ハウツー本に近いような自己啓発書はあまり読まない方なのですが、実践することを第一義にしている姿勢が好感が持てたので、ふと立ち読みしたついでに購入してしまいました。
この本には呼吸法や瞑想、意識的な3秒など、面白いアイディアが並んでいます。
「修練のない人生など、存在しない」という著者が、実際に自分で実践してきたことだけを述べているということがよくわかります。
筆者から、こんな提案がありました。
限られた時間をどう生きるべきか。有限な人生を有効に使うためには、どうすればよいのか。
それは「死」から逆算し、人生を見直すことが効果的なのだということ。
そのために、著者のおすすめは「遺書を書くこと」でした。
あくまでも「自分の限界を打破するため」ですから、遺書作成のルールにのっとって書いていきます。
ルールとは以下の4つです。
ルール1:「あなたの人生があと3か月しかない」ということを前提にする
ルール2:自分は自分の人生で、何を今までに残すことができたか
ルール3:もう少し生きられるのなら、何をこの世に残していきたいか
ルール4:死んだとき何を一番後悔するか
そして、一年に一度は定期的に遺書を書いてみる方が良いとしていました。
あえて「死」を意識し、自分の人生そのものの在り方を整理していくわけです。
確かに、良いチャレンジかも知れません。
私も、時期をみてやってみたいと思いました。