「ジェイ・サンキー」の魅力

 

ジェイ・サンキーさんというマジシャンがいます。

 

クロースアップ・マジックの天才です。

 

技法が素晴らしいのはもちろんなのですが、その演出が実に面白いのです。

奇抜な現象に、ユーモアと笑いがちりばめられています。

 

 

 

マジックを見たときに

説明がつかない不思議な現象を前にして、「怖い」という表現で

あまりの驚きにふるえあがる方がいますね。

 

魔法にかかったようだと。

 

触れてはいけない黒魔術に加担してしまったような怖さでしょうか。

 

ジェイ・サンキーさんのマジックは、不思議なのはもちろんですが

とてもさわやかで面白いのです。

 

「魔法」を出すのに、仰々しくもったいぶらない演出だから?

彼は念を送ったりしないし、力をこめたりしません。

 

マジックに面白さを追求した形が、ああいうスタイルになったのでしょうね。

よく笑う変なおじさん?という感じです。

[youtube]http://youtu.be/Q8MR18V25dI?t=3s[/youtube] 

 

以前に、前田知洋さんのDVD「スーパークロースアップマジック前田知洋奇跡の指先」を購入して

その演技の素晴らしさに感動していたら

その中でも特に目をひいた2つのマジックがありました。

 

 

・復活する不思議なカード ( Torn & Restore Transposition ) David Williamson

・バルーン・ショック(Air Tight)  Jay Sankey

 

この2つは興奮して何度も見直してしまうほど素晴らしいマジックでした。

 

 

何度か人前で演じてみましたが、もちろんよほど元の作品が良かったのだと思います。

 

 

この間、本屋に立ち寄ったら、ジェイ・サンキーのマジック本が出ているのを見つけました。

そのエアタイトも収載されているんですよ。

(あれ?宣伝?(笑))

 

 

 

 

「一五一会」

 

 

BEGINの皆さんが

「生活と音楽の距離がもっと近くなったら世の中もっと楽しくなるかも」

というコンセプトで作った楽器が「一五一会」(いちごいちえ)

 

一五一会は、人差し指一本で弾き語りができるように

コードが工夫されています。

 

ナイロン弦なので指で押さえやすいですし

「誰もが自由に音楽を楽しむ」というテーマを十分に満たしているのではないかと思います。

kanai

奏生(カナイ)は、3種類の一五一会の中でも一番小さく、愛嬌のある楽器です。

亀のイラストによく似ていて、かわいらしい。

 

一五一会用の楽譜もたくさん出ているので、おすすめです。

 

「ダウンヒル・ダービー」 ボーイスカウト カブ隊活動

 

だいぶ前のお話で恐縮なのですが(もう6年も前?)

5月5日の子どもの日にちなんで。

 

ボーイスカウト沖縄県連の活動のひとつで

その年にあった「ダウンヒル・ダービー」のお話です。

 

 

「ダウンヒル・ダービー」で検索すると

ALL JAPAN DOWNHILL DERBY CLASSIC 全日本ダウンヒルダービー …

という全国的な大会のサイトがすぐに見つかります。

 

もちろん、ボーイスカウトの活動ですから、この大会とは関係なかったのですが

そこに掲載されている「ダウンヒル・ダービーとは」の説明や写真は

とても参考になりました。

 

 

「ダウンヒル・ダービー」とは、簡単に言えば、動力の付いていない手作りの乗り物(カート)で、重力の力だけで坂を下る速さを競う競技です。

坂を下るだけの簡単な構造の乗り物ですから、”Do It Yourself”(手作り)が得意な人も、ちょっと苦手な人も、気楽に参加することができます。

 

 

それで私たちも大会を前に、オリジナルのカートを制作していきました。

予算が限られていますから、もちろん廃品を利用しながらつくりあげていくものです。

 

制作には規格基準があって、それに合致していなければ参加資格がもらえません。

 

1) 車両重量を10Kgを超えないこと

2) ブレーキがちゃんとあって、しっかりと停車することができること

  (停車させるために足を地面にこすりつけるなんてダメ!)

