インフルエンザが「流行の兆し」となっています。
定点あたりの報告件数が「1.0人以上」なら、「流行の兆し」と定義されています。
また、報告件数が「10人以上」ならば注意報。「30人以上」ならば警報が発令されます。
下は、那覇市感染症週報第38週からの引用ですが、那覇市内のインフルエンザ報告数は9.17人/定点で、急激に増加しています。
もうすぐ注意報レベルの「10人」を超える勢いです。
沖縄県全体でも39週の報告件数は、309件(定点あたり5.33人)。A型の検出は約83%でした。
ラジオなどで、インフルエンザが流行し、すでに学級閉鎖の学校もあるという情報が流れていました。
「学校欠席者情報システム」というサイトがあります。
各学校の入力に基づき提供されている貴重な情報ですが、この図では出席停止の人数を示しています。
那覇から中部にかけて、インフルエンザが流行してきているのがわかります。
今後、大きな流行に発展する可能性があります。
マスク(咳エチケット)・手洗いなど感染の予防につとめるようにしましょう。
インフルエンザワクチンも早めに接種した方がよさそうです。