「運命の風」

 

アメリカの女流作家で詩人のエラ・ウィーラー・ウィルコックス(1850 - 1919)は「泣くときは一人だが、笑えば世界も一緒に笑う」という有名な一節を残した方です。

そして、何と言っても次の詩は、あらゆるところで引用されていますから、どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

   The Winds of Fate

 

One ship drives east and another drives west

 With the selfsame winds that blow.

    ‘Tis the set of the sails,

     And Not the gales,

   That tell us the way to go.

Like the winds of the sea are the ways of fate;

 As we voyage along through life,

    ‘Tis the set of a soul

     That decides its goal,

   And not the calm or the strife.

 

(訳)

   運命の風

 

同じ風を受けていながらある船は東に進み、またほかの船は西に進む。

行くべき道を決めるのは疾風(はやて)ではなく帆のかけ方なのだ。

海の風は運命の風のよう。

生涯という海路を辿るとき、ゴールを決めるのは凪か嵐ではなくそれは魂の構えだ。

 

 

「行き先を決めるのは風ではなく、帆の向き、張り方なのだ」とする言葉に、はっとした方も多いかと思います。

私もそのうちのひとりでした。

 

 

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