3) ハンドルで進路変更ができること

 

それ以外は、材質やデザインを何にしようが一切構わないという自由なルールでした。

 

制作過程の写真が残っていますので、紹介します。

 

downhill01

廃品業者から事情を話して、捨てられていた自転車やタイヤを分けてもらいました。

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素人ですから、設計図なしでアバウトに骨組みをつくりあげていきます。

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ハンドルをどうしようかと悩みながら、とりあえず車輪はつけてみました。

downhill04

ハンドルも、別の自転車の車輪の廃品を利用したものです。

downhill06

この形のハンドルになるまでに、かなり試行錯誤を繰り返しました。

ちょうど足の折れたパイプ椅子を見つけてきて、運転席としてのせてみました。

downhill05

スカウトたちが乗るものですから、ブレーキはやはり神経質になりました。

downhill07

厚さの薄いベニヤで車体をかたどっています。 

downhill08

ペイントする前の、雰囲気ある木調カート。

 

downhill09

完成形です。

「16」という数字は「那覇16団」だからです。

結構、早かったですよ。

確か優勝(ブルーリボン賞)したはずです。

 

カート作りって、結構はまるのです。

(大人の方が。)

 

 

ウォーキングを始めました  文献から?

 

 

久しぶりに夕方にウォーキングをしました。

 

いつもは、診察室で

「気軽なことから始めましょう。ウォーキングなんかどうですか?」

などとお薦めしているのですが、実際に当の本人がやっているかというと怪しいものです。

 

言行一致であれば説得力もあるのですが、そうでないのをうすうす気づかれているので

やはり、押しが弱くなるのは否めません。

 

 

運動不足は世界的にも問題になっていますし、こんな報告があります。

Effect of physical inactivity on major non-communicable diseases worldwide: an analysis of burden of disease and life expectancy

The Lancet, Volume 380, Issue 9838, Pages 219 – 229, 21 July 2012

 

国別の主要疾患における、運動不足を解消した場合に回避できる推定を示したものです。

冠動脈性心疾患は、6% (東南アジアは3.2%。東地中海地域は7.8%)

2型糖尿病が、7% (3.9 – 9.6)

乳がんが、10% (5.6 – 14.1)

結腸癌が、10% (5.7 – 13.8)

運動不足は早死の原因となるとされていますが、それが、9% ( 5.1 – 12.5 )。

これは、2008年の世界の5700万人の死亡者のうち530万件超が関連すると推定。

運動不足を解消するだけで

世界の平均余命を0.68(0.41-0.95)年延長させることができるとも推定されているのです。

 

 

そういう世界的なたとえを持ち出すまでもなく

「今日、運動しましたか?」の答えに Yes といえるかどうかですよね。

 

 

私も、皆さんに胸をはって「運動しましょう」と言えるように

ウォーキングを始めました!

walking

 

続けようと思います!

(宣言してしまった…)

 

 

映画館へ

 

 

世の中はゴールデンウィークの真っただ中ですね。

 

家族を連れだして…という計画もなかなかたてられないのですが

休日の日は、せめて家族そろって映画を観ようということになりました。

 

半分、思いつきのような提案です。

 

案の定、家族それぞれに予定がありますから

「そろって」ということになると反対勢力が必ず出てきます。

 

それを何とかなだめすかし、映画館に行ってきました。

 

私は映画が大好きで

アクションからヒューマン、サスペンス、ホラー、アニメ、何でも好きです。

 

今回は家族みんなの最大公約数をとって、最近話題のSF大作を観てきました。

 

 1-movie

 

もうひとつの公約数、うちの家族は3Dが苦手なのです。

 

ふと隣を見ると、3D眼鏡を頭にのせて、ピンボケの映像を眺めているのを発見します。

目がつかれる。

頭が痛くなる。

酔う。

 

というのが、その理由ですが、世の中の情勢とやや離れている感じもしないでもありません。

 

皆さんはいかがでしょうか。

 

 

さて、映画の方ですが、十分に楽しめました。

 

リフレッシュできましたし、何より家族も満足げでした。

水野晴郎さんじゃありませんが

「映画って本当にいいもんですね」

 

 

 

性格占い

 

 

クリニックのスタッフが、とあるところで私の性格を占ってくれました。

 

占いやスピリチュアルなお話も、線引きがしっかりしていれば

十分に楽しむ方なので、面白かったです。

 

(高校時代にはホロスコープやタロットカードにも傾倒していましたから

嫌いでないという表現は、少し遠慮がちなのかも知れません。)

 

 

 

「合ってる!」

「だよねえ。笑わすねえ。」

と言って皆で面白がっていました。

 

開業して6か月、準備期間を加えると7か月一緒に働いているのですから

院長の性格もだいたいバレていますし、今更取り繕うこともできません。

 

