音楽療法の権威である桜林仁氏のことを調べていたら、病気に効果のあがる音楽の例が紹介されておりました。
例えば、重症便秘には食前と就寝前にモーツァルトの「メヌエット」やショパンの「マズルカ舞曲」などがおすすめなのだそうです。
そして、頭痛にはジョージ・ガーシュインの「パリのアメリカ人」。それと、ベートーベンの「ロマンス・ヘ長調」が良いそうです。
ジョージ・ガーシュインと言えば、以前にこのブログでも「ラプソディ・イン・ブルー」を取り上げました。(こちら → 「シンフォニック・ジャズ」)
「パリのアメリカ人」は、ガーシュインが1920年代に過ごしたパリの活気に触発されて作曲した交響詩です。
改めて聞いてみましたが、確かに楽しくて穏やかな気持ちにはなります。
はたして、頭痛に効くのでしょうか?
私の正直な感想では、この曲は複雑で、ユーモアに満ちていて、都会の喧騒を思わせる曲調が余計に頭痛を増長させる気もしないではありません。
今度、頭痛がしたら、試してみようと思います。