娘が「悲しくてやりきれない」をずっと口ずさんでいました。
この歌は、アニメ映画「世界の片隅に」の挿入歌で、コトリンゴさんが歌っていた曲です。
独特のウィスパーボイスが印象的な、映画の色彩にとてもマッチしていた歌でした。
「この歌って、コトリンゴさんのオリジナルじゃないんだね。」と娘。
「え?そうなの?すごくマッチしていたから、映画のために作った歌だと思っていた。」と私。
「それが違うみたいよ。多部未華子さんも別の映画で歌っていたりする。」
「へえ。で、誰の曲なの?」
「…ザ・フォーク・クルセダーズ…って知ってる?」
「ん?なに?」
ザ・フォーク・クルセダーズなら知っているはずです。
「オリジナルの歌、あるよ。聞いてみる?」
「ああ、お願い。」
数秒聞いてみて、「ああ、この曲なら知ってる!」と大声を出してしまいました。
スローにして曲調を変えて、女性のボーカルという違いはありますが、それにしても、こんなに印象が変わるものなのですね。
しかし、さすが加藤和彦さんです。つくづく名曲だと、改めて再認識しました。