多くの読書好きの例にもれず、私は紙媒体にやはりこだわっている方だと思います。本のページをめくるのがやはり好きです。
けれども、新しモノ好きという面もあるので、電子書籍にも関心があります。
特に出張とかで読みかけの本を2、3冊持っていくことになると毎回重い荷物になるので、それが解消されるのは良いことかも知れません。
…ということで、「このミステリーがすごい!2015年版」の国内編で1位になった「満願」をKindleで購入してみました。
紙の本の価格が¥ 1,728 。電子書籍が¥ 1,152。¥ 576 安くなっています。
今から読むので内容は後になりますが、電子書籍も…まあまあいけるかも知れないというのが率直な感想です。
近い将来には学校の教科書が電子書籍になるのでしょうね。
辞書引きがその場でできるので、洋書も読みやすくなるでしょう。
遠い将来には、紙の本は古本や古い写真集などコレクターが扱うだけになって贅沢な趣味になるかも知れません。
ということは、電子書籍化がすすめばすすむほど、古書店や古本屋の存在価値がぐんとあがることになるのでしょうか。
今、私たちは間違いなく紙文明の過渡期にあります。