やはり、ユーモアがある人は素晴らしいです。
笑えて、楽しくなって、愉快になります。
しかも、したたかさと爽やかさも感じます。
マジシャンのナポレオンズのパルト小石さんのエッセイを読んで、ひと通り笑ったあと、改めて「ユーモアっていいなあ」って得した気分になりました。
パルト小石さんのエッセイはこちらで読めます。 → 「単純だけど複雑なんです」
特に下の文章なんか秀逸です。
「しかし、子供たちよ、よく聞きなさいよ。
おじさんは背は低いが血圧は高いのだよ。
もうひとつ、望みは低いがプライドは高いんだよ。」
おじさんのあるあるネタですが、自分と重なってしまって、笑えます。
自分と重なるとき、それがブラック・ユーモアなら、おかしさはさらに倍増する気がします。
綾小路きみまろさんの毒舌漫談に通ずるものがありますね。
「毎日お陰様で超多忙です。
明日も朝9時から撮影が入っております。
…レントゲンの。」
「ユーモアとは、にもかかわらず笑うこと。」とはよく言ったものですね。
そういうユーモアを常に持ちたいです。