台風接近

 

今度の週末に東京出張を控えていましたが、今日で早々にキャンセルしました。

(台風なので航空券の料金はそのまま戻ってきます。ホテルも今日のうちならキャンセル料がかかりません。)

台風のために出張を断念するのは、今回で今年2回めになります。本島直撃は免れている印象はありますが、意外に影響が大きいものです。

行けるかも知れないけれど、月曜日に帰ってこれないかも知れない。

前回はそうでしたが、今回は土曜日の透析ができずに日曜日にシフトするかも知れないという理由です。

やはり、大きな台風です。暴風域の円が大きいです。

土曜日の朝に近づくようですが、本島→奄美諸島の島々をなぞるように北上していくようです。

ちょうど曲がり始めるところに本島があるので、暴風域にとどまる時間が長くなるかも知れません。

要注意です。早めの台風対策をしていきましょう。

 

台風24号(チャーミー)の接近

 

この週末には台風24号(チャーミー)が本島にかなり接近してくる見込みが濃厚になってきました。

気象衛星の画像を見ても不気味なほど台風の目がくっきりとして大きく、その勢力を誇示しているかのようです。

 

 

ところが、この台風はなかなか進路が読みづらいです。

つい最近まで、予報ではいつも「ほとんど停滞」の状態でした。

北上するにつれて速度が増してくるようですが、いつ最接近してくるのか、どのコースをとるのか、どうもはっきりしません。

 

気象庁をはじめとして、「Windy」や「ヨーロッパ中期予報センター」、米軍の「JTWC」を並べてみても、どれ一つとして一致しない状況です。

 

微妙なパラメーターの差異がシミュレーションに違いを生じさせているのでしょう。

今回は特に、常に最新の情報をキャッチするように心がけなければなりません。

 

大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

 

中秋の名月

 

昨日は実家に行くと、フチャギが用意されていました。

「あれ?いつだっけ?」

「今日だよ。」

中秋の名月

のはずだったのですが、私が夜空を見上げた時間帯にはあいにくの曇り空で観れませんでした。

「でも、フチャギは嬉しいよね。」

「甘くないよ。」

「甘くないのがいいんだよ。」

フチャギにもバリエーションが増えました。

暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今年はどうなんでしょう?

「この空って台風の影響かなあ」などと考えていました。

 

「笑いのカイブツ」

 

イッキ読みしてしまいました。

 笑いのカイブツ ツチヤタカユキ著

 

「何者か」になる前の途中の人たちは、自分たちが宙ぶらりんであり、まるで足場がない呪いの中で生きているかのようです。

最終的に見事に「何者か」になった人は、当時のことを「あの頃のこと」として回顧することができるのでしょう。

しかし、目指す「何者」ではなかったにしても、当初の夢をあきらめ、違う道(形)で「何者」かになっていく。人は常に何者かになりつつあるものです。

けれども、「何者にもなれなかった」人の中には、呪いの中に過去を温存したまま、現在まで連続して生きていかねばならない人たちもいます。

ツチヤタカユキという人物が、まさにそんな不器用にしか生きられない男性でした。

この本を書いた後に、もしかして自ら命を断ったのではないかと、心配してネットで調べたほどです。

それほど、赤裸々に綴った彼の文章は、遺書のようでもあり、鬼気迫るものがありました。

1988年生まれということですから、まだ30歳なのですね。

人としての経験を積んでもらって、彼が50歳になった時の文章を読んでみたいと思いました。

夢のつづきの彼の「物語」を、ぜひ綴ってほしいです。

 

夕方からのスロージョギング

 

日中はあまりに暑く、これで熱中症にでもなったら患者さんたちに申し訳ないというのもあって、自粛していました。

夕方になって日が落ちる頃に、風も少し出てきて、一瞬ですが小雨もぱらついているようでしたので、その時間になってやっとスロージョギングをはじめました。

「苦しいと思うような走り方はしない。走るのがイヤになるやり方はしない。」というのが鉄則です。

いつもはその時間だと新都心公園の周回コースを選ぶのですが、「ずっと回り続けているのがちょっとツラい」と思ったので、街灯が照らしてくれている道路を選んで、外に出てみました。

