変身ポーズの思い出

今日はヒーローもののお話。変身ポーズ編です。

 

ヒーローものは前作のパターンを打ち破る宿命を背負っていると言えます。

姿かたちは「ニセモノ」と揶揄されようとも、敵キャラの設定、キャスティングやストーリー展開など、オリジナリティを出すために感動するほどの努力がはらわれます。

 

「アイアンキング」は、私が小学校低学年の時に放映していたヒーローでした。

ウルトラマンに似ていますが、私はどちらかというと頭部が西洋の甲冑様で「シルバー仮面」に似ているのだと思っていました。

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「アイアンキング」が斬新だったのは、主人公が生身の人間であったことです。(手のひらに乗っかっているのが主人公です。)

変身するのは主人公の相棒。あくまでも、主人公が危機的な状況に陥った時にサポートするという役割です。

しかも、主人公は相棒がアイアンキングであることを知りません。人間である時の相棒はドジで間抜けでというキャラ設定だったのです。

ですから、番組の当初は怪獣のトドメも人間である主人公がやっていました。

 

キャスティングも「アイアンキング」はすごく贅沢なものでした。主人公の静弦太郎役に石橋正次さん。

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サイボーグである霧島五郎役は、なんと浜田光夫さんでした。

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このサイボーグ、水をエネルギー源としているために、しょっちゅう「水!水!」とガブ飲みしていたのが印象的でした。

子どもながらに「水は大切だ…」と潜在意識に刷り込まれた感じです(笑)。

 

霧島五郎がかぶっているハットが変身アイテムです。「アイアンショック!」という掛け声とともに変身ポーズをとります。

まず両手を広げて…

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体の前で両こぶしを重ね合わせます。

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さらに前に交差させながら突き出します。

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そのままハットのヘリに指をもっていくと、ハットの中央が発光します。

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何色かの光が出た後に…

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霧が出てきて、それに体全体が包まれた後にアイアンキングの変身が完了するのでした。

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実は、この変身ポーズ、小学生の時に体育帽でやってた思い出があります。

こういう儀式っぽい変身ポーズって、いつの時代でも子どもの心をとらえるものですね。

 

 

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