大型連休中の診療体制について

 

早い方々は今日から10連休になりましたね。

 

沖縄県保健医療部のサイトでは「10連休中における沖縄県内の医療提供体制について」を公表しています。

 

以下、サイトからの抜粋です。

 

「今年の4月27日から5月6日は、天皇陛下の御即位の日が休日となることに伴って、連続した10日間の長期連休となります。連休中の万が一の事故や急病等の際の医療機関の検索の参考となるよう、10連休における県内医療施設の診療体制について以下のとおり情報提供いたします。」

 

詳細はこちら → 10連休中における沖縄県内の医療提供体制について

 

さくだ内科クリニックの連休中の診療体制は以下のようになっていますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

4月30日(火)は通常通りの、午前、午後の1日診療。

 

 

 

5月2日(木)も通常通りですが、木曜日は午前のみの半日診療になっておりますので、ご注意ください。

 

 

 

他の祝日、祝日扱いの日は、休診となります。

 

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

ピタンガ

 

実家の庭で、花の写真を撮ろうとスマホを構えながら歩いていると、両親が

「それ、誰か食べる人いない?」

と訊いてきました。

指差す方を向くと、なんとも美味しそうな赤い実がなっています。

 

アセロラのようでもありますが、レンブを小さくしたような印象でもあります。

「美味しいって言う人もいるけど、ちょっと私には匂いが合わないんだよね~」と母。

「好きっていう人は、買ってでも食べるって言うんだけどね」と父。

「食べてごらん」と促されて、そのまま口に放り込んで食べてみました。

匂いが合わないという母の言っている意味がわかったような気がしました。ちょっと水っぽく鼻に残る感じがあります。

「うん、でも美味しい」

鮮やかな赤い色が、いい感じで映えていました。

「これ、何ていう名前?」と訊くと「ピタンガ」という答えが返ってきました。

思いがけない単語が聞こえてきたので、3度ほど聞き直しました。

 

ピタンガというのはポルトガル語。フトモモ科の植物で、南米が原産地らしいです。

ウイキペディアでは、繁殖力があって増えやすい、というような書き方をされていました。

注意していなかっただけで、もしかしたら、沖縄でもあちこちで目にすることができる植物なのかも知れませんね。

 

 

マラソンの話題

 

昨日は、SNSがNAHAマラソンの話題で賑わっていました。

主に新聞記事を受けてのものでしたが、私は新聞よりもSNSからの発信で知りました。

「次回の大会は抽選方式をやめて、エントリー順にして定員に達したら締め切る」

「7月1日からエントリーを開始する」

「より安全な大会にするために、参加費を8000円に引き上げる」

主にこの3つがポイントでしたね。

前から参加費はあがるだろうと言われていましたから、「やっぱり」というのが正直な気持ちでしたが、具体的に「8000円」という金額をみると、やはり少しうろたえてしまいました。

前回も決して安い参加費ではなかったのですが、それでもある程度は気軽に「一緒に参加しよう!」とお誘いもできたのですが、今回はちょっと二の足を踏んでしまいます。

参加費といい、エントリー順といい、モチベーションをあげてヤル気のあるランナーにしあがる必要がある、ということでしょうか。

お節介と言われようとも、周囲の人たちに、やっぱり「一緒に参加しよう!」とお誘いしてしまうんですよね(笑)

せっかくの地元で、あんなに楽しくて素晴らしいマラソン大会があるのですから。

 

 

 

花言葉は「とっておき」

 

実家の庭に黄色い綺麗な花が咲いていました。

「お、これは良い感じの花ですね~」とスマホのレンズを向けると、それを見た母が「ん?この花、知らない?」と笑いました。

いや知らない、何ていう花?と訊き返すと、「今年の冬はあまり寒くなくて、鍋をするタイミングが合わなかったからね。だから残っているんだよ」と言っています。

「葉っぱを見てごらん。」と促されて、観察してみると、色は薄いもののどこか見覚えがあります。

「シュンギクさあ。シュンギクの花、見たことない?」

母はじれったさそうに正解を明かしてしまいました。

これは観賞用としても、立派に通用するレベルの花だと思いました。

 

シュンギクの花言葉は「私を信じて下さい」「とっておき」らしいです。

「とっておき」なんて、また意味深な花言葉ですね(笑)。

 

 

 

 

目標と計画

 

スポーツでも音楽でも、自分の体をつかってそれを初めてしようとした時、必ず壁にぶち当たります。

ビギナーズラックはあるかも知れませんが、だいたいは最初の方だけです。

つまりは、できないことの連続です。

そんな時、心の底からそれをしたいと思ったら、目標を立てることになります。

できるだけはっきりとした目標です。

スポーツや音楽が良いのは、達成したい具体的な目標が立てやすいことにありますね。

あなたにはコーチがいるかも知れませんし、教えてくれる先生がいるかも知れません。

彼らは長期的な旅先案内人の役割を担ってくれます。

長期的な目標を達成するために、少しずつ段階を分けた短期的な目標が大切になってきます。

今、何ができるか。1日、1週間、1ヶ月の単位で計画を立てていきます。

積み重ねていく時間が、自分の人生をつくりあげていくようなものです。

そのような時間を積極的に過ごす時、「いまここ」を感じながら生きています。

自分が価値があると信じて目標に向かって進む時、目標を達成できるかどうかは、実は重要な問題ではなくなってきます。

熱中して活動している瞬間、すでに十分に人生を楽しんでいるはずですから。

 

