正月3が日も過ぎて、いよいよ平成27年になったという感じがします。
今年もスタッフ一同心を合わせて安心・安全の医療の提供を目指します。
診療開始は明日1月5日(月)からです。
よろしくお願いします。
沖縄県浦添市にある内科、腎臓&透析クリニックの院長のおはなしです
スナフキン好きを公言しているおかげで、良いことがあります。
それは、心優しき皆さまからプレゼントをいただくから…ではなく (もちろん、それもおおいにありますが(笑)) 共通の話題で親近感を持ってもらえるからです。
スナフキン。スウェーデン語ではスヌス・ムムリク。
スヌス・ムムリクの意味は「嗅ぎタバコおじさん」。
スヌス・ムムリクがどんな変形・進化を遂げて英語名のスナフキンになったのか不思議でしょう?
実は音の変化ではなく意訳なのです。
英語のスナフキンも、実はスナッフ(snuff:嗅ぎタバコ)に由来しているものです。
医学を学んだことがある方なら、人の手に「解剖学的嗅ぎタバコ窩」「スナッフボックス」と言われる窪みがあることはご存知ですね。
スナッフボックスとは、手の親指を伸ばして反らした時、親指の付け根に出来る三角形の窪みのことを言います。
具体的には長母指伸筋腱と短母指伸筋腱にかこまれた三角形の窪みです。
この窪みに細かく粉末化した嗅ぎタバコの葉を置き、鼻から吸い込むのだそうです。それで「嗅ぎタバコ窩」と呼ばれているのですね。
もしかしたら、透析患者さんも「スナッフボックス」という言葉に聞き覚えがある方がいるかも知れません。
複雑に腱が走行している手の中で、腱に邪魔されないスペースなので、透析患者さんのシャントはスナッフボックスで作成することが多いのです。
ということで今日はスナフキンを無理やり医学の話題に結び付けてしまいました(笑)。
私は、例年ほぼ日手帳を愛用しています。
数年、カズンを使っていましたが、今年からオリジナルサイズに戻しました。
「avec オリジナル」がWEB Shop限定ですが発売されるようになったからです。
「avec カズン」もありますが、オリジナルサイズがぴったりくるような気がしました。
avec 版は1月から6月、7月から12月の2分冊になっているもの。
使い込んでいるうちに分厚くなっていくこともほぼ日手帳の魅力のひとつなのですが、それでも持ち運びしにくいというデメリットはありました。
2分冊になれば、分厚くなることも構わなくなりますね。もとの厚さが2分の一なのですから。
個人的には、あとは筆記用具の問題が解決すればパーフェクトです。
ジェットストリームをはじめとして最近は低粘度インクのボールペンが大人気ですが、裏抜け(にじみ抜け)の問題があります。
特に昔のほぼ日手帳が経年劣化となると、悲しいことになります。
解読困難な秘密文書のようになってきますから。
私がほぼ日手帳にボールペンではなくて、シャープペンを使うようになったのはそのこともあるのですが「書き心地をとるか、保存をとるか」はいつでもつきまとっている問題です。
今年はどんな出会いや出来事で、この手帳を埋めることができるのでしょうか。
明けましておめでとうございます。
実は今日は寝坊をしてしまい、慌てて出勤をしたせいで初日の出どころではありませんでした。
私にとっての初日はあわただしい朝を迎えてしまいましたが、何とか最初の患者さんの入室には間に合ってよかったです(苦笑)。
中部病院の研修医時代から、12月31日に行う私にとっての決まり事があります。
それは恩師の上原元先生がずっとされていたものを、真似てきたものです。
12月31日、その年最後の仕事が終わると、1年間お世話になった透析室、機械室、クリニック全体に感謝の気持ちを込めて沖縄風に「お祈り」をするのです。
つまり、新暦ですが、いわゆる「トゥシヌユール」のようなものです。
研修医時代は、上原先生を先頭にあっちこっちのポイントに手を合わせて清めのお酒を捧げました。
「今年は大きな事故もなく安全に過ごすことができました。心から感謝します。」
「来年もまた、すべての出会いと出来事に感謝し、本当の必要に応えることができますように」
「なすべき仕事を、心を合わせてなすことができますように」
「スタッフ一人ひとりが心身ともに健やかでありますように」
「私たちの歩みを支えてください」
真似事ですから正式ではありませんし、方言でも言いません(笑)。
