サッカー日本代表のメンタリティ

 

日本サッカー代表がやってくれました。

ワールドカップアジア最終予選。

 

昨日のスポーツ新聞は、これ一色でしたね。

 

それにしても!

本田選手のメンタリティには敬服します。

 

本田選手といえば、2011年のアジアカップ カタール大会の日韓戦で

PK失敗のこぼれ球を細貝選手に押し込んでもらったという記憶もあります。

私などは、そういう負のイメージをひきずるものですから、見ていて生きた心地がしませんでした。

 

しかし、あの場面で、前を向く強い気持ちは本当にすごいと思いました。

 

理屈ではないですね。

強くあること。

あきらめないこと。

 

見習いたいものです。

 

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写真は本文と関係のない猫の写真

 

絵を描くこと

 

次女が、最近はまっているものがあります。

 

ひとつは絵を描くこと。

「病んでいた時に絵を描き始めたら、落ち着いた。」

と言い切ります。

 

自他ともに認める「中二病」です。

 

中二病という言葉を初めて目にした方のために。

Wikipediaの説明が秀逸だと思いましたので、そのまま引用します。

 

中二病(ちゅうにびょう)は、中学2年生頃の思春期にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する、一部の言動傾向を揶揄した俗語である。

基本的には精神的に不安定になる思春期に成長する自意識と残った幼児性の間で背伸びをするような言動。

またそのためにおかしな行動をとってしまうことを言う。 名前に中二と付くが、大人にも使われる。

 

「自意識過剰」と「コンプレックス」

 

私も、きっとまだ中二病だったりするなあ。

 

 

絵のモデルは「薄桜鬼」のキャラクター「原田左之助」

まだ色をつけるにはいたっていないようです。

haradasanosuke 

透析医学会の抄録集

 

6月20日から23日の4日間の日程で行われる

第58回日本透析医学会学術集会・総会の抄録集が届きました。

いつもながら、すごい厚さです。

Book

 

その分厚い抄録集の第1ページには会長の福岡赤十字病院副院長 平方秀樹先生のご挨拶が載っていました。

メインテーマは

「全人力! 科学力! 透析力! for the people

 

 

「科学力に裏打ちされた透析力を結集し、全人力を注ぐ医療を提供できるよう、皆様と一緒に考えたいと思っています。」

私もこのテーマに、すごく共感するものです。

 

 

今年は福岡で開催されるので、沖縄からは割と気軽に参加できます。

と言っても、開業したてということもあって、

今年1年は代診の先生を立てずに、できるだけクリニックを空けないつもりでいるので

土曜日の診療が終わってから、夜に福岡入り、日曜日丸1日のみを参加の予定です。

 

 

幸いに日曜日の午後にお目当てのシンポジウムがありました。

「長時間透析~より良い透析医療の普及のために~」

パネリストの先生方は坂井瑠実先生をはじめ、すでに実績のある方々ばかりです。

楽しみに、しっかりと勉強させていただきたいと思っています。

 

 

熱中症に注意しましょう!

 

6月は熱中症が心配になってくる季節です。

 

 

私自身、昨日は自治会の草刈り清掃の日だったのですが

午前中の2時間の作業だけで、グダグダになっていました。

太陽の下で作業をすることに慣れていないということもありますが

昨日は急に暑い日になっていましたね。

 

 

下のグラフは厚生労働省が発表している「熱中症による死亡災害の月別発生状況(平成20~22年)」のグラフです。

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8月がピークですが、6月から発生しているのがわかります。

そして、下のグラフが「作業開始からの日数別発生状況(平成21~23年)」です。

 05

10日目以降は数の合計ですから、省略するとして

傾向として、初日、あるいは、3日目以内に発生が多いのがわかります。

暑熱環境に慣れていない時期が最も多いのです。

人間の体は、暑さに慣れるのに、約10日間を要するといわれています。

それまでは、熱中症に誰でもなりうるのです。

 

 

熱中症に気をつけたい直近の気象条件として

1)湿度が高いこと

   湿度が高いと25℃以下でも発生します。

2)急に暑くなった

   体が慣れていない梅雨明け、梅雨の中休み要注意!

3)熱帯夜の翌日

   夜に体温が十分に下がらないのは要注意です。

まさしく、沖縄は今がその季節ですよね!

 

 

対策としては、作業前や作業中の健康確認をすること。

水分だけでなく、塩分の補給 (梅干しなどいいですよ!)

