芸術とアイロニー

 

アイロニーという意味をどう解釈するかで捉え方が変わってくるのだと思います。

単純に「皮肉」とも違う気がします。「あてこすり」とも違いますね。

「表面はこう表現しているんだけれども、本質は違うんだよ。本質に気づいてよ。」というメッセージ性が込められています。

それならば「風刺」?

ぐっと近づいたかも知れませんね。

 

ロシア出身のアーティスト、写真家のユルドゥス・バハショージナのTEDでのお話です。

社会から強制される観念を、彼女は写真という表現で打ち破ろうとしています。

TED01 

闘うには皆ちっぽけで弱っちい存在です。社会と違うということで肩身の狭い思いをしている人たちです。

個性的であることは楽ではありません。社会で安全に過ごすには皆と同じであることをアピールしなくてはなりません。

「社会で認められるために隠しているのです。」

 

アイロニーで勇気を持つ。笑って吹き飛ばす。

プレゼンしている彼女はすごく魅力的でチャーミングな表情をしています。

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