同じ気持ちだったのか、それとも習慣的にそのコースを走っているのか、ランナーの姿を多く見かけました。

すれ違ったり、私を追い越していったり。

話はしませんが、なんとなく連帯感があります。不思議な連帯感です。

良い汗をかきました。

 

台風24号(チャーミー)

 

台風24号(チャーミー)が不気味に沖縄本島に近づいてきています。

例によって、来週の週末にかけて接近の予想。近づくにつれて勢力が増してくるようです。

 

 

ヨーロッパ中期予報センターのサイトでは、27日(木)から28日(金)にかけて接近するという予想でした。

当初は沖縄本島直撃のコースを予想していたようですが、ここにきて描くカーブが鈍くなって直撃は避けられそうです。

けれども、まだわかりません。

 

まだまだ台風シーズンの最中なのだと改めて思い知らされた感じもあります。

これからの情報に注意していきたいと思います。

 

体調管理を

 

蒸し暑い日が続きます。

暑さのきつさが、夜との温度差でさらに強く感じます。

今日も9月も下旬を迎えているのに、空には見事な積乱雲が発達していました。

「熱中症だと思う」

そう言って受診してくる人も少なくありません。

 

そうしているうちに、今年秋最初のインフルエンザの患者さんが出ました。

学校の友達がインフルエンザだったということです。

 

体調管理が難しい季節です。

さらに、来週の末には台風が沖縄本島に直撃するという予想も出ています。

 

なんとか健康で過ごせますように。

お互いに声をかけあっていきましょう。

 

 

もう笑うしかない

 

「もう笑うしかない」という状況があります。

無理やりのつくり笑いでも。この状況を笑ってしまって、面白がるふりをしてみようという感じです。

いつものようにスロージョギングをしている途中でした。

5Kmをすぎたあたりです。まさかのスコール。

通り雨だろうと高を括っていたら、いつまでたってもやみません。

引き返すには、ちょっと遠くまで来すぎてしまいました。

しかも、今日に限って周回コースではなくて、道に出てしまっています。

「これはもう笑うしかない!」

雨宿りしている人たちに奇異な目で見られている自覚もありましたが、それをつきぬける見事な「ずぶ濡れ」具合でした。

あんな大雨の中を走るなんて、小学生の頃以来だったかも知れません。

なんだか愉快でした。

 

 

 

「佇むひと」

 

なんだか毒気に当たりたい気分の時。

あるいは、ブラックユーモアをしたり顔でキメてみたり、ニヒリスティックな視点を披露してちょっと高みから眺めてみたい時。

そういう時は「安定(!)」の筒井康隆さんの作品をおすすめします(笑)。

 

 佇むひと リリカル短編集 筒井康隆著

 

「リリカル短編集」と銘打っているだけあって抒情詩的な短編作品が面白い。

作品世界の設定がまず常識からはずれがちです。

語り手の正体が実は人間以外のモノであったとするオチは、筒井ワールドでは普通のこと。

さらりと表現した形容が、道端の小石のようにさりげないのですが、それが事実を物語っていると知った時、真実が浮かび上がってきます。

それがなんとも悪意があったり冷たかったり、面白いのです。

作者が「ほら、ほら(笑)」とほくそ笑んでいるのが目に浮かぶようです。

不思議な世界ですが、饒舌な説明は一切ありません。

登場人物たちが物語を動かしていくうちに、読者はその世界の常識(あるいはルール)を知っていきます。

そして、その世界を知り尽くして住人となった瞬間、短編小説は幕を閉じ、読者はその世界に置き去りにされるのです。

そのリズムは星新一さんのショートショートに似ていますが、性質は全く違います。

読後も不思議な余韻を楽しんでいました。

頭が柔らかいこと

 

頭が柔らかいというのは、どんなことをいうのでしょう。

柔軟なこと(同じことですね(笑))

 

こだわりがないこと。思い込みがないこと。

変えられること。捨てられること。

楽しんでいること。面白がっていること。

窮屈でないこと。型に縛られないこと。

自由であること。

何から?経験や知識、自分が浸ってきた常識から。そして、自分の今までの価値観から。

さらに。外見のイメージとしては、笑っていること。

 

そういう人が、私が思う「頭が柔らかい人」です。

そういう人のそばにいると、気持ちが落ち着きます。