実家に顔を出した時に、母が「いいものを見せようか」と家の裏に案内してくれました。
辺り一面にとても強い香りがしていたので、「いい香りだね。何かの花?」と問うと、「そう。これ。ナゴランだよ。」と教えてくれました。
ナゴランは沖縄自生の蘭で、愛好家も多いと聞きます。
花が咲くのが5月から6月ということですから、まさしくこの時期なのでしょう。
芳香剤をまき散らしたような、素敵な香りがしていました。
蘭を育てたことがないので、実は通じていないのかも知れませんが、母の嬉しそうでちょっと自慢気な表情で何となくその価値を推し量ることができました。