昨日、熱中症で救急搬送された方の人数が多く、注意を呼びかけるニュースを聞きました。
総務省消防庁の発表した緊急搬送人員数が以下の通りです。(消防庁 熱中症情報サイトより)
暑熱環境に慣れていない今の時期、実は熱中症の発生しやすい季節とも言えます。
熱中症予防には環境省が熱中症予防サイトで暑さ指数(WBGT)を発表しています。
例えば、明日12日の沖縄県の暑さ指数では各地域で警戒から厳重警戒、大東島では危険のレベルが予想されています。
熱中症には以下の3つの要因がからんでくると言われています。
環境
からだ
行動
「環境」は
気温が高い
日差しが強い
湿度が高い
風が弱い
急に熱くなった
閉め切った部屋の中
「からだ」は
下痢や風邪などで脱水状態になっている
二日酔いや寝不足
疲れがとれていなくて無理をしている
「行動」は
長時間の屋外作業
激しい筋肉運動や長時間の慣れない運動
水分補給できない状況
そういう状況の中では、汗や皮膚温度で体温調整ができずに体温がどんどん上昇していき熱中症を引き起こしてしまいます。
予防策としては
決して無理をしないこと
室内でも油断しないこと
涼しい服装を心がけること
日傘や帽子を着用すること
日陰を利用すること
そして、水分と塩分を補給すること
睡眠をよくとって体調を良くすること
お互いに声をかけあって、熱中症の予防に心がけたいものです。
特に咽喉が渇いてから水分を補給するのでは遅いです。
咽喉が渇かないように水分を補給するのが、正しい補給の仕方です。