ラジオドラマ「グリーン・レクイエム」

以前から、私はラジオドラマが大好きです。

大学時代にNHK FMラジオで聞いた「ふたりの部屋」という番組が、新井素子さんの「グリーン・レクイエム」を取り上げていたのが今でも強烈な印象として残っています。

1985年のことでした。

 

普段はそんなことをしないのですが、たまたま1話から5話までをカセットテープに録音していて、それを1本のテープに編集して車の中で何度も聞いていました。

 

脚色は加藤直さん。SFミステリーのストーリーを、オリジナルの雰囲気を損なうことなく、見事に脚色しています。

荻野目慶子さんが主役の三沢明日香の役を演じていました。

相手役の嶋田信彦を榎本孝明さんです。

ほかの俳優さんたちの声も素晴らしかったのですが、特にこの2人の存在がドラマを魅力的なものにしていました。

 

当時、私はこのラジオドラマを聞いて、原作の方を読みました。

原作を知ると、このラジオドラマがどれだけ素晴らしいかを再認識することになりました。

 

実は、荻野目慶子さんという女優さんに関しても、失礼ながら当時、南極物語や糸井重里さんが司会のNHK教育の若者向けの番組、「YOU」の女性司会者ということしか知らず、このラジオドラマを聞いて好きになったのを覚えています。

 

そういうことも、もう31年前の話になるのですね。

私の持っている音源はカセットテープごとどこにいったかわからなくなっていましたし、またあったとしてもテープの保存状態が最悪だったでしょう。

 

なんとなはしにYouTubeで検索したら、なんとこのラジオドラマを私と同じように5話分を1本に編集して持っていた方がいらっしゃいました。

大感激して、聞いてみました。各場面の細かいセリフもよく覚えていて、懐かしく嬉しかったです。

 

1時間あまりの長いドラマですので、(好きな方にはたまらないのですが)時間がある時にでも聞いてみてください。

 

https://youtu.be/GCID0Hb_fyI

 

 

1件のコメント

  1. 懐かしい「グリーンレクイエム」。
    私がこのラジオドラマを聴いたのは、高校三年生のころ。
    あれで、原作の新井素子さんのファンになると同時に、小説の中の女性に恋をしました。
    寝付けない夜に、ふと、検索しこの朗読が聴けることに、本当に感謝しました。
    ありがとうございます。
    ご縁なのか、私の郷里は沖縄近くの奄美群島。
    そして、名前は「さくた」と申します。
    介護を生業としている、今は、東京人ですね。
    ご縁に感謝です。

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