マジシャンにアーサー・ベンジャミンという方がいます。
異色の数学マジックを得意とする方です。彼のマジックは数学とかけて Mathemagic と呼ばれています。
彼は数学に対する愛情を隠そうとしません。みんなが彼のように数学ファンであると思っています(笑)。
そして、フィボナッチ数列のことも!
フィボナッチ数列というのは、具体的には
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, …
で始まる列のことです。
これらの数は、次のように求めます。
1
1
1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8
5+8=13
…
これらのフィボナッチ数は、自然界に多く出現していることで知られています。
例えば、花びらの数、ひまわりやパイナップルのらせんの数など。
興味深いですよね?
さらに面白いのは、フィボナッチ数列の隣りあった数の比をとると
1/1
2/1
3/2
5/3
8/5
…
だんだんと黄金比に近づいていくのです。
黄金比と言うのは、人々が美しいと思う長方形の比。
有名なのが、ピラミッドの三角形の高さと底辺の半分の長さの比
また、パルテノン神殿の縦、横の比などがありますね。
実際に彼の話は、数学ファンにはたまらないと思います。
久しぶりにワクワクしながら聞いていました。
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