がぶ飲みしないで、ゆっくり飲むのが良いとされています。

 

ノドが渇いてから水分補給は遅いと言われていますので

(水分を飲んでから体に吸収されるのに20分かかると言われています。)

作業前に1杯、ノドが渇く前に1杯を飲みましょう!

 

 

お知らせ(第2報):オーバーナイト透析の勉強会&意見交換会を行います

 

5月30日に沖腎協の青年層のお二人がクリニックを訪問してくれました。

というよりも、オーバーナイト透析、在宅血液透析を希望する有志のお二人と紹介した方がよろしいでしょうか。

 

 

「長時間・オーバーナイト・在宅血液透析の勉強会&意見交換会」の打ち合わせにいらしてくれたものです。

お二人の熱い思いが伝わってきますし、お話を伺っていると私も刺激を受けて元気をもらえる気がします。

 

 

その方々が「こんなものをつくってみたんですが…。」と言ってバッグから取り出したのが

できたての意見交換会案内用のパンフレットでした。

お願いしていたわけではありませんから、自主的に作っていただいたものです。

2013.6.13オーバーナイト 在宅血液透析勉強会 案内

 

驚きと同時に、思わぬ協力に飛び上るほど喜びました。

ただただ、感謝感謝の、気持ちです。

 

 

ここで、改めて告知いたします。

 

「第1回 長時間&オーバーナイト・在宅血液透析の勉強会&意見交換会」を行います。

「第1回」としたのは、今後定期的にこの会を持ちたいと願っているからです。

(7月にも第2回を行う予定です。)

 

日時:2013年6月13日(木)午後6時30分から

場所:さくだ内科クリニック

参加対象者:上記テーマに興味のある方(透析を受けられている方とその家族、医療従事者)

お問い合わせ:TEL:098-878-2500

メール:sakuda@sakuda-clinic.com

もちろん無料(笑)です。

 

特に申し込みは必要ありませんが、人数把握のために上記あてにご連絡いただければ助かります。

 

私自身、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

 

「むようの ちょうぶつ」

 

 

まど・みちおさんの詩に「むようの ちょうぶつ」という微笑ましい詩があります。

 

「ぞうさん」と同様、つい解釈をしたくなる衝動にかられるのですが

それこそきっと「むようの ちょうぶつ」

 

ユーモアにあふれていて、悩んでいることも小さく感じてしまいます。

いいなあ。「むようの ちょうぶつ」

 

 

むようの ちょうぶつ

 

 

どうしようもなく おっくうで

なんでも かんでも もてあまして

ただ そこらへん ぶらぶらしていると

からだの まんなかへんでも

なにやらが ぶらぶらの けはい

 

おいおい

まねはしないでくれ むようの

ちょうぶつなら オレだけでたくさんだ

ちいさなおまえは ちゃんと…

といってみてもはじまらないんだよな

ははは

 

おおきなのと

ちいさなのと

きょうも なかよく ぶうらぶらか

 

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耳鼻咽喉科・頭頚部外科 さきはまクリニック

 

 
さくだ内科クリニックが入っているメディカルモール経塚の2階に

耳鼻咽喉科・頭頚部外科 さきはまクリニック

が、この7月に開院予定です。

現在、準備が着々と進んでいるようです。

 

 

さきはまクリニック院長の崎浜 教之(さきはま のりゆき)先生は

沖縄県立中部病院 元耳鼻咽喉科部長で、非常に信頼の厚い先生です。

 

私も良い連携ができ、地域の皆さんにさらに良い医療が提供できるものと期待しています。

さきはまクリニックの診療時間と連絡先のご案内です。

sakihamaclinic

sakihamatel

 

 

今日は、さきはまクリニックのサインの取り付け作業が済んでいました。

サインがつくと、いよいよという感じがしますね。

sakihamaclinic

 

昨年の10月に、さくだ内科クリニックのサインが完成した時の気持ちを思い出していました。

 

 

 


8月1日追記:さきはまクリニックのホームページが公開されたようです。ご覧ください。

http://www.sakihama-clinic.com/

さきはまクリニックホームページ

「にもかかわらず笑う」

 

 

記録には平成20年とありますから、もう5年も前の話になりますね。

その年の第106回沖縄県医師会医学会総会の特別講演は

アルフォンス・デーケンさんの

『死生学入門 ~こころ豊かに生きるために~』

というものでした。

 

医師会の講演ですから、聴衆はみんな医師たちです。

 

デーケンさんは冒頭

「ここにいるお医者さん達に質問します。私たちの死亡率は何パーセントでしょうか。」

 

 

ん?私たち?

