コンビニ・マジック「増えるお金」

勝手に100円マジック普及委員会(非公認)を名乗っています(笑)。

今回は、フジカさんの「Wonderful Magic」シリーズの紹介です。

 

以前にコンビニで衝動買いしたもののうちのひとつなのですが、黒崎正博さん監修のダイソー・マジックとは一味違って、これもまた面白いのです。

「増えるお金」は「series9」と番号がふってあります。レベルは「初級」。

(100円はついていません。念のため)

 

現象としてはシンプルです。

お皿にコインを乗せてもらいます。

 

その皿を受け取り、手元で裏返しただけで、一瞬にしてコインが増えるというマジックです。

 

 

演出としては、あまりもったいぶらない方が良いでしょうね。

いくつか「コイン系」のマジックを用意したうえで、流れの中で披露する方がすっきりするかも知れません。

 

 

ボックス呼吸法

アメリカの2つの著作で目にしたので、あちらの方で浸透している呼吸法なのかも知れませんね。

ボックス呼吸法(正方形呼吸法)とも Tactical Breathing(戦術的呼吸法)とも呼ぶようです。

 

ペンタゴン式目標達成の技術 カイゾン・コーテ著

 

この本では、こう説明しています。

「意識的な呼吸は人間を理想的な状態にする。心身がそのような状態になれば、当然パフォーマンスの質は向上する。」

 

以前にも紹介した「立て直す力 RISING STRONG 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップ(ブレネー・ブラウン著)という本にもこの呼吸法が紹介されていました。

 

やり方はこうです。

1)肩の力を抜く。

2)鼻からゆっくりと深く息を吸い込む。お腹を膨らませ、4つ数えながら吸い込む。1,2,3,4。

3)お腹を膨らませたまま息を止める。そのまま4つ数える。1,2,3,4。

4)口から息を吐き出す。お腹をへこませ、4つ数えながら全部吐き出す。1,2,3,4。

5)すべて吐き終えた状態で4つ数える。1,2,3,4。

6)ここまでを1クールとして、これを4~5回繰り返す。

 

その際に注意することは、息を止める時に力を入れないようにすること。自然な呼吸の流れに沿って、その流れを一瞬中断させるようなイメージで、ということです。

 

ボックス呼吸をトレーニングするための、面白いGIFアニメーションがありました。

 

Box Breathing (the Navy SEAL breathing technique) from QuietKit

 

このアニメーションを見ながら、呼吸法の練習ができます。

 

青い円の拡張に合わせて息を吸い込んで、最大サイズの時に息を止める。

そして青い円の縮小に合わせて息を吐き出して、最小サイズの時に息を止める。

 

この呼吸法をマスターすることで、気持ちを鎮めたり、不安を軽減することに役立つのだと言っています。

試しにやってみてもいいですね。

 

時間とは

 

「時間とは何か?」ということについては、かなり哲学的な問いかけになってきますし、考えれば考えるほど、よくわからなくなります。

 

その「よくわからない」ということを、端的に表したアウグスティヌスのこの言葉は、いろいろな場所でよく引用されていますね。

「私はそれについて尋ねられない時、時間が何かを知っている。尋ねられる時、知らない。」

この回答の仕方は、いつか応用して使ってみようと思ったほど、的を射ていると思いました。

 

「言葉にしようと思ったら言葉にできない。」

そういうもどかしさ、歯がゆさがあります。ちょっと説明しようとすると、すぐに矛盾を自分で気づいてしまうからです。

 

 

そのアウグスティヌスが「告白」の中で時間について(まじめに)答えたのが次の文章でした。

 

「未来も過去も存在せず、また三つの時間、すなわち、過去、現在、未来が存在するということも正しくない。

それよりはむしろ、三つの時間、すなわち、過去のものの現在、現在のものの現在、未来のものの現在が存在するという方がおそらく正しいであろう。

実際これらは心のうちに三つのものとして存在し、心以外に私はそれらのものを認めないのである。

即ち過去のものの現在は記憶であり、現在のものの現在は直感であり、未来のものの現在は期待である。」

 

つまり、過去も未来も現在のなかにある、と言っています。

 

 

龍樹(ナーガールジュナ)もそれに近いことを言っていますね。

 

「すでに去ったもの(過去)は去らない。

まだ去らないもの(未来)も去らない。

すでに去ったものとまだ去らないものとを離れて、現にさりつつあるもの(現在)は去らない。」

 

過去を認識したときには、すでに過去は存在しないものです。そして、未来は、まだ存在しないのですから、認識することさえできません。

過去も未来も実在しないということになってしまいます。

 

 

存在する全てのものは、どこに存在しようとただ現在としてのみ存在する。

時間は実在そのものなのだ。

 

 

三連休の頭で、ちょっとだけ哲学してみました(笑)。

 

 

5月連休中の診療のお知らせ

5月の第1週目は大型連休があります。

今日から5月。連休中の天気が気になるところですね。

 

さて、連休中のクリニックの休診のお知らせをいたします。

上記のように、3日(憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)の3連休は祝日となっていますので、クリニックも休診となります。

6日(土)は平日ですので、通常通り午前中は診療します。

 

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

インフルエンザ流行状況(2017年第16週)

4月26日に沖縄県インフルエンザ流行状況が発表されています。

 

先週に引き続き、沖縄県全体では「インフルエンザ注意報」が解除されています。

けれども、那覇市保健所管内では引き続き終息基準値である10人未満となっていないため、警報は発令されたままです。

同様に中部保健所管内も注意報が発令中です。

今、流行しているのは、B型がほとんどです。

学校を中心にまだまだ油断できないのが現場の実感です。

 

手洗いと咳エチケットのご協力をよろしくお願いします。

 

