最近は黒澤明監督の作品に見事にハマっています。
時間を見つけては貪るように観ています。
昨日は「用心棒」と、その続編とされる「椿三十郎」を観ました。
いわゆる「チャンバラ時代劇」ですが、エンターテイメントとして最高の映画です。
昔からの名作中の名作ですから、私などが語るようなことは既にないことは承知しています。
だから、一言だけ。とにかく三船敏郎がかっこいい。
決してただのスーパーヒーローを描いているのではなく、人間味臭いのが良いです。
強さと弱さを併せ持つのが人間で、そこが魅力なのだと今更ながらに思います。
長いにらみ合いの末に一瞬で勝負が決する、ラストシーンは特に有名ですね。
その後に続く映画の演出に強い影響を与えたというのがよくわかるシーンです。