまわって、仏陀のいるもとの森に帰ってくるころには、彼女は狂乱も消え去り、すがすがしい気持ちになっていた。

赤ん坊はついに生き返りはしなかったのだが。

(長尾雅人、中央公論社「仏教の思想と歴史」『大乗仏典』)

 

 

 

 

世界でもっとも読まれた本

フリーライターのJames Chapmanさんが「この50年間に世界で最も多く読まれた本ベスト10」という記事を書いていました。

10 Most Read Books In The World

予想と違ったり、なるほどと思ったり。全世界が対象ですから、興味深い結果になっています。

10位:アンネの日記(2700万冊)

9位:思考は現実化する(3000万冊)

8位:風と共に去りぬ(3300万冊)

7位:トワイライト(4300万冊)

6位:ダ・ヴィンチ・コード(5700万冊)

5位:アルケミスト — 夢を旅した少年(6500万冊)

4位:指輪物語(1億300万冊)

3位:ハリー・ポッターシリーズ(4億冊)

2位:毛沢東語録(8億2000万冊)

1位:聖書(39億冊)

1位の聖書の冊数はダントツで別格ですが、4億冊のハリーポッターシリーズの初版が1997年ですから、世界中をすごい勢いで席巻したというのがよくわかります。

個人的にはアルケミストは大好きな本で、第5位に入っていたので喜んでいました。

「名言いただきました」

 

他愛のない家族の会話です。

「お守りをたくさんもらったけど、たくさん持ってるって良くないのかな。」と娘。

「そうだよ。良くないよ。ひとつにしないと。」と即答する下の娘。

「やっぱり?」

「だって、お姉ちゃん見てごらんよ。」

「…そうか。そうだよね。」

お姉ちゃんに何があったのかがかなり気になるところでしたが、その時私は寝たふりをしていたので、訊けずにいました。

そのそばから「お守りはいくつ持っていても、大丈夫。」と断言する母親。なぜなら、と続けます。

「神さまがケンカするわけないでしょ。」

「ああ、そうかあ!」「納得。」

 

 

「ケンカする神さまはいない。」

久しぶりに名言をいただきました。

お守り