今日は沖縄県人工透析研究会に参加してきました。
大会会長は首里城下町クリニック第一・第二の田名毅先生です。
個人的にも首里高の同期ということもあって、ドクター部門セッションの座長を仰せつかりました。
この研究会は毎年そうなのですが、興味深い発表が多かったように思います。
特に、今回は「運動療法・腎臓リハビリ」と「看護の力」がキーワードとなった研究会でした。
特別講演は東北大学教授の上月正博先生
「腎臓リハビリテーションの実際と効果―運動制限から運動療法へ」
ランチョンセミナーには日本腎不全学会理事長で聖隷横浜病院総看護部長の内田明子先生
「透析患者の療養生活を支える看護の力 ~日々の看護実践から大きな成果を!~」
大変参考になることが多く、すぐにでも日常の診療に生かせるんじゃないかと可能性を感じました。
一般演題でも、運動療法に関して徳山クリニックさんの取り組みが先進的で素晴らしく、実際に成果をデータで示されていました。
良いことは真似したいですね。良ければ見学させていただきたいと思いました。
私たちのクリニックからは看護部門で発表しました。
毎年、沖縄県人工透析研究会が終わると、年度末の行事ということもあって、なんとなく寂しさが漂います。
そして、それが過ぎるといよいよ新年度です。