日曜日には久しぶりに映画館に行ってきました。お相手をしてくれたのは、インフルエンザの学校閉鎖が解けたばかりの末の娘。
娘の意向もあって、『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』を観てきました。
(『シンデレラ』は友達と観に行くので、とっておくのだそうです。)
いわゆる「アートミステリー」と言われるジャンルのストーリーで、面白かったです。
第二次世界大戦時に日本で焼失されたとされるゴッホが2番目に描いた「ひまわり」が、実は現存していたとする話です。
その通称「芦屋のひまわり」を命をかけて遺した男性に思いを寄せる女性、彼女を慕う書生など、時代の悲劇を背景にしています。
https://youtu.be/6GPBOgg2uHM
ただ困ったことには、ゴッホの「ひまわり」に関する知識がほとんどない私などが観ると、どこまでが映画のための架空の話で、どこまでが真実なのかがわからないことでした(笑)。
調べてみると、劇中の設定通りにゴッホは花瓶に生けたひまわりの絵を7枚描いたそうです。6枚が現存しており、1枚(5番目)は日本の損害保険ジャパン日本興亜が所有しているそうです。
劇中でその5番目のひまわりが贋作ではないかとされていたのは、現実でもそういうお話があったようですね。ただし、調査の結果は真作だと証明されているようです。
ためしに7枚のひまわりの絵を並べてみましたが、確かに7枚をそろえた美術展があったら、是が非でも行ってみたくなります。
7番目。6番目の絵と同時期に製作。3番目の絵を模写したとされる絵です。