ダム貯水率が…

以前から、沖縄県のダム貯水率のウォッチングをしています。

詳しくはこちら → 「沖縄県企業局 ダム貯水率

「命の水」とはよく言いますが、透析医療というのは、とにかく水が命ということもあって、気になるのです

 

巷では「ダムカード」などが流行ったりしていて、ダム好きが溢れているようですが、私の場合はもっぱら「ダム貯水率」のウォッチングです。

要するにダムを見に行く…ではなくて、ダム貯水率の推移を見守っているだけなんですが、この季節にして、実は貯水率が大変なことになっているのです。

 

4月7日現在、ついに沖縄県のダム貯水率が51%になっていまいました。

 

1月から順を追ってグラフを並べてみます。

 

下が1月27日のグラフ。昨年の貯水率の推移を示すラインが緑色です。9月上旬をピークとして、その後、下降の一途をたどっているのがわかります。

年が明けてもその傾向は変わっていませんでした。

2月20日。

3月1日。2月下旬にちょこっとだけまとまった雨が降りました。

3月8日。その後から、また雨が降らない天候が続きます。

3月24日。

3月29日。

4月3日。

そして、4月7日。貯水率が51%になってしまいました。

この後、雨が降らなければ、50%を割りそうな気配です。かなりまずい状況です。

 

いつでも、節水を心がけないといけないですね。ご協力をお願いします!

 

 

足裏呼吸

私は坐禅や瞑想、マインドフルネスなどについて、とても興味があります。

以前に読んだ本を持ち出してきて、最近また読み返してみたりしていました。

 
 
 

「自分」を浄化する坐禅入門 小池龍之介

 

 

この本の44ページ、〈補講〉のコラムに「うまくいかない方のイメージ法」として紹介されている呼吸法があります。

 

 

それが白隠禅師が編み出した「足裏呼吸」です。

 

 
それは、自らの心身のバランスを欠いた時に編み出した呼吸法だそうです。
 


瞑想をしていて気をつけなければならないのは、瞑想で自分の心身の闇が見えるようになったとき、平常心を欠いて神経過敏になってしまって、心身の苦痛に対して冷静でいられず、それらに呑み込まれて心身の傷が悪化するということがあるそうです。

 

 

そうなると、非常に危険です。瞑想や坐禅を取り組んでみて、かえって苦しくなったという方がいたら、すぐにやめなければならないというのはこういうことからです。

 

 

白隠禅師も、二十代半ばごろに心身ともに病んでしまい、いわゆる「禅病」となってしまったそうです。

 

 

そんな白隠禅師が自らをケアするために編み出したのが、この呼吸法だということです。

 

こんな感じです。


1)ゆったり仰向けに寝転がる
 

2)足裏呼吸をイメージする:かかとを通じて息を吐いて、息を吸うときもかかとから吸い込む。「かかと→下腹部」「下腹部→かかと」へと息を往復させるようにイメージする。
 

3)古きを吐き、新しきを吸う:吐く息とともに、心身両面で古くて暗いものを吐き出して、新鮮で新しいものを吸い込んでいるようなイメージで呼吸をする。
 

この時に、温かく心地よいもの(暖色系の色をもった温かい空気など)が外から入ってくるのをイメージするのも良いとされています。
 

 

あの時代に、このようなイメージを借りる方法を考えつくというのは、すごい人がいたものだと感心しました。

 
 
 

「春と修羅」

四月です。

四月になったら必ず思い出す詩があります。

それは宮沢賢治の「春と修羅」。

そのままの詩が、青空文庫に載っていましたので紹介しますね。

 

 
春と修羅
   (mental sketch modified)

 

 心象のはひいろはがねから

 あけびのつるはくもにからまり

 のばらのやぶや腐植の湿地

いちめんのいちめんの諂曲てんごく模様

 (正午の管楽くわんがくよりもしげく

 琥珀のかけらがそそぐとき)

いかりのにがさまた青さ

四月の気層のひかりの底を

唾つばきし はぎしりゆききする

 おれはひとりの修羅なのだ

(風景はなみだにゆすれ)

 砕ける雲の眼路めぢをかぎり

 れいろうの天の海には

  聖玻璃せいはりの風が行き交ひ

   ZYPRESSEN 春のいちれつ

    くろぐろと光素エーテルを吸ひ

     その暗い脚並からは

      天山の雪の稜さへひかるのに

      (かげろふの波と白い偏光)

       まことのことばはうしなはれ

     雲はちぎれてそらをとぶ

    ああかがやきの四月の底を

   はぎしり燃えてゆききする

  おれはひとりの修羅なのだ

  (玉髄の雲がながれて

   どこで啼くその春の鳥)

   日輪青くかげろへば

    修羅は樹林に交響し

     陥りくらむ天の椀から

      黒い木の群落が延び

       その枝はかなしくしげり

      すべて二重の風景を

     喪神の森の梢から

    ひらめいてとびたつからす

    (気層いよいよすみわたり

     ひのきもしんと天に立つころ)

 草地の黄金をすぎてくるもの

 ことなくひとのかたちのもの

 けらをまとひおれを見るその農夫

ほんたうにおれが見えるのか

 まばゆい気圏の海のそこに

(かなしみは青々ふかく)

ZYPRESSEN しづかにゆすれ

鳥はまた青ぞらを截る

(まことのことばはここになく

 修羅のなみだはつちにふる)

 

あたらしくそらに息つけば

 ほの白く肺はちぢまり

(このからだそらのみぢんにちらばれ)

