「この状況が悪いのは相手のせい。相手が変わらなければ、良くならない。」
「迷惑を被っているのは私。わかっているのも私。わかっていないのは相手。」
「相手にわからせてやるしかない!」
当然のように、人はそう考えがちですね。
ある本にこういう言葉がありました。
「相手が変わっても人間関係は変わらない。」
他人を意味づけしているうちは、どうやってもその轍から抜け出せないというのです。
自分が変わるしか、人間関係を心地よくする方法はないんですね。
「ホ・オボノボノ」のような幸せを呼ぶ4つの言葉にしても、相手を変えようとする言葉ではありません。
「ありがとう」
「愛しています」
「許してください」
「ごめんなさい」
これらはみな、他人を変えるのではなく、自分が変わることによって初めて発することができる言葉です。
「自分が変わる」というのは、「自分の心の状態を自分で決めて行動する」ということですね。
例えば、自分の心を機嫌良くすると決めたなら、それにしたがって動いてみることです。
相手は変わらない。(本当にそう思います。変わったら奇跡です。)
「変わった私が世界と新しい関係を結んでいく。」
自分の内側に視点をうつして、自分を成長させていくことを目標にしたいですね。