大学時代に初めてこの曲を聴いて以来、ずっと今でも聴き続けています。
EnyaのOrinoco Flowです。
次から次へと織り成す波々。その海を帆船が渡っていく…。勇壮な航海をイメージさせる曲の流れが、私の心のどこかにハマってしまったのでしょう。
この曲をエンドレスに流しながら、「英祖王」の少年時代の小説を書いたことがありました。
沖縄で生まれ育った私は、心の奥に大航海時代の憧れを持っているようです。
今でも、心が沈んだときにはこの曲を聴きながら、心を奮い立たせています。
人生って荒れた海に帆船で挑む航海と同じようなものですね。
みんな自信がないところで、なんとか生きています。
真面目な人、優しい人ほど、自分を責める傾向にあります。
傷つきやすく、いつもなら気にならないことも気になり、夜も眠れなくなることがあります。
ポジティブになれないのは、仕方がありません。不安の目をつみとって生きていくのが私たちの本性だからです。
けれども、周りの誰かが「この人に良いことが起こりますように」「悩みや悲しみがなくなりますように」と願ってくれています。
「仲間が受け入れ、信頼されている」
それが気づけたら、どんなにお互いが幸せでしょう。