 

いつの間にか

このブログで何度「いつの間にか」という書き出しを使ったことでしょう。

けれども、やはり使わずにはいられないほど、早い気がします。

「いつの間にか、今日で4月も終わりです!」

 

 

油断していた訳ではないですが、とにかく早かった気がします。

今月は、学会出張や研究会、清明祭(には行けなかったですが)いろいろな行事とともに、クリニックの仕事など…。

 

 

V・E・フランクルは、「大切なのは、その活動範囲において最善を尽くしているか、生活がどれだけ『まっとうされて』いるかだけなのです。」と言いました。

そして、「ひとりひとりの人間がかけがえなく代理不可能」「各人の人生が与えた仕事は、その人だけが果たすべきものであり、その人だけに求められている」と続きます。

 

 

まさしく、そうに違いないのですが、私は自分の活動範囲で「まっとう」したと言い切れません。

『早すぎる」と思っている気持ちの裏返しがそれです。つまり、何もしないまま終わってしまった4月を後悔しているのです。

 

 

「自分の活動を通じて、もっと有意義で、もっと意味に満ちた人生をおくること」を望んでいますが、歯がゆい気持ちで揺れています。

せめて、5月こそはと前を向いてみることにしましょう!

 

 

絵本「おやすみ、ロジャー」

那覇の本屋で、入ってすぐの島に面陳列してあったということもあって、気になっていた絵本がありました。

 

 おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本  カール=ヨハン・エリーン (著)

絵本と同様に、CDブックもあります。

こういう説明がついていました。

 

読むだけでお子さんがすぐ眠る!

子育ての常識を変えた「寝かしつけ」絵本です

 

心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。

自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。

従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。

 

 

理屈はともかく、CDで朗読を流すだけで子どもが寝つくのなら、大人にも効きめはあるんじゃなかろうか?

不眠を訴える患者さんもたくさんいますし、これはひとつ、自分で試してみようと思い立ちました。

毎日ではありませんが、軽く不眠がちになることがあるからです。

 

 

さっそく朗読の音声をiPadに入れて、就寝時に枕元に置いて、大きすぎず小さすぎず音量を微調整してかけてみました。

 

被験者1名、51歳男性(つまり私)のみの実験です(笑)。

で、結果。

なんといいますか、効果があったかなかったかと言うと、恐らく、効果ありました。

43分間の水樹奈々さんの朗読ですが、絵本の最後まで到達せずに寝入ってしまったのです。

 

ですから、絵本の結末を知りません。

43分間のストーリーのうちの、どこかで眠ったということですね。

何時間も眠れないという人は、試してみても良いかも知れません。

 

 

これから試そうと思っている大人の方に。

絵本だからと言って、バカにしないこと!

童心に戻ったつもりで聞くのがコツかと思います。

 

 

サンプルがYouTubeにありましたので、ご紹介します。

 

第2回沖縄県長時間透析研究会

昨夜は前田病院/天神オーバーナイト透析&内科の前田利朗先生をお招きして「第2回沖縄県長時間透析研究会」を開催しました。

 

特別講演のタイトルが「からだに優しい透析を心がけて〜スタンダードとしての6時間透析〜」

6時間透析を「スタンダード」として、20年以上も継続してこられた前田先生ならではの、感動的な講演でした。

随所に先生の信念やポリシーが感じられるお話で、今日からでも患者さんに還元できるような内容が満載でした。

 

講演後も時間を割いてくれて、たくさんの質問に答えていただいたのが、ありがたかったです。

大盛況でした。感謝いたします。

 

台風1号発生(ムイファー)

 

実家でなにげにテレビを眺めていると、台風1号が発生したというニュースが飛び込んできました。

国際名はマカオの言葉で「梅の花」を意味する「ムイファー」

昨年2016年の台風1号の発生は、7月3日(統計を開始してから2番めに遅い)でした。

この時期の1号発生は、気象庁の報道発表資料によると、平年並みと言えなくもないようです。

台風1号(ムイファー)ですが、沖縄には影響は薄いようですね。

GWも間近ですし、影響がないのは一安心といったところでしょうか。

 

それはそうと、いよいよ台風シーズンが近づいてきました。

ダム貯水率も気になるところですし、複雑な気持ちです。

 

手動瞑想

「気づきの瞑想」とは「ただ今ここにある心や体の状態を観察すること」

言い換えれば「マインドフルネス瞑想」のことです。

 

マインドフルネスとは、ジョン・カバットジン氏は「今ここでの経験に評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けることで実現される気づき」と定義しました。

瞑想というと、結跏趺坐で姿勢を正して目を閉じ、静かに呼吸を整えるというイメージが強かったのですが、この本にある「気づきの瞑想」はちょっと意外でした。

「苦しまなくていいんだよ」プラユキ・ナラテボー著

プラユキ・ナラテボー氏はタイ在住の日本人比丘。タイのテーラワーダ仏教を修めた方です。

 

この本に「手を動かす瞑想」が紹介されています。

手動瞑想は、基本的に目はつむらないで、開けたまま。太ももにのせた右手を垂直に立てる→肩のあたりまで垂直に上げる→お腹のところへ移動。左手も同じように動かしていきます。

その一連の動きを、その都度『気づく」練習です。

 

どうもイメージがわかないなと思っていたら、YouTubeに動きの動画がありました。

さすがに今は動画とタイアップしていく時代ですね。

 

この手動瞑想のポイントは「一つひとつの手の動きにしっかりと『気づき』をともなわせていくこと」

ただあるがままに手の動きを気づいていくようにすること。

それとともに、心を「今ここ」に立ち戻らせるのだそうです。

 

ためしにやってみようと思いました。