 

「ゼンタングル」

 

単純な線や面を、完成形も考えずに近視眼的に描く時、私たちは無心の境地で作業を続けてしまいます。

禅や瞑想に近い効果もあるそうですね。

単純なパターンを描き続けることが、時間を忘れ、我を忘れてしまう。つまり、無我の境地に近いものを得るというのです。

 

私も、その意見に賛成です。

プラユキ・ナラテボー師の「手動瞑想」に近いのかなとも思います。

 

そういった代表的なアートを「ゼンタングル」と言います。

 

キレイに描こうとするのではなく、ペン先の狭い範囲に線や面を描きこんでみる。

全体を考えない。青写真を持たないということでもあります。

描いていくに従って、画面が大きく広がっていきますから、その時に初めて図全体を眺めるぐらいがいいですね。

 

出来上がったものは、見事な「アート」です。

 

 

下の図は、娘が描いた、まだ途中の「ゼンタングル」。

画用紙全体に広がっていくと、ひとつの完成した世界ができあがっていきます。

 

 

 

「ヤンバルオオゴミウオ」

 

この週末には、「島ぜんぶでお~きな祭」というイベントがあったのですね。

パブリックアート展「NAHA530ART」(ナハゴミゼロアート)の開催も、4月18日から5月19日の日程であるようです。

今朝、たまたまランニングで訪れた新都心公園で、大きなオブジェを発見しました。

 

その作品は「やんばるアートフェスティバル2018-2019」で製作された「ヤンバルオオゴミウオ」(淀川テクニック作)。

説明には、その土地で拾い集めたゴミを使って作品を作るのだということ。

一見、色彩も鮮やかな熱帯魚のオブジェなのかなと思ったのですが、近くでよく見てみると、たくさんのプラスチックのゴミで作られていました。

視覚的に強く訴えると同時に、深く考えさせられる作品だと思います。

 

 

「イラワジさん」

 

イライラするとかワジワジ~するとかの、いわゆる「陰性感情」は、自分の内側で起こっていることですが、外にひっぱり出してさらしてしまうと良いとされています。

問題の感情を外在化するには、それに名前をつけてみると良いでしょう。

「ワジじいさん」とか、「イラワジさん」とか。

自分と「問題そのもの」を切り離すことが、第一歩になるわけです。

そうすると、客観的に自分をみることもできます。

よく言われているのが、「内在化は自己否定につながり、外在化は自己肯定を生む」ということです。

イライラしてしまう自分に対して自己嫌悪で沈むより、「今日はイラワジさんが来てうまくいかずに困った。なんで来てしまったんだろう」とした方が、よっぽど生きやすいと思います。

「陰性感情に名前をつける」

試してみてはいかがですか?

 

 

 

平成最後の…

 

今日は、4月19日。4月もあと11日を残すのみとなってしまいました。

そして、「平成最後の…」というセリフがいよいよあちこちで聞こえるようになってきています。

今日は「平成最後の満月」なんだそうです。

さっきから空を見上げてみるのですが、時間が早すぎたのか、あるいは雲が覆っていて月の姿を隠しているのか、確認できませんでした。

見えなくても「平成最後の満月」というのには違いありませんから、そういうイベント好きの性格の人間としては、確認できたというだけでわりと満足です。

この状況は何かに似ているなあと思ったら、「今年最後の…」で盛り上がる年末の雰囲気によく似ていますね。

そう言えば、今年はお正月が2回くるようなものかも知れません。

そういう意図もあってか、近くの映画館では福袋の商品がしっかりと用意されていました。

昭和から平成に変わる時は、国全体が喪に服していましたから、今回のような雰囲気は歴史的にもかなり珍しいことなのでしょう。

月が変わったら、今度はあらゆるものが「令和」初の出来事になります。

明るい話題で溢れるといいですね。

 

 

 

好奇心

 

生まれつき好奇心の強い方はいますが、なんでも好奇心というのは訓練して身につけた方が良いものなんだそうです。

好奇心というのは「◯◯心」という「心」ですから、心の筋力を鍛えるようにです。

生活習慣病や糖尿病などを診療する外来でも、好奇心があるのとないのとでは大きく違ってきます。

例えば、「この1ヶ月どんな生活を送ったのか」ということを患者さんと振り返ってみることとします。

多くはその人自身も意識していなくて、意外とわからないものです。

それは正しい答えなどあるはずがありません。けれども、医者が「どんな生活を送っていたのか」という問いを発すると、患者さんは途端に緊張してしまいます。

「まずいことをしていたかしら?」

そういう不安が、医者と患者さんとの間に壁をつくってしまいます。

けれども、医者が「好奇心で訊いてみたいのですが…」という前置きをするだけで、その場の雰囲気がガラッと変わってきます。

患者さんが、まず気楽になります。自分なりの答えを探そうとして、多くの仮説を並べてくれます。

実は、その仮説のひとつひとつが全て正しいのです。

そこから、新しいアプローチが生まれてきます。

 

「私は好奇心いっぱいです」と宣言してみてはいかがでしょう。

毎日が少し違ったものになるかも知れません。