健康そうな人もいるなあ。あの人は毎日ジョギングで体を鍛えているって言ってるからなあ。

あの人はこの間話したら高血圧で薬を飲み始めたって言ってたっけ…。

 

瞬間的に、いろいろな病気別の数字をはじき出そうと頭を回転させます。

デーケンさんは、そんな私たちの頭の中を見透かしたように、にっこり笑って

「100%ですよ!」

 

え?

私たちが人間として命あるものとして生まれた以上、みんな100%人生を閉じるのです。

そうやって死生学のお話を導入していきました。

 

人間の死亡率100%!

生きとし生けるものの死亡率100%!

みんな、誰ひとりの例外なくそこへ向かって生きているのです。

死をみつめることは、生きることをみつめることにほかならないというお話でした。

 

そして、ユーモアのお話をされました。

母国ドイツには「ユーモアとは『にもかかわらず』笑うこと」という有名な格言があるそうです。

大変苦しくつらい状態でも、それにもかかわらず

相手を少しでも喜ばせようとするやさしい心づかいが、ユーモアとなってあふれてくるのだそうです。

そして、そんな状況でも、自分をユーモアで笑ってしまえること。

神が人間だけに与えたすばらしいプレゼントが、ユーモアなのだとおっしゃっていました。

人の強さ、やさしさって、そういうことなのかも知れません。

 

私もこんな経験があります。

食欲のまったく出ない90歳を超えたお年寄りに、回診中に

「Aさん、今日も食べないねえ。食欲出ないねえ。」

と言ったことがありました。

だんだんと衰弱してしまうのが心配だったのです。

Aさんはニヤリと笑って

「先生、若いね。そうあわてなさんな。」

と親指を立てたのです。

Thumbs up!

見事にやられたと思いました。

 

ユーモアがある方は、人間としての器も広いように思います。

 

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CKD対策の講演会

 

5月28日はWKD-CKD Expert Meeting in Okinawaという講演会に参加してきました。

特別講演は、名古屋大学大学院医学系研究科 教授の松尾清一先生の

「わが国におけるCKD対策の新たな展開」という演題でお話を伺いました。

 

世の人々に、腎臓のはたらきについて知ってもらうこと。

そのうえで、次にどんな対策を講じていくのか。

主に、その取り組みと課題についてのお話でした。

 

CKD(慢性腎臓病)は、血液検査でクレアチニンを調べることと

尿タンパクの有る無し、その程度、期間で診断がつきます。

 

腎機能の重症度を推算する日本人向けの式が考案されていますので

年齢、性別、クレアチニン値を入力するだけでeGFR(推算糸球体濾過量)がわかります。

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私たち、腎臓内科医にとって個々の患者さんを診ていくのはもちろん大切ですが

地域、もっと広げて日本人の腎臓病をどうしていくのか。

 

そのネットワークをどうしていくのか。

何と何をつなげていくのか。

どうやってつなげていくのかというのが、テーマのような気がしました。

 

那覇市医師会と中部地区医師会の取り組みも紹介されていました。

まさしく、そのテーマを追い求めていくかのような素晴らしい取り組みだったと思います。

 

 

 

何によって人に憶えられたいか?

 

ドラッカーを意識して読むようになったのは、恥ずかしながら実は開業を志すようになってからでした。

 

それ以前には、なぜ人々がこの方の名前を好んで出してくるのか、わかりませんでした。

「偉大な知の巨人」という形容に、少し引き気味だったのかも知れません。

最初に手に取ったのが、『非営利組織の経営』

 

 

病院やクリニックは、きっと「非営利組織」の部類に違いないと思っての選択でした。

 

読んでみて、読後しばらくは興奮してあっちこっち歩き回っていました。

面白い本に出会うと、じっとしているのがもったいなさ過ぎて、部屋中を徘徊してしまう癖があります。

そして、困難に立ち向かうのが嬉しくてしようがない感じになっていました。

 

 

特に、以下の言葉は、心に響きました。

 

 

「私が13歳のとき、宗教の先生が「何をもって憶えられたいかね」と聞いた。

誰も答えられなかった。

すると、「答えられると思って聞いたわけではない。でも50歳になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ」といった。

 

 

「今日でも私は「何によって人に憶えられたいか」を自らに問い続ける。

これは自らの成長を促す問いである。

なぜならば、自らを異なる人物、そうなりうる人物として見るよう仕向けてくれるからである。」

 

そして、こうも言っています。

 

「本当に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変えることである。」

 

 

もちろん、人を変えようと思って人を変えることはできないでしょう、

できることは、良きご縁になること。

そういう自分を準備していくことだと解釈しています。