 

 

例によって、イイトコ取りで紹介すると(悪いことは紹介できないですよ。)

 

「楽天主義」 

「チャレンジ精神」

「前向きが魅力の楽しい人」

「好奇心旺盛」

 

らしいです。

 

(自分で言うのもなんですが)

粘り強い根性の人らしいので

目標に向かう前進力はありそうです。

 

 

それにしても、何が嬉しかったかって

そのスタッフが自分のことだけでなく、クリニック全員の誕生日を控えてくれて

皆それぞれのことを調べてくれたことでした。

 

 

その気持ちがありがたいです。

 

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笑顔は行動を変える  文献から

 

人は、様々な人たちと関わりながら生活しています。

周りの人たちの表情を読み取りながら、生活をしていると言い直しても良いかも知れません。

 

怒り、敵意、親しみ、好意、恐怖、悲しみ、絶望感など…。

 

表情は、文字通り、今その人が感じている感情を世界に表出しているサインです。

 

けれども、町に出ると、敵意も好意も持ってない曖昧な表情に遭遇することの方が多いですね。

 

通りすがりの人たちの表情というのは、敵意も好意も持ちようがない瞬間の間柄ですから、当然です。

 

もちろん、いつもニコニコの笑顔で周りを照らしてくれる太陽のような方はいらっしゃいますが

そう多くはありません。

 

気分が落ち込んでいる人は

笑っても怒ってもいない曖昧な表情を見ると「空虚感」や「疎外感」を連想するかも知れません。

 

怒りの真っただ中にある人は

曖昧な表情で同じように「攻撃性」を読み取る傾向があるでしょう。

 

良い気分の人は「好意」を感じます。

 

同じ「曖昧な表情」であるのに、どう受け取るのかというのは

その人の感情のあり方に左右されているということでしょう。

 

次に紹介する報告は、「曖昧な表情」は笑顔の一部だと教育することで

感情の世界だけでなく、実際の生活や行動にも良い傾向をもたらしたというものでした。

 

 

Increasing Recognition of Happiness in Ambiguous Facial Expressions Reduces Anger and Aggressive Behavior.

Psychol Sci. 2013 Mar 26. [Epub ahead of print]

 

3分の2がすでに刑事上の有罪判決のいくつかを持っているような、問題を抱えた十代の若者たちが

ある教育プログラムを受けた調査です。

 

それは、怒りから笑顔へと少しずつ変化する連続した15通りの顔写真を見せて

「曖昧な表情」は笑顔だと認識させるトレーニングでした。

 

仏頂面はともかく、一見して無表情は「笑顔」に分類させるのです。

 

そのような教育を受けた若者たちは、受けていない若者たちに比べて

明らかに行動が変わったのだというのです。

 

笑顔を向けられていると感じるだけで、

(実際には曖昧な表情だったのにも関わらず!)

行動変容を促すほどの影響を受けたという結果でした。

 

怒りやすい人、攻撃性のある人というのは

過去にそれだけの「怒った顔」に囲まれた感情の世界、環境にいたということなのでしょう。

 

笑顔を向けることは、その人の行動を変え

社会を明るくする。

 

再認識する報告でした。

 sunflower

 

 

 

緑茶サプリメントとリバウンドする人 しない人  文献から

 

 

カフェイン入りのサプリメントで減量しようという企み(?)は以前からあるものです。

 

カフェインが持つエネルギー産生の効果を期待するものですね。

 

ただし、このブログでも取り上げたように

ひとつずつの調査では効果があるように見えても、全体として評価すると

なかなか効果を証明するにはいたらなかったというのが実情でした。

 

 

以前のブログはこちら

緑茶飲料は好きなんですが。減量には効かない !?