けれども、1年無事に過ごせた感謝と、新しい年へのお祈りをすることで気持ちも新たになります。
今年は、よりいっそう安心・安全の医療で地域の方々に貢献することができますように。
よろしくお願いします。
自己嫌悪の感情にふと飲み込まれてしまう方がいます。
脈絡がないようでも、実際は何かのきっかけがあって自分に対する攻撃メッセージを繰り返してしまいます。
「今日は朝からダメだ。何を言われても傷つきやすい感じ。人と話をしたくない。」
「自尊心より自信喪失にばかり傾いている。怯えているし動揺している。」
自分を否定せざるを得ない人は、「生きているだけで愛されているし、価値がある。」という真実が信じられないのです。
自分を優先したり、自分を守るために周りのことをある程度「無視する」ことは、自分自身を好きになるための必要条件です。
具体的には周りの要求に対して「断る」、あるいは「ノー」と言ってみること。
それだけで肩の荷が下りて楽になるのですが、実際は自己嫌悪から抜け出せない方は「ノー」ということが苦手です。
周りに意識を向けすぎているのです。
人のためではなく自分のために自分の時間を持ってみましょう。
何でもいい、「自分のためにしている」と思える簡単なことをこなしてみるのです。
例えば、お気に入りの作者の詩の書写。文章を書くこと。小説本を一冊読むこと。
家の掃除。花の種を植えるためにスコップで土に触ること。
紅茶を入れること。自分のために花を買うこと。
ささいなことでいいのです。
みじめな気持に沈んだ時には、小さな何かをやりとげることが助けになります。
昨日、ちょっとした工具と掃除用具を求めて、近所の100均ショップに行ってきました。
ついでに、寄り道の多すぎる私はマジック・コーナーを用もないのにパトロールしてしまいます(笑)。
昨日は「フラワーカード」を入手しました。
前回、紹介した『テレポーテーション』というマジックは、演じる難易度から赤のパッケージで「初級」とされていました。
今回、紹介するのは「上級」。青色のパッケージでした。
手順もシンプルですし、技法もカードの工夫によって極力おさえられています。
たぶん、マジックをかじったことのある方なら、最初にエルムズレイカウントを持ってきたいところでしょう。
ただし、せっかくここまで削ぎ落としに成功していますから、元の手順を大切にしたいです。
おすすめですよ。
今月の週末は研修会やセミナーなどでいろいろと時間がとられることが多かったので、今日やっと家の大掃除ができました。
子どもたちと一緒に要らなくなった服を
「これはお姉ちゃんの。」
「これ、もう着ない。」
「これは従妹の○○ちゃんに。」と一挙に仕分けしました。
思い切りよく捨てていくと気持ちがいいんですね。
「これって、断捨離だね。」
スペースがあいたので、気持もすっきりしました。
まだやり残している場所はいっぱいありますが、新たな気持ちで新年を迎えたいです。
久しぶりに熱い気持ちが伝染してしまいました(笑)。
スタッフから紹介してもらったロックバンド おかん のアルバムです。
当直の夜にCDを何回も何回もエンドレス・リピートで聞いてしまいました。
「愛」を叫ぶ彼らのような燃えたぎる熱い思いというのは、すっかり忘れてたからなあ。
そういうことって、きっと大事なんですよね。
皆さんにおすすめです。聞いてください。
インフルエンザの流行が拡大しています。
沖縄県感染症情報センターでは毎週その概況を情報発信してくれていますが、5週連続で増加しているということでした。
以下が「概況」です。(詳しくはサイトをご覧ください。こちら→沖縄県感染症情報センター)
◆沖縄県全体の定点あたり報告数は、9.47人で、5週連続で増加しています。年齢別では、14歳以下が多くなっています。20歳以上でも患者数は増加してます。
◆地域別では、那覇市保健所に続いて、南部保健所管内が注意報レベルとなりました。北部、中部保健所管内では、流行の兆しの目安を上回る増加が続いています。宮古保健所管内も流行の兆しのレベルとなりました。
◆インフルエンザによる入院患者報告は、2例ありました。
◆AH3亜型2株のインフルエンザウイルスが分離・検出されました。
過去のグラフと比較すると、流行が時期が早いことがわかります。(拡大図をご覧ください。)
しつこいようですが、何度も確認します。
予防には、まずは手洗いですね!