在宅血液透析講演会のお知らせ

 

医師×患者×看護師 在宅血液透析について熱く語る!

今週末の日曜日、11月23日のお昼1時30分から沖縄県立博物館・美術館の講座室にて「在宅血液透析講演会」を開催します。

 

3人の講師をお招きして、それぞれの立場での講演をお願いしています。

医師の立場からは、在宅血液透析のみならずオーバーナイト透析、隔日透析など患者の自立をキーワードに「良い透析」の提供を実践していらっしゃる医療法人坂井瑠実クリニックの坂井瑠実先生。

坂井先生には、個人的にも開業前から大変お世話になり続けている先生です。

講演のテーマは「誰でもできる在宅血液透析」

 

患者の立場からは、2008年から在宅血液透析を実際に行っている古薗勉さん。

テーマは「透析歴27年、在宅血液透析でエネルギッシュに東奔西走中」

古薗さんの講演は以前に拝聴したことがあるのですが、みんなが元気になるお話です。

 

看護師の立場からは、訪問看護師として在宅血液透析を支援している永間路子さん。

講演テーマは「在宅透析と訪問看護」~多職種連携で安心、安全、安定した透析ライフを~

在宅血液透析に関して、素晴らしい取り組みをしていらっしゃいます。

 

どの講師からも素晴らしいお話が聴けると思いますので、みなさん是非ご参加ください。

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長時間透析研究会に参加してきました

 

 

今回の会場は北海道で、沖縄からは遠いということもあって実は参加を躊躇したのですが、やはり行って良かったと思いました。

以前からこの研究会では刺激を受けることが多く、触発されてきました。

私がこの研究会に参加するようになったのは第6回からだったと記憶しています。

当時、県立病院に勤務しながら「適切な透析」とはどんな透析かと悩んでいた時期でもあり、長時間透析を実践していらっしゃる先生方への憧れに背中を押されての参加でした。

 

「とにかく実践。」

実践してみなければ分からないもうひとつの透析医療の世界がそこにあると思います。

先輩たちが情熱をもって推し進めていく理由を知るには、理屈も大切かも知れませんが経験してみることです。

 

「長時間の透析」というと、それだけ束縛される時間が長くなるのは事実ですね。

けれども、長時間の透析をすることで、透析以外の時間、その人自身が「透析患者であること」を忘れてしまうほど元気になる。

自分だけでなく、周りの人たちが「顔色が良くなった」と言ってくれる。「私、透析患者なんですけど」と改めて言わなければそれさえも忘れられている。

それまでは体がだるく、「透析患者だから」と自制し、いつの間にか意欲にも制限をかけてしまっていた。

長時間透析は、全てとは言わないまでも、それを解決する糸口を与えてくれます。

 

今回は、長時間透析研究会を立ち上げてくださった4人の先生方のひとり、千葉 栄市先生を偲ぶセッションも設けられていました。

そのセッションの中で、立ち上げの当時、周りに諸手をあげて歓迎されたものではなかったのだということ、

良いと思って実践しても、信念をもって続けていかなければ、周りは認めてくれないのだということをどなたかの先生がおっしゃっていました。

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今月、23日にはその4人の先生の中のひとり、坂井瑠実先生が来沖されて在宅血液透析の講演をしていただく予定があります。

沖縄で透析を受けている方々、その家族の方々、そして透析従事者みんなに聞いていただきたい講演です。

 

 

 

「十悪道」

 

仏教の教えでは、身・口・意で行う次の十の行為を罪・悪業だということです。

 

身体の行為は次の3つ

・殺生(殺す)

・盗む(偸盗)

・邪な行為をする(邪淫)

 

言葉の行為は次の4つ

・妄語(嘘を言う)

・両舌(噂を言う)

・綺語(無駄話を言う)

・麁悪語(悪口を言う)

 

頭や心だけで作る次の3つ

・瞋恚(心で勝手に妄想する怒り)

・貪欲(心で勝手に妄想する欲)

・邪見

 

面白いと思ったのは、逆の「十善道」は、この「十悪道」をしないようにと気をつけて生活するだけで「十善道」を行っていることになるのだということです。

よっぽど悪い行為の位置づけなんですね。

でも、確かに普通に生きていれば「言葉の行為」の2つ、噂を言う、無駄話を言う、ぐらいはいつもやっていることかも知れません。

 

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便利になった!iPad

 