 

 

その理由の一端にはなる気がしますが、どうでしょうか。

 

Body Weight Loss and Weight Maintenance in Relation to Habitual Caffeine Intake and Green Tea Supplementation

Obesity Research Volume 13, Issue 7, pages 1195–1204, July 2005 DOI: 10.1038/oby.2005.142

 

 

この調査は、減量後のリバウンド抑制の効果を調べたものです。

 

4週間の非常に厳しい低カロリーの食事によって減量してもらった後に

緑茶カフェインのサプリメント(カテキン270mg+ カフェイン150mgの混合製剤)を

3か月間飲み続けてもらいました。

 

興味深い結果となりました。

 

コーヒーを日ごろから多く飲んでいる人は、リバウンド率が高かったのです。

 

BMI GTvsP

 

グラフの記号の説明をします。

 

BMIの後ろのCLというのがカフェイン摂取が少ない人(low caffeine intake)のことです。

CHがカフェイン摂取が多い人(high caffeine intake)。

そのあとに続くGTが緑茶サプリメント、Pがプラセボです。

 

■ BMI CL, P : コーヒーを日ごろからあまり飲まない人 プラセボ

□ BMI CL, GT : コーヒーを日ごろからあまり飲まない人 緑茶サプリメント

● BMI CH, P : コーヒーを日ごろから多く飲む人 プラセボ

○ BMI CH, GT : コーヒーを日ごろから多く飲む人 緑茶サプリメント

 

リバウンドしていないのが、唯一

 □ のライン(コーヒーを日ごろからあまり飲まず緑茶サプリメントを服用した人)

であることがお分かりでしょう。

 

緑茶サプリメントを飲みながら、リバウンドをしてしまった ○ のラインの結果が興味深いですよね。

 

コーヒーを日ごろから多く飲む人というのは、1日5杯くらい、カフェイン摂取として500㎎前後とのことです。

少ない人が1日1、2杯。カフェインにして150mg前後。

 

何を意味するかというと

カフェインを日ごろから多くとってしまうと、耐性ができあがってしまって、

その効果が得られにくくなってしまうのではないかということでした。

 

耐性を持ってしまうカフェインの量というのは、どのくらいなのかわかりませんが

飲めば飲むほど、効かなくなるなんて

「どうすりゃいいの?」って言いたくなりますね。

 

 

交代制勤務者と健康リスク

 

 

夜勤がある仕事、つまり交代制勤務者(shift worker)の健康リスクは

 

以前から指摘がある通りです。

 

A Longitudinal Study on the Effect of Shift Work on Weight Gain in Male Japanese Workers

Obesity  Volume 16, Issue 8, pages 1887–1893, August 2008

 

 

夜に働いてくれる人がいるからこそ、社会機能は維持されています。

 

分かりやすいのは医療の分野で、入院患者をケアするのに

あるいは救急患者を診療するのに

夜勤のナースや当番医の働きはぜひとも必要です。

 

言うまでもなく健康リスクが分かっていても

誰かがやらなければならないものとして手をあげてくれているのです。

 

 

下のグラフは交代制勤務者の体重増加を示したものです。

 

シフト勤務者と肥満

今後も問題になってくることです。

 

課題として、取り組んでいきたいことです。

 

 

ある日の診察室

 

 

毎日の診療で心がけているのは、できるだけ日常の言葉で説明するということです。

 

 

クリニックでは、胸部レントゲン写真や心電図、エコー検査、骨塩定量、

前に紹介した動脈硬化を調べるABIやCAVIの検査などができます。

血液検査や尿検査も項目によってはその日で結果が出ますので

診断をつけ、その方と治療方針を相談することができます。

 

 

ある日、撮影したばかりの胸部レントゲン写真を前に

いつものように説明を始めました。

 

 

「胸部レントゲン写真は、ちょうどヒトとヒトが向き合うように写ります。

ですから、左側に右肩、右側に左肩があるのです。

それから…。」

 

 

ひとつずつレントゲン写真のイロハから、説明するようにしています。

 

そうしているのは、説明しながら再度細かく確認できるというのがあります。

大事な検査ですから、見落としがあってはいけません。

「この丸く見えるもの、何ですか?」

ご自分のレントゲン写真に関心を持ってもらって

質問してもらえると、なお助かります。

 

 

けれども、今回は少々違っていました。

 

いつもの説明が、すーっと理解してもらえている手ごたえがあったのです。

 

 

説明が終わった後に、やはり気になったのでお聞きしました。

「失礼ですが、お仕事は何をされていた方ですか?」

 

 

やはり、医療従事者の方でした。

それも、私などペーペーの、大先輩の医療従事者です。

重鎮といっても良い方でした。

 

 

「うわあ。お恥ずかしい。釈迦に説法でしたね!言ってくださったらよかったのに!」

 

その方は、優しく微笑み、静かに

「いや。よくわかりましたよ。こうやって説明すると患者さんも安心するし喜ぶでしょう。」

 

 

参りました。

どれだけ赤面したことでしょう。

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