NAHAマラソンまであと3週間を切ってしまった…というのは別にして、今回の在宅血液透析研究会参加で楽しみにしていたのが出張時の「早朝ラン」でした。
特に琵琶湖は、沖縄に住む者にとって今回のようにイベントがない限り、あまり馴染みのない土地です。
「いつ以来なんだろう」と思い返そうとしたら、大学時代にまで遡ってしまいました。
あの時、ボート部で遠征に来たのが最後かも知れません。
いつもは朝5時台に起きて早朝ランなどできないとボヤくぐらいなのに、出張の時は早起きができるから不思議です。
もしかしたら、ベッドや枕が違って熟睡していないのかと自分で自分を勘繰ってしまうぐらいです。
大津駅のすぐそばのホテルに宿をとっていましたので、そこから坂を下るようにして湖の方へと向かいました。
日の出時刻前でしたが、太陽の気配を感じるほどに空はすでに明るくなっていました。
琵琶湖が、想像以上に「海」です。
研究会の会場となった地名が、淡水の海と書いて「淡海」としているのがよくわかります。
琵琶湖のほとりのほぼ平坦な道を、気持ちよくランニングしました。
山のへりから朝陽が射す空のグラデーションを遠目に見ながら、贅沢な時間を過ごしていることに感謝していました。
近江大橋を渡り、往復する形でUターンのコースをとりました。
さっそく「琵琶湖を走った」と走ろう会のグループLINEに報告したのですが、琵琶湖のどのあたりを走ったのかを知らせるために全体図を広げてみて自分で笑ってしまいました。
これでは「琵琶湖を走った」なんて小さすぎて言えないですね(笑)。
でも、私にはもったいなさすぎるほどの時間でした。