前にポイントをためて、iPad mini を入手した話をしました。

出張の時など、今まで重いノートパソコンをえっちらこっちらショルダーバックに担いで移動していたのが、嘘のように快適になりました。

ところが、今一つ「手放せない」までに活用しきれていなかったのは、個人的にはソフトの問題があったのです。

iPad には Pages というワープロソフトがあるものの、仕事で使っているのが Microsoft Office の Word です。

互換性はあるものの、感覚的に「そのまま使っていない」ので、いつの間にか閲覧は iPad で、だけど文章書きはパソコンで、という使い分けになってしまっていました。

先日、娘から「お父さん、iPad で Word が使えるってよ。PowerPoint も Excel も。」ということを教えてもらった時も半信半疑でした。

「年間いくらとか課金されるんじゃないの?」

ところが、Microsoft はほとんどの機能を無償で提供しているようです。

早速、ダウンロードして使ってみました。

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これがなかなか良さそうなのです。

ファイル管理は、OneDrive と Dropbox と連携していて Microsoft アカウントを持っていればスムーズに行うことができます。

(ただし、サインインの煩わしさはあります。)

 

加工して使う必要がなくなったので、同じファイルをそのまま修正することができます。

無償版はいくつか機能に制限があるようですが、今のところあまり気になりません。

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最近よく耳にする曲

 

フィギュアスケートの話題の前から、私の周りではなぜか「オペラ座の怪人」がプチ・ブームでした。

聞くところによると、オペラ座の怪人は何年か前に初演から25周年ということで記念公演がされていたんですね。

タイトル曲は耳に残りますし、一度聞くと頭の中でぐるぐるとリフレインします。

 

長く愛される作品って、やはり風格が違いますね。

 

 

 

モジホコリの魅力

 

粘菌のモジホコリについては以前にお話しました。こちら → モジホコリ

最近、TEDの中でモジホコリの魅力について熱く語ってくれる方を見つけてしまいました。

アーティスト、ヘザー・バーネットさんです。

準知的生命体であるモジホコリは、人間が何年もかけて行ってきたことを「すでにそこにあったもの」のように再現してくれます。

 

話を聞いているうちに、私も触発されて時間ができたらまたモジホコリを飼いたくなりました。

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第10回長時間透析研究会

 

今度の日曜日、11月16日には北海道で「第10回長時間透析研究会」が開催されます。

もちろん長時間透析だけが「良い透析」「愁訴のない透析」の全てではありませんが、私たちクリニックの目指す方向性として大切な研究会です。

今回はクリニックからもスタッフが発表演題を出させてもらう予定です。

 

北海道は遠いのですが、沖縄から馳せ参じるという意気込みを見せたいと思いました。

あまり「ワンガ、ワンガ」(俺が、俺が)と前に出るタイプではないのですが、この研究会だけは思い入れがあります。

しっかり勉強させていただきたいと思います。

第10回長時間透析研究会ポスター

 

 

透析室ベッドサイドでエコー検査

 

ちょっと前から透析室に超音波検査(エコー)機器を置いています。

以前から検査室には少々立派なエコー機器があるのですが、ベッドサイドでフットワーク軽く検査したい場面が続いたため置くことにしました。

小さいですが優れものです。

主にシャント、血管の形態、血流量などを観察しています。

透析については、シャント管理の重要性は言わずもがなですね。

 

スタッフみんなが気軽に使ってくれたらいいなと考えています。

非侵襲的ですが、有用な情報が得られるものです。

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中学校の合唱発表会

 

昨日は娘たちが通う中学校の学習・合唱発表会でした。

各学年、各学級ごとの練習の成果を披露してくれました。

特に、変声期も落ち着いてきた3年生の合唱は聞きごたえがありました。

感動して何度も鳥肌を立てながら、子どもたちの成長ぶりを頼もしく思っていました。

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そうそう。教師とPTA、地域の方々の合同アトラクションもありましたよ。

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開院2周年記念うたいみそーちー会

2周年には、やはりクリニックのスタッフに対して「お疲れさま」という気持ちを何らかの形で表したいと思っていました。

院長のわがままで、昨日、みんなの都合も聞かずに勝手にダッチオーヴン料理を振るまわさせてもらう会を催しました。

お疲れさまの気持をこめて、ローストチキンとミネストローネ、あとステーキ肉の網焼きなど。

 

と言っても、佐久田がダッチオーヴンを扱いたいだけなのだということは皆に見抜かれていましたが…(笑)

「先生は職業間違えている気がする。今の方がイキイキしている。」

何人かのスタッフに言われてもニコニコしていました。

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雨男のテンションがあがったせいか、途中で雨が降るというオマケまでついたのは余計でしたが、楽しかったです。

 

私がおもてなしするつもりが、スタッフからサプライズで2周年のケーキまでいただきました。

クリニックのロゴマークまでついている素敵なケーキです。

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うれしかったなあ。

私にとって自慢のスタッフです。

「未熟者の院長だけれど、いつも支えてくれてありがとう。

お疲れさま。これからもよろしくお願いします。」