いてふのこずゑまたひかり

ZYPRESSEN いよいよ黒く

雲の火ばなは降りそそぐ

 

 

YouTubeに木村多江さんの朗読がありました。

 

 

 

新年度

今日は4月最初の月曜日。

今日から新年度という方も多いのではないでしょうか。

今朝はそれを応援するかのように、沖縄はさわやかな青空が広がっていました。

 

希望に燃えながら、しかし、緊張した面持ちで新しい持ち場に向かっている方も多いかと思います。

出だし好調!…といきたいところですが、そうはいかないのが人間ですね。

 

残念ながら、私たちは間違いや失敗を繰り返す、不完全な存在です。

新しい環境に飛び込めば、それはなおさらのお話です。

 

落ち込んで自分を責める前に。

「間違ったらやり直せばいい。かならず事は成就する。」

 

まずは、自分を励ますことの練習です。

「事は成就するのだ。」と、いつも心にとどめておきましょう。

 

 

 

出発の日

知人の見送りに那覇空港に行ってきました。

4月の最初の休日ということもあって、那覇空港は大変混雑していました。

 

沖縄から旅立つ人たち、それを見送る人たちが、あちらこちらで輪を作って別れを名残惜しんでいました。

空気は久しぶりに冷たく、さすがに半袖の着物では肌寒くなるような気温でしたが、沖縄らしい白い雲が浮かぶ青空が広がっていました。

出発の日に、良い日になったと思います。

 

4月は新たな出会いの月でもありますね。

素晴らしい出会いがありますように。

 

 

 

 

習慣

ある本を読んでいると、こんな文章に出会いました。

「幸福になる7つの習慣」というものです。

「幸福」は「健康」ともとれますね。

この項目のどれもシンプルですが、とても大切なものです。

 

1)運動をする

2)頭の体操をする

3)心を刺激する

4)他人に親切にする

5)友人と楽しいひとときを過ごす

6)自分をもてなす

7)自分を祝福する

 

これらを「いつかする」ではなくて、少しでも毎日行っていければと思います。

特に「1)運動をする」は、毎日する習慣がなければ面倒臭くなってしまいますね。

 

 

インフルエンザ流行状況(2017年第12週)

3月29日付で発表された第12週(3月20日~26日)の沖縄県インフルエンザ流行状況です。

詳しくはこちら → 「沖縄県インフルエンザ流行状況.pdf

 

沖縄県全体の定点あたりの報告数は17.17人で前週の22.84人からは減少しています。

しかし、注意報の終息基準値は10人未満ですから、まだ終息には程遠い値ということになります。


また、保健所管内別にみると、那覇保健所管内では微増しており(23.75人→24.83人)まだまだ油断はできません。

 

全体の数は減ってきたものの、前回もお話した通り、B型が増えてきている状況です。

 
また、感染性胃腸炎にも注意が必要です。

詳しくはこちら → 「那覇市感染症週報.pdf


「手洗い」「咳エチケット」のご協力をよろしくお願いします。

 

 

動物占い

仲間うちで雑談をしていて、ふと「動物占い」が話題にあがりました。

「頼みもしないのに、勝手にやってくれた人がいたんだけどね。」

動物占いというのは、四柱推命をもとにした以前に流行った占いです。

四柱推命では漢字の表現が難しいイメージだったのが、動物にあてはめることでぐっと親しみやすくなっているものでした。

例えば、沐浴がチーター。建禄がライオン。養はコジカとなっています。

確かに、絶や病、死などというよりも、それぞれペガサス、コアラ、ゾウと表現した方が言われた人はどんなに良いか知れません。

 

「自分はペガサスだったんだけど。」

一般的な動物占いに登場する動物は、ざっとあげると12匹。

サル、チーター、黒ヒョウ、ライオン、トラ、タヌキ、コアラ、ゾウ、ヒツジ、ペガサス、オオカミ、コジカです。

 

「自分だけ、実在の動物じゃなかったんだよ。」

「確かにペガサスは架空の動物だね。で、どんな性格なの?」

「ふしぎちゃんで、多面性をもっていて、気分屋で天才肌ということらしい。」

「ペガサスらしいね。」

「会ったことないけどね。」

占いって、たまにやると、面白いです。

 

ちなみに、私は自分の動物を間違ってしまって、ずっと長い間それを「当たっている!」と信じこんでいたことがありました。

あとでやり直して正しい動物を知ったのですが、どれも当たっている気がしたものです。

 

「占いは良いことしか信じない。」という方がいますが、それは大正解だと思いました。

 

 

食事について

食事については、いくつになっても難しい課題です。

ドイツには食事について、こんな諺があるそうです。

「朝は騎士のように、昼は王様のように、夜は乞食のように」

仕事や勉強などで体や頭を使う朝や昼はしっかりと食べて、これからただ寝るだけの夜は控えめにしましょうという意味です。

日本では、夕ご飯に重きを置く傾向にありますから、逆の発想ですね。

 

 

「8時間ダイエット」というものもあります。

たとえば、午前8時から午後4時、あるいは午前10時から午後6時でもいいんですが、1日の最初の食事と最後の食事を、この8時間のうちに終わらせるというものです。

言い換えれば、1日16時間はお腹に何も入れないというダイエット方法ですね。

 

 

膝や腰を痛めて、思い切った運動ができないと嘆く方がいます。

それで体重が増えるので、余計に負担がかかって悪循環から抜け出せなくなります。

無理のないダイエットを、いろいろ試してみるのも手かと思います。